もうすぐお盆の時期です。
お盆の時期には、有名な言い伝えがあります。
「仏さんがトンボになって家に帰ってくる」
聞いたことありますか?
これは、その言い伝えを信じている霊が本当にトンボに憑依して、家族や親戚の集まるところに帰ってくるからです。
憑依するのはトンボなどの昆虫に多いようですが、それは、昆虫は執着がまったくないので、エネルギーをコントロールしやすいから。
言い伝えどおりの姿でやってきて、「ここにいるよ!」ってアピールしているのだそうです。
これは、僕も昨年経験をしました。
結婚してから初めてのお盆で、昨年の夏は妻の実家に帰ってました。
多くの親戚も集まった、その日の晩御飯、僕は途中でトイレに行こうと席を立ちました。
そして、廊下を1人で歩いていると、ある部屋の前で突然亡くなった妻の祖父が頭の中にイメージで現れ、
「あの子をよろしく頼むよ」
と、笑顔で伝えられました。
「おじいさん、帰って来ているよ~」
と、みんなに伝えに行こう部屋に戻ると、何やらガヤガヤ騒いでました。
みんなが指を指しているので、その方向を見てみると、そこには、触角の生えた見たこともない珍しいトンボが、暖簾に張り付いていました。
どうやらこのトンボ、妻の祖父が亡くなった時も突然部屋の中に入ってきて、グルグルと辺りを回っていたそうです。
とても珍しいトンボだったので、もう何年も経っていますが、みんな覚えていました。
「おじいちゃんが、帰って来たんだ~」
と、みんなが話を始めたので、先ほどのイメージで現れた話をお伝えしました。
やはり、あの部屋は、祖父がいた部屋だったそうです。
孫の旦那に、わざわざ挨拶に来てくださったのですね。
僕の曾ばあさんは、秋田県でイタコのような霊能者として生きてました。
そんなこと、大人になるまでまったく知りませんでした。
たまたまある日、親に小さい頃から不思議体験をすることがあったと話したら
「・・・実はなぁ、お前の曾ばあさんは普通の人ではなかったんだよ。」
と、いきなり訳のわからないカミングアウトが始まりました。
今でも、別に特殊な能力があるわけでもないし、どちらかというと現実主義な人間だと思ってますが(自分では)、たまに不思議なことが起こったり、聞こえたりもします。
視える人が僕を視ると
「たくさん憑いてて大変ですね」とか「タッキーさんの周囲だけ異次元空間になってますが、大丈夫ですか?」とか、変なことも良く言われます。
でも、それもなんとなく分かりますので、まぁ、そんなものかなって感じです。
良く、霊や宇宙人が怖いって人が多いですが、彼らは裏がなくとてもストレートなので、僕はお付き合いしやすいです。外資系って感じですかね。
逆に、本音とは裏腹に色々どす黒いことを考えている人間の方が恐ろしかったりします。
お盆の時期、霊と遭遇する人も増えるかもしれませんが、みんな会いたがっているのでやさしく接して下さいね。