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「私は祖国を愛している。だが、祖国を愛せと言われたら私は遠慮なく祖国から出てゆく」チャーリー・チャップリン

 さて、本日は第46回衆議院議員総選挙の投開票日であり、投票は20時に締切られて深夜にかけて投票結果の速報が発表されます。総務省が発表した午後4時現在における投票率は34・87%で、前回2009年の同時刻と比べ、6・96ポイント下回っているそうです。まぁ、これも情報操作の可能性が高いですが。

とりあえず、うちにはテレビはないので、ネット配信される選挙番組を見ながら行く末を見守りたいと思います。

果たしてメディアの予想通りに自民党の圧勝となるのか、それとも予想を覆す展開が待っているのかわかりませんが、いずれにしても今の日本国民一人ひとりが日本の未来を真剣に考えた結果がはっきりと今夜にわかると思います。

どの政権になるかによって、今の日本にとって最も重要な【原発・増税・TPP】の今後の行方も決まりますが、当初の予想通りに自民党が政権をとったら、これらは確実に推進される方向となるでしょう。

しかし、問題はこれだけでなく、さらに最近になって騒がれているのが、国民主権・基本的人権の尊重・平和主義を全面否定した「ファシズム憲法」とも呼ばれている自民党の「憲法改正草案」です。

国民主権・基本的人権の尊重・平和主義というのは、日本国憲法の三大原理とも呼ばれている日本の憲法の最大のポイントであり、具体的には「国民主権」の原則に基づいて象徴天皇制を採り、個人の尊厳を基礎に「基本的人権の尊重」を掲げて各種の憲法上の権利を保障し、戦争の放棄と戦力の不保持という「平和主義」を定めています。

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※国民主権・基本的人権の尊重・平和主義の憲法はどこへ?

現在、自民党が発表している「憲法改正草案」を見る限りでは、この三大原理を完全とまでは言えませんが、一部を現行憲法から削除・変更されており、これは戦前の軍国主義が復活しようとしています。

「いやいや、そんな過敏にならなくとも、これくらいは世界の基準で普通でしょう」と改憲推進派の人々は口を揃えて言いますが、問題は内容そのものだけでなく、今まで特に困っていなかったのに、何を今さら憲法を変える必要性があるのかということです。

「そんなことを言っても、昨今の中国や北朝鮮にしろ、いつ外国が攻めてくるかわからない」というのが、これまた改憲推進派の人々の意見ですが、ここまで来ると日本人のマインドコントロールも実に見事であり、それどころか過去の戦争の反省もへったくれもないという感じで残念です。

でも、これらの人々を馬鹿にできず、仮に今回の選挙で自民党政権となった場合には、事実上、自民党を支持した多数の日本国民は改憲推進派であり、戦前の大日本帝国へと逆戻りすることを承認したことにもなります。

この改憲は、何も起こらなければ、今までとは大きくは何も変わらない憲法であるとは思いますが、万が一何かが起こった場合には、一気に状況が一変するものであり、そして、その万が一の何かがこれから起こりそうというか、起こそうとしているわけであり、だからこそ改憲が必要となっているわけです。

それが戦争なのか、大天変地異なのか、食料危機、はたまた疫病パニックなのかわかりませんが、もしも改憲された上でこの国で大きな混乱が生じた場合には、我々一般国民には何の権限もなくなり、国によって徹底的に管理・支配されることを覚悟しておいた方が良いでしょう。政府の意に反する者は、容赦なく取り締まられる対象となります。

「私は祖国を愛している。だが、祖国を愛せと言われたら私は遠慮なく祖国から出てゆく」

このチャップリンの言葉は、チャップリンの名言の中でもとても共感のできる内容であり、もしも政府に「祖国を愛せ」と言われたら、間違いなく自分は日本を出て行くか自治区をつくって独立するでしょう。

別に日本は嫌いじゃなく、むしろ好きですし、いくら変な国になったとしても日本という国が恐いわけでも、外国に侵略されるのが恐いわけでもないのですが、ただ自由を束縛されたり命令されたりするのは嫌いなだけです。

「何もそこまで考えなくとも…」という考えもあるかもしれませんが、明治維新にしろ第二次世界大戦の敗戦にしろ、今までの常識では考えられない世の中の180度大転換が、ある日を境に突然起こることだって今後は十分にあるわけです。

そういった意味では、既存の日本という国家、社会や価値観が未来まで永続するという考え方を持つ方が非常識で危険であり、明治維新から144年、敗戦から67年、明日にだって大転換が日本でも起こってもおかしくはないと思います。

ただ、どんなに悪い方向性へ向かっていったとしても、どこかでさらなる大転換が起こって日本は強制的に良い方向性へと変わるとは思っています。

だって、これから見えない世界から見える世界まですべてが新しい時代へと入り、宇宙も地球も人類全体も良い方向性に向かっていくのに、その中心となるはずの日本の政治や国が真逆の方向性に向かうとなれば、どこかで強引に宇宙の方向性に揃えられるわけであり、その反動は時間が経てば経つほど大きくなるかと思います。

宇宙は戦争なんて起こさせるわけないのに、その方向性に向かって直前まで来てしまうと、神一厘の働きでとんでもない大転換が日本で発生するかもしれません。日本がファシズム国家となるより、そっちの方で巻き込まれる日本人が心配ですね。

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ちなみに投票された方はご存知のとおり、総選挙と同時に最高裁裁判官の国民審査もあったと思います。これは国民が司法に対して意思表示できる、唯一の公的制度です。

これだけ冤罪だの何だのが多く、裁判官の中にも某宗教団体が入り込んだり、お金で動いている人がいるわけであり、はっきりいって裁判の世界も政治と変わらずハチャメチャであります。

国民審査は、辞めさせたい裁判官に×をつける方式なので、本当ならばずべてに×をつけるのが良いみたいですが、ほとんどの人がよくわからずに何も書かずに投票しています。何も書かなければ、事実上、信任票を入れたことになってしまいます。

それにも関わらず、今回投票にいって驚いたのは、用紙を渡す選挙管理委員会のスタッフが「分からなかったら、そのまま何も書かずに投票箱に入れて下さい」と老人達に平気で案内をしていることでした。公務員がそれを言ってはいけないような気がしますが…。

でも、おじいちゃんおばあちゃんも「はいはい、ようわからんからねぇ…(笑)」と何も疑問を持たずにポイッと。人生の大先輩達、本当に頼みますよ。裁判官だけでなく、選挙もそんな軽い感じで投票した結果が、皆さんのお子様や孫達が放射能の危険にさらされたり、戦争に送り込まれるかもしれないというのに…。

老人達を覚醒させるには、病院と介護から変えていかないといけませんね。来年辺りから、食事療法を中心とした介護事業なども真剣に考えていこうかと思います。