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 今から約13,000年前に滅亡したといわれている2つの超古代文明、ムーアトランティス
ムーは現在の太平洋にあった巨大な大陸で文明が栄えており、アトランティスは反対に大西洋にあった大陸で文明が栄えていたといわれていますが、このアトランティスが存在していた場所というのは、他にも多数の地域の説があり、その結果、今ではいわゆるアトランティス大陸というものは、そもそも存在していなかったのでは?という説まで出て来ています。

ただ、自分が現在知る限りでは、この「アトランティス大陸は存在していなかった」という説は、半分は本当で半分は誤解だと思っています。

というのも、どうやら「アトランティス大陸」という名前の今にはないまったく新しい大陸は、確かに存在はしていなかったようですが、その頃の世界地図は現在とは少し違っており、世界の大陸は現在のようにわかれていなくて1つに繋がっていたようで、その世界大陸そのものがアトランティス大陸であったようです。

つまり、当時の地球では、アトランティス大陸と太平洋に浮かんでいたムー大陸の巨大な2大陸が地球上に存在していたことになります。

この2つの大陸は陸では繋がっていなかったので、文明が発達してくるまではお互いが交流することも干渉することもなく、それぞれで独自の文明が栄えていったようです。

ムーは、まさに魔法文明が栄えた超右脳型文明であり、反対のアトランティスは科学文明が栄えた超左脳型文明であったようなので、アトランティス大陸が地殻変動によって分裂した今の世界大陸、そして、その上で発達してきた現在の文明は、アトランティスの特色が強い科学文明で左脳が優位の人間社会となっています。

そして、アトランティス文明の中心地は現在のヨーロッパ地域だったようなので、アトランティス人の末裔である欧米貴族が現在の文明の支配者であるのも何となく頷けます。

いずれにしろ、文明が発達してくるにあたって両大陸の交流も盛んになり、やがてはレプティリアンなどの異星人の策略もあってお互いが戦争を起こすようになったようですが、超魔法vs超科学の大戦争とは、現在では考えられないほど壮絶な戦いだったようです。

特にアトランティスは、現在の文明と同じように兵器の主流は核であり、今よりも遥かに科学技術は発達していたので、その破壊力はとんでもないものだったようです。

中には「中性子爆弾」という、人間の肉体には一切影響がないまま、魂だけを抜き取って殺してしまうという恐ろしい兵器まで使用していたようです。

結局は科学の力でアトランティスがムーを滅ぼし、やがてアトランティスは暴走した科学によって自ら文明を崩壊させたようですが、今はムーがなくとも、アトランティスの分身のような文明なので、今の世界の原発や核兵器事情などを見ても、科学だけが発達した文明の行き着く先は、また同じ様な悲劇が待ち受けているのでは…と考えざるを得なくなる時もあります。

今年2012年も半分以上が過ぎ、まだ目立った極端な大変化は起こってはいませんが、この2012年という年は、まさにムーが最終的に滅亡した時と同じ最後の大激変期サイクルに入った年であり、このサイクルは今年から26年間続きます。

逆にいえば、残された期間は「長くとも」26年しかないわけであり、早ければ今年や来年にも1万3,000年前と同じ悲劇を繰り返す可能性もあるのです。

ちょっと長いですが、その辺の背景については今年3月号のザ・フナイで書いたこともあったので、その内容の一部を以下に転載しておきます。


統合の時代に向けて
進化のための変化、再生のための破壊

 多くの日本人にとって生涯忘れることができないほどの大きな衝撃を与えた東日本大震災が発生してから、間もなく1年が経ちます。日本、そして世界にとっても大きな変化の年となった2011年でしたが、今年は、いよいよ世の中で何かと騒がれている2012年へと突入したので、これから先の世の中の変化は一層激しいものになってくると思います。

 現に世界経済を見るだけでも、どこの国も国家自体が破産しそうな状況に追い込まれており、資本主義経済自体の崩壊もそう遠くない日のように感じます。また、こういった人間社会の異変だけでなく、地球の環境自体も大きな変化の時期に入っており、世界各地で増加する異常気象や天変地異、最近に至っては、オゾン層などの環境破壊から地磁気の変化によって引き起こされる「ポールシフト」までもが懸念されている状況であります。

 いくら変革期であるとはいえ、こうした何もかもが次々に破壊されていく世の中の変化をただ呆然と眺めているだけでは、果たしてこの先の地球の未来には本当に希望があるのかどうかもわからず、オカルト的な終末論を知らない人でさえ、終末を予期せざるを得ない状況ではあります。

 しかし、人間の視点で地球という限定された範囲の世界だけを眺めていると確かにこの世の終わりのような光景にも見えますが、一歩宇宙にまで視点を広げていくと、現在地球で起こっている変化というものは、何も地球だけに起こっている事態ではなく、太陽系どころか銀河系全体で起こっている宇宙規模の大変化の一部であることがわかります。

 例えば、今地球でも一時的な「温暖化」の時期に入っていますが、これは金星や火星、木星でも同じようなことが起こっていて、火星に至っては「温暖化」の影響で氷が融けて、まるで地球から人類の移住を受け入れる準備が進んでいるかのように大気の濃度が倍にまでなっているようです。

