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※柳田ファームさんのマップ

 本日は、埼玉県の日高市というところにある「柳田ファーム」さんという畜産農家の見学に行きました。まだご存知の方も少ないかもしれませんが、ここ柳田ファームさんは、畜産業会に革命を起こした「奇跡の水(EMBCバイオエナジー水)」を製造しているところであり、これから先の人類救済のキーとなる研究開発をしている機関となります。

この「奇跡の水」というのは何かといえば、簡単にいえば汚水を「複合発酵」という技術によって浄化させた水であり、おまけに、ただ汚水が浄化されただけでなく、この水には生命や環境を蘇生させる力があります。

つまり、微生物の発酵の力によってマイナスをゼロに戻すだけでなく、マイナスからプラスへと真逆に転換させた水であり、専門的には、生菌数を10の7乗8乗9乗無限に増やすのと同時に極小化させていき、最終的に結晶化の生命半導体にして、宇宙エネルギーを取り込む水にします。

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※フリーエネルギー発生の原理

難しい話ではありますが、フリーエネルギー発生の創造の原理(中性)微生物の陰陽エネルギーによって発生させており、これによって物質の常温の元素転換を実現することができます。

つまり、現代科学では考えられない原子転換や物質の消滅などの魔法のような科学が現実的にできるわけであり、毒をクスリに変えることなども簡単にできるのです。いわゆる腐敗などの放出サイクルから電子を集めて蘇生させる発酵の吸引サイクルへと物質を変化させます。

そのため、悪臭などの匂いというのは腐敗サイクル(放出系)の典型的な例なので、養豚場なども通常は汚水(豚の糞尿)によってひどい匂いが立ちこんでいるのですが、まず、この柳田ファームさんを訪れて驚くのが「本当に養豚場?」と思うほど、養豚場特有の悪臭がまったくしないのです。

これは、自分も地元の中学校が養豚場の隣だったので、グランドから教室まで悪臭が漂っていたのをよく覚えており、その時の感覚からすると、敷地内に入っても匂いがほとんどしないという事実は、驚愕のことでした。もちろんまったくゼロというわけでなく、実際の養豚小屋の近くまで来ると多少は匂いはしますが、それでも敷地内のほとんどは匂いがしないので、恐らく同業者の方が訪れたらビックリすると思います。それに匂い自体も嫌な匂いではなく、どこか心地のよい匂いなのです。

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※養豚小屋から集められた大量の汚水(糞尿)が最初に集められる調整槽

ここの農場では、母豚70頭、肉豚700頭もいるので、汚水(糞尿)は毎日約3トンほどの量になるようです。そして、通常であれば、この最初に汚水が集められた槽は、当然ながらまだ分解もされていないので一番匂いがきつい場所になりますが、驚くことに、柳田ファームさんの場合は、もうこの最初の槽の段階でまったくの無臭となっています。

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※浄化の第二段階の槽

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※浄化の第三段階の槽

これが浄化の二段階、三段階目になってくると、どんどん水の透明度も増してきて、三段階目になると飲むこともできます。実際に飲みましたが、ちょっと前までが汚水だったとは信じられないほど無臭であり、味は酵素の独特の後味だけが若干残る程度で、ほぼ無味でした。何より、飲んでも触ってもエネルギーがかなり高い水で驚きました。

柳田ファームさんの豚は、このエネルギーたっぷりの「エナジー水(奇跡の水)」を飲んでいるようであり、そのため豚の体内からすでに微生物による浄化が始まっていて、それで通常の豚よりも糞尿に匂いがないようです。

また、施設内の畑には、この水が撒かれており、そのため、無農薬でも野菜が元気に育って豊作となっています。

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※奇跡の水で育った巨大なレンコンとたけのこ芋

とにかく、この「複合発酵」の技術を取り入れるまでは、この柳田ファームさんでも、一般的な養豚場と同じく悪臭が当たり前であったようで、当然ながら近隣からも苦情が相当あったようです。

しかし「豚の糞尿を無臭にできる技術はない」ということが、当時も今も畜産業会では当たり前であり、そのため行政も「仕方ない」という認識で一切文句や改善命令などは出さなかったそうです。

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※「緊急版!微生物が放射能を消した!!―日本復活の革命は福島から」著・高嶋 康豪

