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※2012年12月29日の琵琶湖大地震は1月8日へ修正

 今からちょうど10日前に【12月29日に琵琶湖周辺でM7.8地震】という記事で週刊誌「FRIDAY」で紹介されていた「12月29日の琵琶湖大地震説」をご紹介しましたが、本日がその予測日となります。

週刊誌とはいえ、表のメディアが報道したこともあって、年末に関西へと帰省する人々から不安の声も上がっていましたが、どうやらこの説を打ち出した地震予測家の串田嘉男氏の最新情報によると、予測の修正が行われたようです。

串田氏が予測する近畿圏地殻大型地震の前兆は、2012年12月25日時点でも継続中で終息が認められないとのことで、当初予測されていた2012年12月29日前後に発生する可能性を完全に否定し、今は2013年1月8日前後の可能性が強いとのことです。

より詳しい根拠を知りたい方は、以下の串田氏が発表した内容をご覧下さい。

No.1778 長期継続特殊前兆 原稿校了後の前兆変化について 続報 No.006

ただし、もし1月8日になるとしたら、年明けの1月2日頃に観測しているFMラジオ電波に前兆現象が起こるようなので、逆に1月2日頃にも前兆現象が起こらなければ、1月8日の発生可能性もまた修正されるかと思います。

いずれにしても、実際のところ1月8日という日に地震が起こる可能性はあるのでしょうか?

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※モノポール(磁気)の流れ

そんな矢先に「地震のエネルギーは太陽から供給される磁気量である」と考えるNPO法人日本地震予知協会が発表する「シャク暦」の2013年度版が発表されました。

2013年(地球の暦)シャク暦

シャク暦は、月や彗星の周期から地球に届く磁気量を予測し、それによって地震や火山の噴火トリガー日を予測するカレンダーです。

当ブログでは、東日本大震災以前よりシャク暦は参考にさせて頂いていますが、今のところは、かなり良い確率でシャク暦の地震トリガー日は当たっているように思えます。

最も「いつからいつまでの期間に地震(または噴火)が起こりやすい」という予測であり、カレンダーを見るだけでは、具体的に「何日の何時頃にどこでどれくらいの規模の地震なのか、それとも火山の噴火となるのか」まではわかりません。

【風が吹けば桶屋が儲かる】
1. 大風で土ぼこりが立つ
2. 土ぼこりが目に入って、盲人が増える
3. 盲人は三味線を買う(当時の盲人が就ける職に由来)
4. 三味線に使う猫皮が必要になり、ネコが殺される
5. ネコが減ればネズミが増える
6. ネズミは桶を囓る
7. 桶の需要が増え桶屋が儲かる

シャク暦は、この「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざの、あくまでも「風(磁気)がいつ頃吹くか?」を予測するカレンダーであり、最終的に「桶屋が儲かる(地震が発生する)」前の前兆現象(ネコが減ったりネズミが増えたり…)については、冒頭の串田氏のFMラジオの電波や地震雲などの地球上の自然現象などの異変を細かにチェックする必要があります。


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ということで、前置きが長くなりましたが、早速来年の1月のシャク暦を確認してみると、確かに1月8日は彗星近日点(太陽を回る惑星や彗星が、楕円軌道上で太陽に最も近づく位置)であり、一応は地震トリガー日には指定(▲マーク)されています。

そういった意味では、前兆現象をチェックしながら少し警戒した方がよいかと思いますが、いずれにしても日時を指定する地震予測は難しいので、1月8日に限定せず、特に年明け早々は日頃から防災意識は持っておいた方が良いかと思います。

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※2012年1月1日の鳥島近海地震

というのも、毎年1月の頭は世界各地でマグニチュード7を超える大規模な地震が発生しやすいと云われています。

2009年1月4日にインドネシアのニューギニア島でM7.62010年1月4日は太平洋のソロモン諸島でM7.02011年1月1日は南米のサンチアサンエステロでM7.01月3日にチリ南米西部でM7.1、そして2012年の1月1日には日本の鳥島近海でM7.0の大地震が発生したのを今でも覚えている人もいると思います。

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※1月2日はEN(地球近日点)

このように毎年のように大規模な地震が世界各地で発生している1月頭ですが、その理由の1つは、この時期の地球と太陽の位置が関係しているといわれています。

地球は、太陽のまわりを楕円形にまわっているため、年間でも太陽に最も近い日(地球近日点)と最も遠い日(地球遠日点)があります。地球近日点は、毎年1月のはじめ頃(3日~5日)であり、遠日点は半年後の7月中となり、この両日前後は、地震が起きやすくなるといわれています。

来年1月のシャク暦にもEN(Earth Near)という記号があるように、2013年の地球近日点は、例年よりも少し早い1月2日です。1月前半はトリガー日(▲)には指定されていませんが、一応は1日から5日頃までは、日本に限らず世界各地で大規模(M7以上)の地震にはご注意下さい。特に5日の下弦の月は地震トリガーになりやすい日です。


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※1月25日〜2月11日まで連続18日トリガー日

あと気になるとすれば、1月頭よりは後半から2月中旬にかけての期間です。具体的には1月25日から2月11日までの18日間は連続してトリガー日に指定されており、これは2013年の連続トリガー日の中では最長期間となります。

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※2011年3月11日の大震災は連続14日トリガー日の11日目に発生した

2011年3月11日の大震災は連続14日トリガー日の11日目に発生しましたので、トリガー日が長く続けば続くほど短期間に磁気量がマントルへと蓄積され、地球の活動も活発になるかと思います。

最も過去には20日ほどトリガー日が続いても中規模地震で済んだ時もありますので何ともいえませんが、とりあえずは2月上旬頃は要注意かとは思います。

3月以降のシャク暦を解説するとキリがないので、また時期が近づいたらお伝えします。


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12月30日から1月4日まで発送はお休みとなります。
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来年もどうぞよろしくお願い致します。