 また地磁気の変化は太陽系の殆どの星でも発生していて、海王星や冥王星などでは地球に先駆けてすでに「ポールシフト」も進行しています。そして、これらの太陽系の異変の数々は、遠い先に起こる事が決まっている「天の川銀河」と「アンドロメダ銀河」の衝突・融合の影響が出始めているからであり、その影響が現在の地球にも起こっているだけに過ぎないようです。しかし、どうしても人間は変化を恐怖と捉えてしまう傾向が強いため、既存の環境や社会、価値観が変わっていくことに恐れを感じてしまいます。

 銀河系も太陽系も新たなステップへ向かって着々と進化している途中であるので、現在地球に起こっている変化も一つの進化の現れであると思います。「進化のための変化」であり、その変化が「破壊」という形で現れているのであれば、それは「進化のための破壊」「再生のための破壊」と言ってもよいと思います。

 となれば、今まで起こってきた変化、そしてこれから先に起こる変化もすべては新しい時代、新しい地球へと進化するために必要な「再生のための破壊」であり、今自分達が立っている足元の現実や一歩先の未来がたとえ破壊ばかりであったとしても、そう遠くない二歩先の未来には、そこから新しい再生が始まるものと思われますので、決して直近で何が起ころうとも、すぐに悲観するものではないと思っています。

 そして、この「再生のための破壊」であることを知らずにこれから先の激変の地球を過ごしていくことは、今住んでいる自分の家を建て替えるとは知らずに、ある日に突然、住んでいた家が取り壊されるようなものです。せっかくもっと素晴らしい家に建て替えるというのに、それを知らなければ恐怖や不安、そして絶望でパニックになります。

 ただ進化を基準としてすべてが「破壊」から「再生」へと向かっている過程だとは思いますが、銀河系も太陽系も地球も進化する中で、我々地球人も当然ながら進化(変化)を求められている時期に差し掛かっているのも間違いないと思います。でないと、その宇宙規模の進化の波に乗れずに人類は淘汰(とうた)されて「破壊」から「破滅」へと向かっていく可能性もあるような気がします。その中で、この2012年という年は、非常に大きな流れの中での節目の年でもあるようです。

2000年の【変革期】の中でも【大変革期】は節目の前後26年間

 地球という惑星は、1日に地球の地軸を1回転(自転)しながら、太陽の周りを1年間で1回転(公転)し、銀河の中心を約2万6000年かけて1回転すると地軸の円運動も元の位置に戻ります(歳差運動)。

 そして、現在の地球というのは、マヤの長期暦でも言われているように今から約2万6000年に始まったこの大きなサイクルの最終局面で、まったく新しい大きなサイクルへと切り替わる時期に差し掛かっており、それが今起こっている地球規模の大変化の大きな要因の一つでもあるようです。つまり旧2万6000年の時代から新2万6000年の時代へと移り変わっていく真っ只中のようで、その節目にあるのが今年2012年であります。

 しかし、より具体的にそのサイクルの中身を見ていくと、2012年はさらに細かい変化の節目の時期でもあるようです。
 この2万6000年という宇宙の大きな一つのサイクルの間で、地球は約2000年ごとの小さなサイクルで13の星座(12星座にへびつかい座を追加)を順番に巡り、そのサイクルごとにそれぞれの星座の固有のエネルギーを受けているようで、そのエネルギーがその時代の文明、社会や人々の意識にまで大きく影響を及ぼしているようです。

 今から2000年以上前の紀元前から「魚座の時代」が始まっているようなので、ちょうど今年は「魚座の時代」が終わって「水瓶座の時代」へと移り変わっている節目の時期でもあります。ただし、エネルギー的には節目の前後1年をかけてエネルギーが移行していくようなので、より正確には2011年から「水瓶座の時代」がすでに始まっており、2013年に「魚座が時代」が完全に終わるそうで、今年の旧正月である2012年1月23日から「水瓶座の時代」の方のエネルギーが強まっているようです。

 そして、先ほどもお伝えしたとおり「水瓶座の時代」へ入ると地球に影響を与えるエネルギーもだいぶ変わってきます。

 「魚座の時代」は、二極対立(善悪、白黒など)の象徴であり、物質文明が発達して、競争、対立、派閥、宗教が生まれ、そして戦争が起こりやすい期間だったのに対して、これから訪れる「水瓶座の時代」は、一極化(白でも黒でもない)の象徴であり、精神文明が発達して争いもない共存共生の期間となります。また、その時代を牽引(けんいん)していくリーダーも時代とともに変わってくるようです。

 二元性の象徴でもあった「魚座の時代」をリードして物質文明を創っていくリーダーはユダヤ人の役割でありましたが、これからの調和や統合の象徴でもある「水瓶座の時代」をリードして精神文明を創っていくリーダーは日本人の役割であるそうです。

