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 2013年1月号の月刊【ザ・フナイ】が、そろそろ東京の丸善を中心とした書店でも並び、定期購読をされている方々にも順次お手元に届く頃かと思います。

今回は「新しい時代の夜明けに向かって」というタイトルで寄稿をしているので、ご興味のある方は是非ともご一読頂けたらと思います。

5,000年以上続いたマヤ暦や2万6000年の地球の歳差運動も一巡し、これから地球は夜明けの新時代へと向かって行くわけですが、その中で「夜明け前が一番暗い」という厳しい期間の中、少しでも新時代への灯火ともなる芽を見つけましょうというテーマにおいて、今回は最も重要な存在であるエネルギー問題についてを取りあげて書いています。とりあえず2章のはじめの部分だけを以下に転載しておきます。

新しい時代の夜明けに向かって(滝沢 泰平)
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※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 『エネルギー白書2012』

2章:枯渇性エネルギーから再生可能エネルギーへ
日本におけるエネルギー政策の歴史は、戦後から何度か方向性が大きく変わっています。

戦前の日本におけるエネルギー基盤は、一貫して石炭がその主力を担ってきました。戦後も日本の国内エネルギー源としては、石炭の比率が高かったのですが、やがて中東油田の採掘が活発になると日本でも石油の大量輸入が始まり、石炭需要は1960年代には徐々に衰退していき、エネルギー源および重化学工業、軽工業においてもすべて石油輸入に依存した経済が発展していきました。

しかし、1970年代の2度のオイルショックをきっかけに、当時7割を超える石油依存度となっていた日本も石油という単一のエネルギーに頼りすぎることの危険性を思い知らされ、日本は中東以外での油田開発、省エネルギー政策、代替エネルギーの開発が急務となり、そこから原子力や天然ガスなど石油代替エネルギーの導入が進みました。

そして、現在も日本のエネルギーの供給のうち、石油や石炭、天然ガスなどの化石エネルギーがその8割以上を占めていますが、少しずつ「化石エネルギー」の一極集中から「非化石エネルギー」の導入も進みました。

それ自体は決して悪いことではありませんでしたが、2011年にその代表エネルギー源ともなる原子力発電所の大事故が発生してその危険性があらわとなってしまった現在は、非化石エネルギーの中でも「再生可能エネルギー」が注目を浴びています。

再生可能エネルギーとは、一度利用しても比較的短期間に再生が可能で資源が枯渇しないエネルギーであり、代表的なエネルギー源としては太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスなどが挙げられます。

その中でも太陽光発電は、潜在的エネルギー量や手軽さで最も期待されている再生可能エネルギーの一つです。太陽光発電は、シリコン半導体等に光が当たると電気が発生する現象を利用し、太陽の光エネルギーを太陽電池(半導体素子)により直接電気に変換する発電方法です。

日本は太陽光発電導入の実績では、ドイツとともに世界をリードする国であり、2009年末時点の導入実績は262.8万kWで、この10年間で約8倍にも増えています。また、近年は住宅用太陽光発電システム以外に、産業用や公共施設などで導入が進んでいます。

一般的に太陽光発電のメリットは、以下のように云われています。

1.エネルギー源は太陽光
エネルギー源が太陽光であるため、基本的には設置する地域に制限がなく、導入しやすいシステムといえる。
2.メンテナンスフリー
システム的に可動部分が少なく、一度設置すると発電などは自動的に行われ、機器のメンテナンスはほとんど必要としない。
3.用地を占有しない
屋根、壁などの未利用スペースに設置できるため、新たに用地を用意する必要がない。
4.遠隔地の電源
送電設備のない遠隔地(山岳部、農地など)の電源として活用することができる。
5.非常用電源として
災害時などには、貴重な非常用電源として使うことができる。


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※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 『エネルギー白書2010』

しかし、これだけメリットが揃っているなら今すぐにでも化石エネルギーや原子力に頼った発電所に変わって日本の主力エネルギー源にもなりそうな太陽光発電ですが、そうは簡単にはいかないのにはやはり事情があり、どうしてもデメリットがいくつかあります。

その最大のデメリットと云われているのが、発電コストです。再生可能エネルギーの発電コストを見てみると、太陽光発電がもっとも高く1kW時当たり49円、風力は10円~14円、地熱は8円~22円となっています。例え燃料費が無料であったとしても、太陽光発電所などは建設費が非常に高く、気候条件により発電出力が左右されることからも、逆に発電量は火力や原子力に比べて少ない効率の悪い発電方法とされています。

原子力発電と太陽光発電(住宅用)の発電量を比較したデータが、中部電力のホームーページにありますが、原発1基の100万kWと同じ電力を生み出すのに必要な太陽光発電(住宅用)は、およそ190万軒分にも及ぶそうです。また敷地面積においては、浜岡原子力発電所が約1.62km2でナゴヤドーム33個分の敷地面積に相当するに対し、太陽光発電(住宅用)では、約62km2の敷地面積が必要になり、これはナゴヤドーム1390個分に相当するようです。