この「複合発酵」というのは、普通ではあり得ないほどに微生物を活性化させる手法であり、これを開発した第一人者は環境微生物学の高嶋康豪(たかしまやすひで)博士です。

高嶋博士といえば、ネット世界では「トンデモ博士」「詐欺師」など批難・中傷オンパレードの博士ですが、その発端となったのは、今から10年以上前、宮崎県えびの市の有名な焼酎会社に「焼酎カスを真水にするEMBC」として、この複合発酵の技術を提供したところ、約1000トンの焼酎カスが腐敗して、えびの市役所周辺に半年ほど悪臭被害が発生してしまったからのようです。

詳しい背景は知りませんが、これは確かに失敗は失敗であったようで、ただ、微生物の世界というのは、生命の世界であり、やはり、やり方次第によって何かしらトラブルというのは発生するリスクはあるようです。

特に汚水をはじめ、微生物が分解・処理するのは何でも新鮮のうちが良く、時間がかかるほど発酵が途中で止まってしまい、嫌気性菌が死んでしまうと腐敗や悪臭などのトラブルのもとになるようです。

だから、大きな企業や行政など、大規模なプロジェクトとして「複合発酵」を取り組む場合には、「生き物を扱う」という最新の注意と高い意識を持つ必要があり、そこを失敗する発酵サイクルとは真逆の腐敗サイクルへと繋がってしまいます。

この宮崎の一件については、これ以上の詳細は知りませんが、恐らくは何か管理体制や扱う人々の意識などにも問題があったと思われ、一概に高嶋博士が悪いことではなかったと思えます。

それどころか、最新の実験では、放射能の汚染地で次々に放射能を消滅させている結果を出しており、原発事故以来、何かと微生物は注目されてはいますが、その中でも高嶋科学は微生物を使用した最先端の除染方法として今後の活躍が非常に期待されています。

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※複合発酵 あ・うんユニットの仕組み

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※あ・うんユニット

そして、こういった背景もふまえて、この複合発酵の技術が最終的に集約されたのが、高嶋技術を応用して柳田ファームさんのところで開発された「複合発酵 あ・うんユニット」という家庭用の浄化槽であり、これは先程の養豚場の汚水処理を人間の下水処理で実現したものです。

大規模な汚水処理施設だと、様々な意味でリスクが伴いますが、これが家庭用のコンパクトサイズにまで落とし込むと、劇的にリスクは少なくなり、かつ相乗的なメリットがいくつも際立ちます。


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※トイレの裏に「あ・うんユニット」と同じ仕組みの浄化槽が取付けてある

実際に柳田ファームさんの敷地内になるトイレの裏には、わかりやすく「あ・うんユニット」の原型となる装置がむき出しで取付けられていますが、これが先ほどの養豚小屋から出て来る最初の汚水処理槽と同じように、すぐにトイレからくみ出されているのに、フタを開けて中を覗いても匂いが一切しませんでした。

そして、ここで浄化されて製造されたエナジー水が、敷地内の家庭菜園や池へと自動的に流され、その場を微生物豊かなイヤシロチへと変化させるのです。

何が言いたいかといえば、この「あ・うんユニット」が一般家庭で実用化されると、自分が出した汚水(糞尿)が浄化されて、エネルギー高い「奇跡の水(実際飲料用とするには、さらに変化が必要)」へと変化し、それが自分の家の敷地内に自動的に散布されて、家庭菜園などに実用できるのです。

つまり自分の汚水(毒)が液肥(クスリ)となり、その場の土地情報と自分の情報が入った作物というのは、地球上どの作物よりも体にマッチした作物(情報体)で、いわゆる真の自給自足と医食同源、そして「循環」を実現することができます。

江戸時代の「肥だめ」の原理が、最先端の宇宙科学と融合することで、新時代にふさわしい循環のシステムが出来上がるのです。

こういった過去の良き叡智や文化、技術をそのまま現代に活用するのではなく、科学の良い面と上手く統合されることが、これからの新時代に必要な技術であり、そして普及するものだと思います。

価値観にしろ、こういった技術にしろ、単純に昔のもの現代に取り入れたりする先祖返りのような考え方は、あくまでも昔(その当時)だから良いものであり、今の時代においては多くの人々に受け入れられないもので、決してスタンダードにはならないと思います。

ご存知のとおり、当ブログでも長い間「自給自足」「医食同源」の重要性を伝えてきましたが、今は本当の意味で安全性の高い食材や栄養価の高い食材を入手するのは困難な時代となっており、かつ誰でも簡単に自然栽培ができるほど、農作業も決して楽なものではありません。

