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「国家百年の計」首相がTPP交渉参加を表明
 安倍首相は15日、首相官邸で記者会見し、環太平洋経済連携協定(TPP)への交渉参加を正式に表明した。

 TPPを「アジア・太平洋の未来の繁栄を約束する枠組み」と位置づけ、交渉参加を「国家百年の計」と説明した。日本は参加国の同意を得たうえで、7月にも協議に加わる見通しだ。コメなど農産品を関税撤廃の例外扱いとできるかが今後の焦点となる。政府は同日、TPP参加で実質国内総生産(GDP)は3・2兆円押し上げられるとの試算を公表した。

 首相は記者会見で、「我が国は自由貿易体制の下で繁栄をつかむ道を選択した」と述べた。そのうえで、TPPについて「日本の国益になるだけではなく、世界に繁栄をもたらす」とし、「すべての関税を撤廃した場合でも、我が国経済全体としてはプラス効果が見込まれる」と説明した。(2013年3月16日01時15分 読売新聞)

 さて、予想通りというかお役目通りに安倍首相は、TPPへの正式な交渉参加を決めました。いくら経済大国だからといっても、今さら日本が交渉に参加したところで、全体の方向性や内容を大きく変えることなどは出来るはずもないので、日本にとっては完全に不利な条件のままTPPは日本へと上陸してくると思います。

とはいえ、これは自民党政権になった時点で当然ながら回避不可能の方向性であり、誰も何の驚きもないでしょうが、ただ、いよいよ天災とかテロ・戦争とかとは別に、日本の社会に大きな変化の時期が訪れようとしています。

表面的にみれば、これは日本の一大事であり、このまま日本の農業や食に限らず、日本の産業全体が大きなダメージを受けることになり、古くから栄えていた日本独自の産業は次々に姿を消し、外国資本に乗っ取られた巨大企業やその一味の連中が日本の経済から社会も支配することになるでしょう。

いずれにしろ、TPPがもたらすものは、日本に大きな「変化」「刺激」であると思います。

今までと産業構造も大きく変わるし、個人も企業も変わっていかないと時代の流れについていけなくなります。

しかし、この「変化」をどう捉えるかによって、TPPに対する考え方も変わってきます。

この「変化」「破壊」と捉え、「破滅のための破壊」と捉えたらTPPは悪魔のような存在ですし、これを「転機」と捉えて「進化のための破壊」と捉えたら、必ずしもTPPが日本に与える「変化」が悪いものになるとは限りません。ただし、長期的にみた場合となりますが…。

「岩戸開くまでに、まだ一苦労あるぞ。この世はまだまだ悪くなるから、神も仏もこの世にはおらぬのざというところまで、とことんまで落ちていくぞ。」

日月神示にも、こういった新時代が本格的にやってくる前は、世の中はどんどん悪くなる一方であることを随所で伝えていますし、いつも「夜明け前が一番暗い」と表現しているように、本当に良い世の中がやってくる前は、旧体制を破壊するための「変化」が何かしらの形で発生します。

日本で発生した原発事故も同じだと思います。

これを単なる陰謀や人類滅亡の危機として捉えてしまえばそれまでであり、この危機を乗り越えることによって、どんな希望が見えてくるのか?問題をクリアすることで、どれかだけ人類は進化できるのか?を考えれば、すべてが良い方向へ向かっていくための必要・必然の出来事であることだと気づけます。

この三次元世界には解決できない問題はなく、答案用紙に書く答えに決まりもありません。答えは自分達で決めて書くものであり、その答えを「人類滅亡」と書けば、それが正解となって現実化するものです。

TPPは、確かに今までの日本の産業構造を破壊するような変化を与えるかもしれませんが、一方で今までの産業構造がこれからの新時代に本当にふさわしいものであったかは疑問が残るところです。

戦後の高度経済成長期の流れによって、日本の経済は大きく発展をしてきましたが、一方で公害問題や環境破壊など、まったく循環できない地球環境を生み出し、自らの命を奪い取るような犠牲も多く出してきました。

