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※5月5日頃から地球方面に顔を出して活発な活動を続ける黒点1476

太陽に「怪物級の黒点」出現、磁気嵐伴う大規模フレアの恐れも(CNN)
太陽の表面にある巨大な黒点群が地球側に出現し、3月の太陽嵐に続いて再び太陽活動の活発化が予想されている。

米航空宇宙局(NASA)の研究所によると、巨大黒点群は「AR1476」と呼ばれ、直径9万6000キロを超す巨大さで「怪物級の黒点」だという。黒点は磁場の活動によって太陽表面に黒い斑点が観測される現象で、無線信号や衛星通信に障害を引き起こす太陽フレアやコロナ質量放出(CME)の大部分は黒点群で発生している。

黒点群の活動は既に活発化していて、既に太陽フレアは過去数日で複数確認されたという。現在のところ、その規模は3段階の分類で最も小さい「C」等級だが、米海洋大気局(NOAA)によれば、今後24~48時間の間に中規模の「M」等級の太陽フレアが発生する確率は65%、最大規模の「X」クラス発生の確率は10%のもようだ。

太陽フレアとCMEの発生は、太陽上の巨大黒点群が地球側にある間は続く見通し。太陽の赤道付近は約26日の周期で自転していることから、巨大黒点は少なくともあと13日間地球側にある。(CNN.co.jp)

 すでにご存知の方も多いかもしれませんが、今から一週間ほど前にNASAが「モンスター級」と呼ぶほどの超巨大黒点郡が突如地球方面に姿を現しました。

その大きさは、なんと直径9万6,000キロ以上とか…。地球が1万2,700キロほどなので、いかにこの黒点が巨大であるかがわかるかと思います。

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※他の黒点と比較しても黒点1467は次元が違う規模である

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※拡大図

 どんなに巨大であろうと小さかろうと、特に活動(フレアなど)がおとなしければ地球に対する影響を気にすることはないのですが、今回の黒点1467は出現した時からエンジン全開で、ボンボンとフレアを爆発させながら活発に活動をしています。

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※昨日にはM5.8のフレアも発生

 NASAは、Mクラスの中規模フレアが発生する可能性は「65%」とか言ってながら、すでにこの「モンスター黒点」は、地球方面に顔を出してから10回近くもMクラスのフレアを起こしています。

すると、発生する確率はわずか「10%」で年に数回しか起こらないXクラスの大規模フレアが、もしかしたら一発どころか連発する可能性も十分にあります。

もちろん、太陽フレアは生命の誕生や人類の進化にも関わっているので、有り難いものではあるのは間違いないのですが、Mクラスでも自分にとっては、何かしら影響(頭痛など)があるので、Xクラスが連発された日にはどうなってしまうのでしょうか…。まぁ、良くも悪くも楽しみにしておきたいと思います。

ただ、これまた天変地異の話題で恐縮ですが、太陽フレアは地球の地震や火山活動にも大きな影響を与えます。

太陽フレアの説明も含めて、以前にその辺のことを少しお伝えしたことがあるので、以下に再度転載しておきます。

<太陽フレアについて>
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※昨年3.11直前のフレアの状況

フレアの規模はX線の強度(規模)により分類されます。
低い方からA、B、C、M、Xの5段階のクラス(等級)があって、Cクラスで小規模、Mクラスで中規模、Xクラスで大規模のフレアとされています。5段階評価の通知表みたいですね。

さらに地震の「マグニチュード」みたいに、各クラスの規模は、1~9の番号で細かく数値で分類されています。5段階評価の中に、さらに10段階評価があるといった感じです。「中の下」とか言ったりするみたいな・・・。

規模の大きさの比較は、単純な計算です。

例えば、A4のフレアは、A2のフレアの2倍の規模であり、フレアの規模が10倍になると、フレアのクラスも1段階アップすることになります。A10はB1になり、B10はC1・・・と表記します。

ただし、Xを超えるクラスは設定されていないため、Xのクラスでは10以上の数字も使用します。
X1の10倍のフレアはX10、20倍のフレアはX20となります。

画像は、東日本大震災直前(3/8-3/10)のフレアの状況です。
大震災直前はいかに太陽が激しいことになっていたかわかるかと思います。

太陽のフレアは、磁気エネルギーを放出し、地球に飛んできます。太陽のフレアが起こると地球の電波系に障害を与えるとニュースでも言っています。

この磁気エネルギーは電波障害だけでなく、地球内部まで入り込み、マントルやマグマを活発化させます。これが、地震や火山の噴火のきっかけとなるのです。ただし、磁気エネルギーの方向が地球に向いてなければ、Xクラスのフレアでも影響がない場合もあります。

 今回の「モンスター黒点」は、まだ10日以上も地球方面を向いているそうです。これまた金環日食にピンポイントに焦点を合わせるかのようですね…。

最もこれからの活動次第ではありますので、このままMクラスからCクラスに活動がおとなしくなるのか、それともXクラスのアクセル全開で突き進むのか、残りの活動期間に注目です。

Xクラスが発生した場合、またどこかの携帯電話会社では、通信障害が出る可能性がありますし、大規模な地震にも発展する可能性もあります。場合によっては、大規模停電なども世界のどこかで発生することもあるでしょう(※5/12早朝追記:今朝起きたらiPhoneの電源が入らなくなりました。どうやら他でも多くの人が同じ現象が起こっているよう。リセットボタンを押したら復活。PCもエラーが続いています)。

いずれにしろ、これから数日間は太陽活動にご注目下さい。