これだけを見る限りでは、現在住宅用に使われている太陽光発電の技術では、既存の発電所に代わっての主要なエネルギー源になるのは難しく、原子力はともかく、日本は、やはり火力発電を中心とした化石エネルギーに頼った発電手段に頼らざるを得ない状況となっています。(転載終了)

このように太陽光発電は、メリットは多いものの残念ながら今の段階では最も効率の悪い発電方法と云われていますが、今回の記事ではそれを完全に打ちくだす画期的な新型の太陽光発電として、木内鶴彦さんの「太陽光炭素化炉」「炭素電池」の話を3章以降で具体的に説明しています。

すでにご存知の方も多いと思いますが、このエネルギーシステムが実現したら電線とコンセントが不要となるだけでなく、同時に地球のゴミもなくして環境を改善しながら循環する社会があっという間に出来上がります。

またエネルギー問題が解決すると、同時に今までお金にかかっていた魔法も解けて、お金という存在も元の姿に戻ります。お金自体は価値のない紙切れであり、あくまでも交換手段に使う役割しかないのだと…。

そして、元の姿に戻るのはお金だけでなく、お金によって支配をされていた人間も元の姿に戻ることになり、自分が本当に好きなことをやりながら人のため、世のために貢献できるようになります。人間の集合意識によって現実が創られる地球システムにおいては、人類があらゆる支配から解放されると、集合意識の大転換が起こってまったく別の次元の地球の現実へとシフトします。

これこそ本当のアセンションともいえなくもないですが、いずれにしても現実的にも電磁波障害もなくなって地球も人間もかなり健康になりますし、他にもエネルギーシステムが一変するだけで連鎖的に良いことづくしで素晴らしい世の中になるのですが、一方で今のような原発推進をして既存のエネルギー利権を守ろうとする日本の政権下においては、こういった革新的な新型の自然エネルギーが実用化されることは非常に難しくなりそうなので、一般化されるには、まだまだ時間はかかりそうです。

というより、こういった地上天国を実現できるシステムがあるにも関わらず、それを世に出すことができないままでいることは、この地球という星が今までどおり地獄のままで地球人も囚人のまま自由がない状態であるのも変わらず、その行き着く先は何度も繰り返すようにエンマ大王の襲来とプラズマベルトによる制裁が待っています。

そして、それを象徴するかのように、今回の1月号のザ・フナイの五井野博士の記事にはまた重要なことが多く書かれています。

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※火星に着陸するドラゴン宇宙船の想像図(スペースX社提供)

「火星に8万人移住」 スペースX創業者、今世紀前半の実現目指す
  米宇宙ベンチャー・スペースX社の創業者で最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏は27日までに、地球から火星に8万人を移住させる将来構想を明らかにした。今世紀前半の実現を目指している。米宇宙専門メディアの「スペース・コム」などが伝えた。火星への飛行費用は1人50万ドル(約4100万円)と見積もっている。液体酸素とメタンを燃料とした、繰り返し使える巨大なロケットを開発。最初は10人未満の少人数で移住し、多くの人が自給自足できる居住区をつくる。SF映画に出てくるような居住ドーム建設や、食料やエネルギーを確保する基盤整備など、巨額の資金や技術開発が必要で、課題は山積だ。マスク氏は短文投稿サイトのツイッターに「常軌を逸しているように聞こえるのは分かっている。だが人類が複数の惑星で暮らすことを望むなら、多くの人を火星に運ぶ方法を考える必要がある」と書き込んだ(2012年11月28日 産経ニュース)

ちょうど1ヶ月ほど前に、この人類の火星移住に関するニュースが報道されたようですが、このイーロン・マスクのスピーチの件に関して五井野博士は、数々の証拠や根拠をもとに1月号のザ・フナイの中で以下のような見解を出しています。

地球製円盤と地球外 UFO の解明(「ザ・フナイ1月号」五井野 正博士)
「…すでに人類は円盤で月にも火星にも飛行しており、数多くの地球人がすでに火星に移住して、その結果、地球よりも特別に素晴らしい環境のため火星への移住者たちが地球にはもう戻りたくないと思うくらい魅力のある星であるか、もしくは、地球人類がもうすぐ滅びるために“ 人類の保険 ”という形で地球人の種を火星に残しておくという、どちらかの理由で特権階級の人々向けにスピーチをしたことになる」

というような見解で、できれば地球がヤバいからというネガティブな理由よりは、単純に地球よりももっと環境の良い惑星だからというポジティブな理由の火星移住であって欲しいものですが、残念ながらその可能性は低く、やはり地球の危機が迫っているような話も五井野博士は1月号の中で触れています。

