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発生時刻 :2013年4月13日 5時33分頃
震源地  :淡路島付近
最大震度:震度6弱
位置  :緯度 北緯 34.4度
経度  :東経 134.8度
震源  :マグニチュード M6.0
深さ  :約10km

 さて、すでにご存知のように本日未明に淡路島にて震度6弱の大きな揺れの地震が発生しました。幸いにも揺れが激しかった割には、今のところ被害はあまり出ていないようですが、それでも淡路島では地割れが発生したり、液状化が発生したりと一部で混乱が発生しているようです。

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今後も余震が続くと思いますので、関西方面の方は引き続き大きな揺れにはご注意くださいませ。

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※六甲・淡路島断層帯

この淡路島近辺は、1995年に発生した阪神・淡路大震災に象徴されるように、ここには「六甲・淡路島断層帯」という複数の活断層帯が存在している地域です。

つまり、関東に比べたら比較的地震が少ない関西の中でも地震が発生しやすいエリアとなっていますので、そういった意味では、今回の地震も決して珍しいことではありません。

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※本日の震源地【北緯 34.4度 東経 134.8度】

ただ、今のところ気象庁が発表している「北緯 34.4度 東経 134.8度」という本日の震源地は、活断層帯からは少し外れた南側の地域なので、今回の地震が六甲・淡路島断層帯と関連していたかどうかはわかりませんが、恐らく震源地などは誤差が多いので、六甲・淡路島断層帯が引き起こした地震だと思います。

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※中央構造線とフォッサマグナ

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※淡路島南を通る中央構造線

現在、関東や東北の太平洋側を中心に発生しているプレート型地震に比べて、活断層帯の地震は単発に終わる可能性は高いですが、ただ、この六甲・淡路島断層帯については、すぐ近くに関東から九州まっで西南日本を縦断する日本最大の大断層の「中央構造線」が走っているので、今回の地震、活断層のズレが、中央構造線に影響を与えると、これは「フォッサマグナ」や関東方面の地震にも連動することがあるので注意は必要です。

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※4月のシャク暦

さて、今回の地震がなぜ発生したかといえば、まず人工地震説というのは一旦は横において、すでに今月始めの記事でも「シャク暦」をご紹介したように、今回の地震は8日〜16日の連続トリガー日に発生したものなので、地域は別として、ある意味想定範囲内の地震でした。

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※11日にM6.5の太陽フレア、本日もM3.3の太陽フレアが発生

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※太陽黒点も10日以上100個を超えている

それにお伝えする時間がなかったのですが、4月に入ってから太陽活動に変化が出てきており、黒点数が長く増加している中、一昨日には太陽でM6.5の大規模なフレアが発生しており、その2日後に今回の地震が発生しました。

311も発生の31時間前に太陽でXクラスのフレアが発生しており、やはり太陽からの磁気量と地球の地震活動は連動しているように思えます。

太陽フレアは黒点付近から吹き出すことが多いので、太陽で黒点数が増加し、大規模なフレアが発生すると、それが太陽風に乗って地球方面に磁気をもたらし、そして地球のマントルが刺激されて自然災害が発生する仕組みとなっているようです。

ちなみに以前から太陽フレアの影響を受けると頭痛や強烈な眠気が襲ってくる体質になっているのですが、いつもどおり昨晩は強烈な眠気が襲ってきて倒れてしまい、夜の9時過ぎから10時間くらい爆睡しました。

色々と調べてみると、昨晩は同じように体調やバイオリズムに変化が出ていた人が多かったようで、恐らくはこれらも太陽からの磁気が影響をしていたものだと思います。

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※ガイアの法則

活断層、そして磁気量などの影響はさておき、今回は「淡路島」の地震ということで、知っている人は「もしかして東経135度の…」と思ったかもしれません。

最近は「わの舞」ですっかり有名となった千賀一生さんは、著書の「ガイアの法則」で阪神・淡路大震災が起こった理由の1つは「新しい文明が東経135度で生まれた合図」だと書いています。

地球は古代より、東回りの東洋文明と西回りの西洋文明の2つの文明が、約1600年(正確には1611年)ごとに経度22.5度づつ移動しながら発祥しています。(スタートが800年違いなので、実際は800年ごとに双方の文明が次々に発祥)

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どちらの文明も、その1600年の間で前半800年が繁栄で後半800年が休眠(衰退)のエネルギー期間となっているため、常に800年ごとのサイクルで東洋と西洋で文明の勢力図が入れ替わるようになっています。

そして、現在の世の中のシステムが作られたのは、西暦1200年頃にイギリス(ロンドン)から始まった「アングロサクソン文明」と呼ばれる西洋優位の時代です。

そのため、世界共通言語は、英語であり、時間もイギリスのグリニッジ天文台が基準となっていますし、現代の日本もどっぷりと浸かっている資本主義経済は、イギリスの産業革命から始まったものとなっています。

しかし、先ほどもお伝えしたように、文明が発祥しても1600年の寿命をフルにエネルギッシュな状態で継続することはできず、最初の800年までがピークで、残りの800年は衰退していきます。

つまりイギリスから生まれた「アンングロサクソン文明」は、すでに終焉の時期となっているのです。

そして、1600年前の前々回が、中国で生まれた「唐文明」だったので、次は、そこから世界地図で22.5度東に行った「東経135度」の日本の「明石・淡路島文明」が世界の新しい文明の中心となります。

その合図が、1995年に起こった阪神・淡路大震災だったようなので、今回もほぼ東経135度の地震となると、新しい文明の産声の地震である一方、旧社会、文明が崩壊していく合図の地震でもあったとも思います。

いずれにしても、2013年からは、いよいよ新時代・新文明が始まるきっかけの年になると思います。その中で旧(ふる)いものは、目に見えるものから見えないものまでもすべて崩壊、淘汰されていくので、人々の意識も早く切り替えないと、崩壊する世界や価値観に頭がついていかなくなります。