しかし、この「あ・うんユニット」を使えば、普通にトイレを使っているだけで、いつの間にか庭先で微生物豊かな土壌が出来上がってしまい、そこでは大きな苦労なしに栄養たっぷりの大きな野菜の栽培ができ、高エネルギーの土に触れるだけでも心身が健康になるのですが、おまけに自分の情報と土地の情報がつまった究極の地産地消もすることができ、恐らく病院いらずの医食同源が、自然とともに循環しながらできるのです。

さらに、その家庭の土壌というか「場がイヤシロチ」になると、そこから地下水などを通してエナジー水が地域へと広がり、周囲一体や最終的には海まで浄化することができます。

良い波動のエネルギーの伝達とは、ドミノ倒し方式で広がり、それも1枚ずつ倒れるのではなく、1枚から2枚、2枚から3枚や4枚と…先にいけばいくほど膨大に広がっていく方式であり、一家庭から始まった地球浄化の流れが、最終的に地球環境全体にまで影響を及ぼすことができるのです。

そして、何よりも今は放射能汚染が厳しい現状を迎えていますが、このシステムを使えば家庭菜園の自分の食べるものだけでなく、自分の敷地内も放射能から守ることができ、そして前述したように周囲や地球全体からも不要な放射能を消すことができます。

ということで、この「あ・うんユニット」には、未来の日本をつくるために非常に明るい希望を感じていますが、2013年の新時代になって、いよいよ表に出て普及が始まるようです。価格は、なるべく安く簡単に設置ができ、単純で効果が高い製品になるように、一般的な合併浄化槽と、ほぼ変わりない価格となっております。

まずは自分自身が実験をということで、うちは近いうちにこれを導入して色々と試していきますので、またブログなどを通して具体的な効果を発表していきたいと思います。

また本当にあらゆる面でエコで有効的な装置であれば、それこそ被災地などの仮設住宅などにも利用して頂きたいし、さらに放射能を消せることも確実となれば、福島県をはじめ、汚染が高い地域へと多く設置してもらいたいとも思います。

そして、こういった日本発祥の技術が、やがて世界へと普及し、発展途上国で下水処理ができていない国々のシステムを整えて衛生環境を変えたり、それこそ先進国でも実用化が進んで、早く地球を再生させる循環の社会システムを世界規模で実現できたらと思います。

尚、本来は地面に埋設するのですが、すでに家を建ててしまった家庭でも、決して設置するのは不可能ではなく、それこそ匂いもないのでスペースがあれば地上に出しても良いかもしれませんし、これから家を建てようと考えている方なら、まさにぴったりの浄化槽となります。

残念ながらマンションだと、いますぐに活用できる機会はないかもしれませんが、いつか普及が進めば、マンション規模でもこういった下水システムが標準化されるとは思いますので、まずは知人・友人で興味がありそうな方がいたら是非とも教えてあげて頂けたらと思います。

とはいえ、まだ一切普及が始まっていないといっても良いものであり、実績という面においてはこれからなので、まさに皆で試しながら試行錯誤改良も重ねていくという流れだとは思います。

また、とりあえず実用できるかどうか別にして、ご興味のある方は、柳田ファームさんのホームーページをご確認頂くか、もしくは事前に予約をされて現地まで見学に行ってみてください。

「複合発酵あ・うんユニット」

お問い合わせメール:siyana@maple.ocn.ne.jp  
電話:042-989-4062


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※大自然エナジー水 バイオマシン

ちなみにこの何とも怪しい装置は、汚水(この場合は生ゴミなどが原料)から液肥を超えてさらに飲料水へと「複合発酵」させていくシステムであり、やがては「あ・うんユニット」も、液肥散布だけでなく、そこから抽出されたエナジー水がお風呂に入れられたり、飲料水としても飲めるように進化するようです。

もちろん、付属オプションとしてバージョンアップできるような仕組みなので、ベースとなる「あ・うんユニット」があれば、後付けでできるものを想定しているようです。

とにかく、旧時代の様々な権力や社会の構造が壊れていく中で、確実に新時代に必要な芽が水面下で産声をあげ始めています。こういったものを大切に育てて世に出していきたいです。

今回は、池田整治さんのご紹介で訪問し、今日は池田整治さんもご一緒にお越し頂きました。池田整治さんをはじめ、柳田ファームさん、そして関係者の皆様本当にありがとうございました。

良い形で認知されて普及されるように、引き続きレポートしていきたいと思います。