地球製円盤と地球外 UFO の解明(「ザ・フナイ1月号」五井野 正博士)
「すなわち、地球人の同胞とも言うべき火星人は、金星人や他の太陽系星人と共に、1945年以降、核戦争防止と、地球人の道徳や精神向上、そして同じ太陽系兄弟として宇宙ピープルの仲間入りのために、地球人に対し、技術的援助や精神的努力を今日まで惜しまないで協力してきていたのだ。
 しかしながら、遂に彼らにも危険な状態が及ぼし始めるようになったために、地球人に対して援助どころか自らの避難さえも開始していると述べたら、『ザ・フナイ』の読者の方はどう受け止められるだろう?
 と言うのも、今ここに来て地球の支配者たちが、強大な宇宙兵器の開発を基に増長した自我心と慢心から、宇宙人たちに対して敵対心を持ち、宇宙兵器も持つようになってきたために、これから太陽系星人たちはどう対処していくのかという問題が生じてきたのと、地球の大異変や太陽系の大異変が想像以上のものだと気が付いてきたからである(筆者註:これで『七次元よりの使者』の小説に近づいてきた)。

今は人類どころか宇宙人達も地球脱出に必死であり、その理由には地球の危機だけでなく、先日にアミの話で宇宙人は敵ではないと伝えたにも関わらず、宇宙人に対する人間の敵対心も影響しているとは、何とも悲しい事実であります。

もっとも地球の危機に関してはHAARPなどのプラズマ兵器の乱用によるオゾン層や電離層のダメージだけでなく、人類や地球の生命(いのち)よりも経済活動を優先させて環境を破壊し続けている今の文明社会全体、そして、そこに属する我々一人ひとりにも責任があるわけですが……。

だからこそ、今は真実を知って一人ひとりが目を覚ます時であり、そして異星人襲来の脅威からではなく、地球の再生と継続のために国籍に関わらず地球人全体が一つにまとまって協力するタイミングがやってきていると思います。

それは明治維新で「日本人」が生まれたように、今回は地球維新として人類全員が「地球人」という自覚とモラルを持つことであり、これから地球をどうしたいのか真剣に考えて行動しない限りは、宇宙がこの地球を地球人に任せることができなくなるのは必然の流れでしょう。地球はほっといても間もなく自浄作用を起こし、その中で人類は淘汰されていきます。

こういった厳しい発言をすると、すぐに「ネガティブに考え過ぎだ」とか根拠もなく「地球を脱出しなくとも地球の未来は明るいので大丈夫」という意見も少なからず飛んで来るのですが、正直に言って今の世の中を本気で極楽と思っている人がいるのであれば、それはあまりにもおめでたいとしか言いようがなく、また、地球崩壊や人類滅亡と聞いて、すぐに恐怖心を抱く人々もまた似た様なものです。

さすがに「人類など滅亡して当然だ」とまでは言いませんが、ある程度冷静に今の世の中や地球の危機的な状態のこと、そして、それに至る現在までの人類の愚行を考えたら「このままだと人類が自然に淘汰されてもおかしくはないな」と思い、楽観論や恐怖心を抱く前に懺悔の気持ちが先に来るかのが普通ではないかと思いますが……。まぁ、人それぞれ感覚の違いはあるのでしょうがないですけどね。

地球脱出を否定する人は、地球残留を本気で考えた人であり、それであれば真剣にそのために何が必要なのか考え、実践していかなければいけないと思います。アセンション云々やら、宇宙人の援助どうこうではなく、まずは肉体のあるうちに人類自らの手で地球を再生していくことをはじめ、とりあえずは「地球人もなかなかやるね?」「これなら地球も安心だ」と宇宙人や他の惑星にも思ってもらう段階にまで地球を変えていくことが重要かと思います。

とにかく目覚める最初の一歩は何でも良いのですが、最近は「目覚めているのかどうか良くわからん」というお声も良く頂きます。

「本気で目覚めるとは?」というと、これまた人それぞれなので正解はないのかもしれませんが、個人的な感覚では本気で目覚める感覚があると、まず何か行動をせざるをえなくなります。もし、まだ何かしら具体的な行動に移せてない方がいるとしたら、頭で分かっていても魂(心)で納得していない場合が多いかもしれません。

これは体験した人でないと分からないかもしれませんし、人によって個人差があるかと思いますが、人間が「やっぱり本当だったんだぁ」と心から納得して洗脳から解ける、もしくは目覚める時は全身に電気のようなものが走り、震えが止まらなくなって情緒不安定になります。

「本当に支配者は存在し、自分は支配されている」「本当にあの世が存在し、この世は仮想現実である」「本当にUFOも宇宙人も存在している…」などなど、こういった「やっぱり本当だったんだぁ」の価値観崩壊の啓示(?)が降りると人格崩壊寸前にまで人は陥り、それが落着いた頃には今までとは別人のようになって、とにかく小さなことでも何かしらの行動を開始すると思います。

自分のように短い期間でこれらが連発すると、本当に現実世界の自分に戻ってくるのが難しく、危うく精神病院へと行きかねないので注意も必要ではありますが。まぁ、そんな体験も少しずつまとめて共有できるようにしてお伝えしていきたいと思っています。

明日からは、伊勢神宮への正式参拝がありますので、またしばらく更新はできずです。というか21日より、やたらとバタバタして時間がありません。タイムウェーブ・ゼロ理論では21日で時間が最短になり、忙しくなくなるはずなのになぁ……。