いつの間にか人間や地球の命よりもお金が優先される時代となってしまったのです。そして、今もそれは継続され続けています。

だから、どんな形であれ「今変わらなければ」もう変わることができなく、ある一定ラインを超えると二度と取り返しのつかない事態へとなってしまいます。そして、そのツケは次世代の子供達、未来の地球人達に回してしまうのです。

そのため人類が変わらない限り、気づかない限りは、引き続き大きな「変化」が起こり続けるでしょうし、それが天災となるのか、それとも再び原発事故のような大惨事になるのか……何が起こるかはわかりません。

しかし、時代は確実に新時代へと比重はシフトしているので、良くも悪くも「変化」が起こることは、気づきを与えるのと同時に、この文明が次のステップへと進化していくことのあらわれだとも思います。

ただ、その荒療治に上手く対応していかないと、その中では「毒」も使われ「痛み」も伴うので、新時代が来る頃には自身の身も心もヘロヘロになってしまいます。

正しい知識を身につけ行動していけば、いつの間にか時代が切り替わってしまうほど、あっさりと嵐も過ぎ去っていくかもしれません。

TPPでいえば、遺伝子組み換えの食糧が大量に押し寄せてくるとなったら、これを期に食に対する考え方を見直し、いかに自分自身の手で安心で安全な食べ物を確保できるかを実践したりすることです。

目先の利益に目がくらみ、お金(安さ)と引き換えに健康を失ってしまうと、結局は医療費でお金を使うことになるので、自分で汗水働いたお金が最終的には薬代となって搾取されてしまいます。もちろん薬に手をつけたら本来の健康を取り戻すことはできなくなり、薬漬けの悪循環に陥って、最後は精神も不安定となって仕事にも支障が出てきています。

そして、一番気をつけなれければいけないのは、やがて来ることが確実視されている食糧危機への備えです。TPPの真の恐ろしさとは、外国からもモノが買えない事態となった時です。国内には国民全員を食べさせる能力がない中で、外国からも食糧が入って来なくなった場合には……と考えると地獄絵図が待っているのです。

TPPに限らず、恐らくは少しでも知識のある方達は、これから先は「これを期に」という言葉がよく増えてくると思います。そういった意味で、今までなかなか決断や行動が出来なかった人々の「尻を叩く」意味が、こういった「変化」にはあると思います。

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※醤油絞り

昨日は、ここ河口湖にて、富士河口湖農園主催の「醤油絞り」のイベントがありました。

昨年に続いて2度目の参加となりましたが、それにしても完全無農薬・無肥料の大豆で作られた絞り立ての醤油は本当に絶品です。

参加された方々も「これが醤油?だったら、今までの醤油は何だったの?」と驚きの声も次々に出ていたほどで、確かにこの味を一度知ってしまったら、頭の中で醤油という存在概念が変わってきてしまいます。

TPPによって、もしかしたら安価で良いものも入ってくるかもしれませんが、食においては、やはり地産地消で手作りが最高の贅沢であり、何より自発的に生きるのは楽しいことです。

消費社会では自分で選択して自発的に生きているようで、権力者達の都合の良いように生かされているのが実情であり、やはり本来の意味での自立とは、自給自足などの何かを生み出す生産行為にあると思います。

「これを期に」の前に動き出すことも大事ですので、食生活だけでなく生き方を変えるちょうど良い時期がやってきていると思います。

尚、話は変わりますが、今月はご覧のとおり記事の更新が不定期となっています。これは相変わらず外出が多いのもありますが、一方で今月は本の出版に向けての執筆活動が忙しく、なかなかブログにまでは手をつけられないからです。

何とか今月中に原稿も書き上げて、4月からは元通りになると思いますので、今月は不定期で更新が少なくなることをご了承くださいませ。その分、少しでも面白い本を書ければと思いますので、楽しみに待っていてください。よろしくお願いします。


参加者募集中 <日本の危機と今後の行方(5/4@日比谷公会堂)>

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