f58c75c1.jpg昨晩、たまたまテレビを見ていたらNHKで若者と中年の人達の討論番組がやっていました。

テレビはあまり見ないので、いつもならスルーしてましたが、なんとなく興味半分見てみました。


何やら最近の若者は草食系で、肉食系のおじさん達から見たら色々心配であるというような話でした。


「なぜ、仕事が終わったらすぐ帰るのか?」
「なぜ、お金や出世への欲が無いのか?」


・・などなど、高度成長期やバブル時代を生きてきたおじさん達には、最近の若者の価値観は理解不能なことが多いようです。

ぼーっと双方の意見を聞いていましたが、まぁ、どっちもどっちかなって感じです。
ただ、自分も気持ち若者世代ということもあってか、若者の主張に共感する面が多かったです。


おじさん達は、若者を心配しているけど、僕から見たらおじさん達は自分達の心配をした方がいいとも思いました。

完全に資本主義の価値観に染まり、ニュースや新聞に洗脳されている様子が見受けられているからです。

早いうちに洗脳解かないと、時代の変化に対応できなくなってしまいます。


若者は、確かに甘い部分も多いかもしれませんが、それぞれが自分の言葉でちゃんと考えて話せていたように思えます。

おじさん達は、あたかも自分の意見や価値観を主張しているようでしたが、結局はカチコチに洗脳された価値観に基づく意見なので、心の声ではなく、頭から出ている声に聞こえました。


日本の若者には未来を期待できると思いました。
みんなピュアだし、形は違えど、昔の人以上に人との繋がりを大切にしていると思います。
何より頭が良いなと思いました。

あとは、そのポテンシャルを引き出す環境が世の中にあれば、エネルギーを爆発できると思います。


おじさん達は、ただ自分達と違うからといって批判したり心配するのではなく、若者がフルパワー力発揮できる社会や環境を作っていくほうが大切に思えました。

僕は未来の子供達に先人としてそういったものを残したいと思います。


話の中で若者からなかなか鋭い意見も出てました。

「もう、東京は限界な気がする。昔は東京でなければ揃わないものや、情報があったかもしれないけど、今は東京でなくてもどこでも手に入る。だったら地元や地方に貢献したい。」


僕もそう思います。
それでも、現在も尚首都圏を中心に若者が集中しています。

これは「都会でないと仕事がない。やりたい職につけない」

と思い込まされている若者が多いのも事実だとおもいます。

確かに今のままの田舎ではいくら若者がいても、ポテンシャルを活かしきることができないかもしれません。

金融危機、食糧危機、資本主義経済の崩壊が進むにつれて、地方に回帰していく若者は増えてくると思います。

その時に何ができるかを今から考えておかないといけませんね。

少なくとも若者が農業を復活させないと日本の未来は危ういかもしれません。