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“株価暴落”1143円安 下げ幅“リーマン”以上(テレ朝ニュース)
東京株式市場で、平均株価が一気に1000円以上下落しました。下げ幅はリーマンショックの時を超えています。

 東京株式市場では、中国の景気指標が悪化したことをきっかけに海外のファンドなどが利益を確定する売りを膨らませ、全面安の展開になりました。平均株価の下げ幅は23日午後3時の取引終了に向けて急速に拡大し、終値は22日より1143円28銭安い1万4483円98銭でした。2000年4月以来、約13年1カ月ぶりの大幅下落で、下げ幅は歴代11番目の大きさです。ただ、市場関係者は「一時的な調整で、円安株高の流れは変わっていない」と強気の見方を変えていません。(転載終了)

 本日の日経平均株価は、下げ幅が1100円以上ともなり、これはITバブルが弾けた2000年4月17日以来の大暴落日となったようです。

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※リーマンショックの時を上回る大暴落

リーマンショックの時よりも下げ幅は大きいのですが、それでも歴代ベスト10には入らず、1987年には3836円という超大暴落の日もあったということですから、まだまだ本番は先となりそうです。

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※1987年10月20日は日本史上最大の下げ幅“3836円”

この一件によって株価上昇の流れから一転し、これから大不況時代へと入るのかという噂もありますが、今回のバブルは最後の仕掛けであり、これが弾けたショックはこんなものではないと思うので、株価にしても、またしばらくは下がったり上がったりの繰り返しで、世界的な金融危機が勃発するまで、もしくは日本で有事などが起こらない限りは、またいつの間にか株価も上昇していくと思います。

何より、まだ土地の価格は急上昇していないので、今の株価上昇の流れが土地にまではっきりと移行してきたら、いよいよ危ない時期だとは思っています。

為替については、今は再び円高へと少し傾きましたが、一つの目安として伝えられているのは、円安で1ドル109円頃になったら用心するようにといわれ、場合によっては、その頃になって来たら預金を引き出しておいた方が良いとも聞いています。

ただ、個人的には預金を守ろうとか資産を守ろうとかといった危機感もなければ、守るものも大してないなので、資産防衛に関しては、正直どうでも良いといった感覚を持っています。

とはいえ、いきなり通貨危機が起こってお金が使えなくなり、身動きがとれなくなるどころか、モノが買えない、食べるものが手に入らないという事態は避けたいので、今のうちから「転ばぬ先の杖」としての対策は色々と考えてはいます。

そもそも通貨危機が起こるか起こらないかでいえば、まず起こらない方がおかしいというのが、今の世の中の状態であり、こんな何の裏付けもなく無尽蔵に紙幣を刷りまくっている状態が続く限り、どこかでお金に対する人々の疑問が発生するわけで、突然にお金の信用性が失われる事態は、この日本でも十分に考えられることです。

というのも、今はほとんどの人が催眠術にかかっているような状態であり、なぜか「お金には価値がある。お金が大好きで、特に1万円札は大好物です!」となっており、その実態が単なる紙とインクであるとは誰も思ってはいません。

皆が価値があると思えば価値が出てくるのがお金であり、皆が価値がないと思ったら、あっという間に価値がなくなるのもお金です。なぜなら、お金はあくまでもモノやサービスを交換するツールであり、そのもの自体は紙とインクで価値はないからです。

繰り返しになりますが、そのインクで書かれた紙がなぜ価値があるかといえば、それは極論からすると、皆が価値があると決めつけているからに過ぎないのです。それこそ親父ギャグで言われているように、「紙」「神」となっており、ツールとして使われているうちは良くても、いつの間にか、それを人々が崇拝してしまっているからです。

価値がないものを価値があると思わせているだけでなく、それを世界中の国々が無尽蔵に刷りまくっているわけだから、その実態が世間一般の多くの人々にばれたら、確実に世の中は混乱が生じます。

しかし、もうバレるかバレないかの瀬戸際ではなく、すでにバレつつあるのが現状であり、どこで火がついて大爆発してもおかしくはない段階にまで来ています。

そして、この紙切れを追い求めて、この世界は生命(いのち)よりもお金が大切であり、それは人間だけでなく地球の命さえも奪いかねないような産業を押し進めています。

その最たるものの象徴が原子力発電所であり、それが事故を起こしたことは、陰謀であろうが何であろうが、人類に対する警告としか思えません。もう、これ以上地球に負荷をかけることは人類自らの首を絞めることになると。

個人も企業も、もういい加減にお金の幻想に騙されずに目を覚まし、お金よりも大切なことに気づかなければいけない段階だと思います。

そして、地球を破壊する経済から地球を再生する経済を実践していくことが必要になります。今のままでは、間違いなく命を奪う社会となっており、これを命をつくる社会へと変化させないといけないのです。

そのためには、すべてのことに共通する大きな目標を人類が再設定する必要があります。というよりも、人類がこの地球に何をするために存在しているのか?ということを誰もが共通認識を持つことです。

そのためには、人間という生命体が、なぜこの地球で最後に生まれた、つくられた存在であるかを正しく理解することが重要となります。

他の動物も植物も、そして微生物やバクテリアも皆、人類よりも大先輩であり、それこそ紙が神ではなく、それらの存在すべてが「八百万の神々」なのです。

入部一年目の新人、あるいは入社一年目の新社会人の役割というのは、先輩達のためにあくせく働き貢献することであり、新人が一番偉いんだとふんぞり返っているいるのが、今の人類です。

もっといえば、地球という会社があって、その会社をもっと発展させるために、もしくは会社に問題があってそれを解決するために、採用活動を始めて入社したのが今の人類であり、それで新人として入社した人物(人類)が、会社に貢献するどころか、会社を潰しかねない状況が今で、このままだと人類はクビという厳しい現実を突きつけられます。

だから、まずは自分達の立場や役割というものを再認識することが必要であり、それによって人類共通の目的が出来たら、あらゆる基準をその目的をベースにすることが重要となります。

つまり「私たち地球人という新人は、他の先輩社員が働きやすくなるように精一杯努力をし、そして会社の環境を守って発展していけるように努力します」という目的であれば、経済1つの分野にしても、先輩達や会社に負担をかける産業は認められないわけであり、まず原子力発電所のようなものは、つくられることもありません。

経済にしろ産業にしろ企業にしろ、どこかでこの目的が「お金儲け」というものに変わってしまった、というよりも資本主義経済が生み出された時点で、最初から目的がおかしなものであった訳であり、ようやく行き詰まって来た今になって、本来の人間の持つ正しい目的に変えなければならないタイミングがやって来たというわけです。

いずれにしても、早急に「生命(いのち)をベース」とした世の中をつくっていかなければ、地球は滅びなくとも今の社会は確実に滅びます。このタイムリミットが刻々と迫ってきていることに、人類は気づかなければいけません。

そして、気づかせるために天変地異は起こり続けるでしょう。だから地球人としての自覚を持つ地球維新が必要となります。