7f359b65.jpg昔はお笑い番組やニュースを含めてテレビを色々見てましたが、最近はあまり見なくなりました。天気予報くらいでしょうか。
もっとも今は携帯一つあれば天気もすぐわかりますけど…。

以前、想造量子宇宙論の勉強会で、某テレビ番組制作会社の社長が隣の席でした。

彼は切実に今のテレビ業界の荒んだ現状を教えてくれました。


「僕らが子供の頃は、本当に面白いテレビ番組が多かったです。それは制作者がワクワクしながら自分達の作りたい番組を作り、みんなに提供できたから。だから僕は番組制作が夢でした。
でも、今のテレビを見てどうですか?バラエティ番組なんてみんな同じパターンでしょ?お笑い芸人をひな壇のようにズラッと並べて適当な話題で論議させる。

これは、僕らが作りたい番組ではなく、視聴率がとれる番組を作らされているんです。
今は視聴率を上げるのは女性がターゲット。いかに女性に見てもらえるかが大事なんです。
大体大量の芸人を並べておけば、タイプの芸人が1人はいるんですね。
番組の内容は重要ではないんです。その中にスザンヌとかのちょっとお色気女優を混ぜておけば、男性も簡単に食いつきますしね。」


これが、テレビ業界の現状のようです。確かにどのチャンネルも同じような番組のように見えます。
また、不況によりかなり制作費がカットされているのも、影響が大きいようです。


そんな最中、政治評論家や芸能人を震撼させる出来事が波紋を呼んでます。

きっかけは、琉球新報が出した野中元長官の暴露発言。※以下転載


●「機密費、評論家にも 野中元長官、講演で証言」

琉球新報 2010年4月23日 

 野中広務元官房長官は、23日に那覇市内で開かれたフォーラムの基調講演の中で、自身が長官在任中(1998年7月~99年10月)、先例に従い、複数の評論家に内閣官房報償費(機密費)から数百万円を届けていたことを明らかにした。

 野中氏は講演で「言論活動で立派な評論をしている人たちのところに盆暮れ500万円ずつ届けることのむなしさ。秘書に持って行かせるが『ああ、ご苦労』と言って受け取られる」と述べ、機密費からの提供が定期的にあったことを明かした。

転載終了


自民党はテレビに出ている政治評論家や芸能人にお金を渡し、民主党を批判するように依頼をしていたようです。

徐々に色んな人の名前が出てきてます。


爆笑問題
北野たけし
テリー伊藤
三宅久之
みのもんた
辛坊次郎
田勢康弘
古舘伊知郎
宮崎哲弥
財部誠一
田原総一朗
浜田幸一
岩見隆夫
岸井成格大谷昭宏
星浩
田崎史郎
渡部恒雄
青山繁晴
池上彰
屋山太郎
橋本五郎


すべての人がそうなのかわかりませんが、北野たけしの名前はちょっと悲しかったです。映画は好きなんで。

また、確かに爆笑問題なんかは複数の討論番組を持ち、異常なまでも民主党を批判しているのを見たことがあります。

経済だけでなく、ジャーナリズムも変わっていきそうですね。