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※栃木県の麻畑

『春ウコン』と同様に、今後の日本の農業で広めていきたものに『大麻(あさ)』があります。
以前の記事では、中山康直さんとの会合で聞いてきた「大麻栽培免許」に関わる話をしましたが、昨日は、とあるご縁で実際に栽培をしている農家さんへとお邪魔する機会がありました。

場所の詳細をお伝えすることは出来ませんが、県名と写真までは大丈夫なようなのでお伝えすると、日本でも最も大麻の栽培が盛んな「栃木県」の農家さんへと伺いました。

日本国内で栽培される大麻は、ほとんどが栃木県産のようで、その用途は主に麻布であり、他に日用品、神事、漁具として使用されているそうです。

そして、栽培されている大麻は「トチギシロ(栃木白)」という改良品種で、この品種には、薬理作用である『THC』がほとんど含まれていないので、ハイになることを求めて盗んでも意味がないのでご注意下さいね。

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※加工用の機械について説明する赤星栄志さん

現地に入って早々に、どこかで見たことのある人がいると思ったら、以前に中山さんとの会合でも一緒だった赤星栄志さんがいました。赤星さんは、「ヘンプ読本」などの著書でも有名な方で、中山さん同様に日本を代表するヘンプ研究家の方です。偶然にも一昨日から、この栃木の農家さんのところへと訪れていたらしいです。

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さて、大麻は、非常に短期間(約110日程度)で3m~5mまで成長する1年草で有名です。栃木では3月頃に種を植えて7月には収穫してしまうので、写真にある大麻は、すべて来年の『種用』のものになります。

そして、現在の9月は、収穫して乾燥させた後の大麻の【麻はぎ】や【麻ひき】などの作業が中心となります。

【麻はぎ】
麻の茎から繊維をはがす作業。麻茎を2~3本もち、根本から繊維だけをきれいにはがす。

【麻ひき】
上記の麻はぎしたものから表皮や不純物を取り除ききれいな繊維だけをとる作業。

昨日は、これらの作業を体験してきましたが、なかなか難しいけど面白い作業でした。何よりも、農家のおじいちゃんやおばあちゃんの作業スピードやクオリティの高さにビックリ。まさに職人技でしたね。

そして、これら一連の作業の中で収穫した後の茎から様々な素材が取り除かれていくのですが、その1つ1つが燃料になったり、壁の建材に利用されたり、紙になったりと・・・捨てるものが1つもないんですね。規模を大きくすれば、その素材1つ1つが産業となるほどの可能性があるので、さすがは万能の大麻といった印象を受けました。
やはり、石油に変わる次世代の地球の資源はこれがピッタリです。

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丸一日お世話になった上に、最後は美味しいカレーまでもご馳走になり、大変満足な一日でした。
夕食時にも様々なお話を聞かせて頂きましたが、やはり栃木でも大麻栽培農家は、年々減少しているようです。

それは、農家の高齢化と後継者不足だけでなく、やはり無意味に規制をしている「大麻栽培免許」が大麻栽培農家増加の足かせとなっているようです。

そう、ここなんですよね・・・大麻農家を目指すための最大のハードルは。
以前もお伝えしたとおり、現在の法律が在る限り、極めて「大麻栽培免許」の取得は困難です。

ただ、少なからず毎年1名くらいは許可が出たりもしているので、簡単にあきらめる必要もなく、その点においてもいくつかポイントを教えてもらいました。

1つのやり方としては、まずは2次産業や3次産業として大麻と関わっていくと良いようです。

つまり、大麻の製品を製造したり販売することがメインだと思いますが、こういった実績を作ることで、免許取得申請時に「自分は、これだけ大麻の製造(販売)に関わってきました。しかし、今の仕入れ値は、これだけかかっています。これを自分で生産できるようになれば、これだけ利益を出せるようになります・・・だから、免許取得の申請をします」とか言えたりもするようなので。

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※大麻の収穫後はソバ畑へと変貌

最後に大麻の栽培に関してメリットについていくつかお伝えしておきます。

1つは、大麻という植物の強さです。あまり土地が良くない場所でも十分に育つようで、害虫にも強く、肥料もほとんど必要ないそうです(品種にもよると思います)。

2つめは、大麻は非常に短期間で育ち、収穫後の農地も栄養満点で他の作物を育てやすいことです。
先ほどもお伝えしましたが、3月に種を植えて、7月に収穫できます。そして、この栃木の農家さんでは、その後の土地をソバ畑にしてました。

3つめは、これがある意味農業を考えている人の最大のポイントかもしれませんが、大麻の栽培は、経済的にも非常に恵まれてます。先ほどのソバ畑と収益の比較をすれば、一反(約300坪)で、ソバ畑が6万円ほどに対して、大麻は80万円ほどと言われてます。

つまり、まとめて言ってしまえば「日本のどこでも、誰でも簡単に栽培ができて、しかも(言葉は悪いですが)儲かる」ということです。おまけに、環境にも良いし、栽培している人まで元気になります。

まぁ、今は放射能汚染の問題もありますが、個人的には、大麻の生命力はこの放射能にも打ち勝てるような気がします。この辺は、もう少し調べてみますけどね。

いずれにしろ、こんなにも優れた植物を日本中に広げないと、この先の日本の未来はないと言っても過言ではないと思っています。

一昔前は、大麻のイメージは「大麻??君、大丈夫?」といった感じでしたが、今となっては「大麻?君、知ってるねぇ~!」という風潮に一部の世間も変わってきました。
ニュースでは、未だに犯罪を中心とした情報しか流れてませんが、この風潮は真理を知っている人の間で急速に広がっていくと思います。

だから、今回は非公式なシークレットな集まりでしたが、また農家へ伺う機会があれば、興味のある方へはご案内をしたいと思います。

ただし、農家への訪問は「何かしら面識のある方」のみしか出来ませんので、本当に興味のある方は、事前に自分と一度会ってからご紹介やお連れする形になるかと思います。

是非とも多くの方と大麻を日本に広げる活動が出来ることを楽しみにしております。