 そういった意味では、人類支配者と呼ばれるグループのユダヤ人を中心とした人々の力が衰えていく中、エネルギー的には「水瓶座の時代」が始まった2011年に物質文明の最たるものである「原子力発電所」の事故が日本で起こったことは、たとえそれが意図的に引き起こされたものであったとしても何とも象徴的な出来事でありました。

 こういった星座のエネルギーの移行を見ていると、これから先は世界にとっても日本にとっても非常に良い方向に時代が進むように感じますが、一方でこの約2万6000年の大きな宇宙のサイクルが終わることを「この世界が終わる」と解釈して、今年2012年はいたるところで人類滅亡論が出回っています。

 しかし、時計でいえば、あくまでも12時間経過して短針が1周しただけに過ぎず、時計は2013年以降もまた新たな2万6000年の時を刻むために変わらず動き続けるだけだと思いますので、自分達で意図的に滅亡させなければ、自然のサイクルとして2012年に人類が滅亡する可能性は非常に低いと思います。

 ただ、それはあくまでも2012年に「限定される」滅亡はないというだけで、これから先の「水瓶座の時代」である約2000年間で何も起こらないという確証はありません。


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※変革期と大変革期
 
というのも、この宇宙の大きなサイクルである約2万6000年の間には、地殻変動(大地震や大噴火、ポールシフト)と異常気象(温暖化、氷河期)などが起こりやすい【変革期】とも呼ばれる時期が約1万1000年ごとに約2000年ずつ2ヵ所あるようで、過去ではその時期にアトランティス大陸やムー大陸も滅んでしまったようです。

 特にこの【変革期】は、前半1000年と後半1000年の大きく2つの期間に分かれており、前半1000年の間で変革の下地を作って後半1000年の間で実際に変革が始まって終わります。しかし、それぞれ1000年間という非常に長い年月をかけて全体的には推移をしていくようではありますが、真ん中の節目の時期を挟んだ前後26年間に【大変革期】というものが存在しており、その時期に突然大きな変化が世の中や地球で起こってくるようです。

 そして、この【大変革期】の「後半26年」こそが、その時に存在している文明が最も滅びやすい時期であり、直近ではムー大陸が前回の【大変革期】の「後半26年」で滅んでしまったようです。そして、ムー大陸の滅亡以来の新たな【大変革期】の「後半26年」の始まりが、これまた今年の旧正月である2012年1月23日からとなります。

 そういった意味では、先ほどの2012年の人類滅亡説も決して間違いではないのかもしれませんが、決して「2012年限定」ではないので、より正確には「2012年~2038年」とした方が良いのかもしれません。

 ということで、今の時代の変化は「破壊」から「再生」の明るい未来へ進む可能性も十分にありますが、一方で一歩間違えると一気に文明がリセットする「破壊」から「破滅」にも繋がる非常に注意が必要な時期でもあると言えます。(転載終了)

 この文章だけ切り取って伝えるとかなりシビアな内容にもなっていますが、この続きでは過去と同じ道を辿らないための措置がとられている話題も伝えています。

昨今は、ムーの再浮上やムーの復活がささやかれてはいますが、確かに今のアトランティス文明の流れが崩壊するのは目に見ており、次に台頭してくるのはムーが中心になり、ムーの力が必要になるのは間違いないかと思います。

ただ、ザ・フナイでも何度か「統合の時代に向けて」というタイトルで原稿を書かせて頂いているように、アトランティスがダメだからムーが良い、というような二元性の時代が続くというよりは、双方の良い点が「統合」したまったく新しい時代、文明がやってくるものと思っています。

日月神示にも、ミロクの世をつくるキーとなるのは「統合」が必要であるようなことが書かれています。

『アイカギ ゝ○ Θ コノカギハ イシヤト シカ テ ニギルコトゾ』
※イシヤ(石屋=フリーメイソン=闇の勢力=アトランティスの末裔の偽ユダヤ人)

もちろん手を握るのは、ムーの末裔であり、失われたユダヤ10支族の末裔である日本人(YAP-遺伝子)です。

だから統合の時代のキーとなるのは日本人であるのは間違いありませんが、何にせよ、長かった今回の文明もいよいよ最終コーナーに差し掛かってきたので、残された時間もそう長くはありません。

あまりもたもたしていると、どこかで「いい加減に目を醒ませ!」といってスコーンッと頭を叩かれるような事態が何かしらの形で日本人にはやってくるかもしれません。

それが天変地異による意識の変化な場合もあるわけであり、だから天変地異が必ずしも悪いわけではないと思っています。

いずれにしても、世界のひな型である日本が変わるには、日本人が変わることであり、日本から世界に向けて統合の時代、統合の文明のひな型をつくって発信すれば、やがて世界、全人類は変わっていくと思います。

逆に日本人が失敗したら…その時は、失われたユダヤ10支族の「別の末裔」「別の方法」で、新しい時代をつくるでしょう。

ただ、彼等はアトランティスの末裔を徹底的に淘汰し、そして統合ではなくリセットをすると思います。

それはそれでちょっと困ってしまうので、そうならないためにも、まずは自らが新しい時代のひな型として出来ることを少しずつでも実践していきたいと思います。