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私達の目的は・・・(「NPO 法人地球と共に生きる会」より)
地球が様々な問題を抱えているということはみなさんも感じていらっしゃることと思います。

私達はその一つ一つの問題に対する対策を考え、試行錯誤を繰り返してきました。

まず、一番に取り組まなければならないのは食糧問題です。

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そこで、いつか必ず来る食糧難に備え、自給自足の体制ができないかと考えました。といっても家庭菜園はできても、自分の家で食べるものを全部栽培するのは、容易なことではありませんよね。

そこで、作物つくりのプロ、農家の方々と協力しあうことにしました。農家の多くは農薬や農機具にかかる大変な費用負担と、後継者不足で困っているのが現状です。

それならば農家救済と私達の食の確保をいっぺんにしてしまおう!ということで会に賛同して下さった農家さんの下に手伝いにいき、地球農園として無農薬、有機農法「地球農法」=「神農法」で作物を作っていただいています。地球農法は、台風や冷夏などの自然災害の影響を受けない農法です!!

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そして、無農薬による手間は消費者の私達が農作業ツアーを組んで農業体験を兼ねたお手伝いに行きます。夏休みにはご家族で参加するのも楽しいですよ!そして収穫された作物は会員の皆様へ誘先的に流通するシステムを作っています。そして、農家の収入は安定します。

私達は農家と会員の方々が作った安心なお米や野菜を安心価格で購入できます。そして、いざという時の為に会員さんにはある程度の備蓄を促し、食糧難になったときでもきちんと食の確保ができるよう、各地に地球農園を広げていきたいと思っています。

また農家のおばあちゃん達とふれあうことで、昔からの知恵をたくさん教わり日本の伝統文化も守っていきます。 おばあちゃん達も子供や若い人とふれあうことで元気になり、福祉活動も兼ねられます。更に農家を守ることは環境問題にも大きなメリットがあるのです!

環境問題の一つとして温暖化があります。

温暖化防止の策はいろいろ打ち出されていますが、なんと「田んぼ」が地球を冷やす役目をしてくれるのです。田んぼに水を張ることで地熱が冷やされていきます。

減反政策でどんどん田んぼが減ってしまいましたが、食糧、環境の両面で田んぼが必要なのです。

特に東京が暑いので東京の学校の校庭に自然学習も含め、田んぼが作れないかと考えています。また、地を冷やすだけでなく、田んぼに水を張るとマイナスイオンが発生し、人にとっても優しいのです。地上がマイナスイオン化すると、オゾン層復活へと繋がるのです!こうして田んぼを守ることは農家救済と同時に私達の食も確保し、地球環境も守ることができるのです。

食を確保すると同時に、「食育」にも取り組んでいます。

その一つは雑穀です。雑穀というと「まずい、面倒くさい、知らない」という方も多いかもしれませんが、栄養価がとても高く料理の仕方でお肉や卵やチーズのような風味に変身するのです。気軽に作れておいしい雑穀料理教室を各地で開催したり、その他にも日本の伝統食を作り、なんとか食の改善を図れないかと活動しています。

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そして私達の構想の次の担い手が必要なので、青少年の育成の為「日新弘道館塾」という青少年育成の場をつくりました。まずは食べものを変えなければということで「食育」に取り組んでいます。

この塾では学校の勉強は教えません。学ぶ姿勢を伝えています。かつての青少年のような日本の精神、敬神崇祖、親孝行や礼儀正しい子育ての復活の為、終始一貫した教育を目指しています。

体が健康でなければ何もできないので、医食同源と身体の吸収力・免疫力を高めるために「超氣功」や「整体」や「骨体操」の理論をとり入れ「健康」を目指しています。 

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海抜の低い地域に住んでいる方々は、大津波が押し寄せてきたとき全てを失ってしまう可能性が高いので、海抜100m以上のところへ移動できるよう、もしくはセカンドハウスを造ることを進めています。

その他、地球環境保全のため、資源回収やリサイクル運動はもちろんのこと、山開き前の富士山頂に登りゴミ拾いをしたり、愛媛県八幡浜市大島での清掃活動に参加など、ゴミゼロ運動を推進してきました。

地球環境を守り、安心で安全な農作物を生産するには、どうしても一般の慣行農法より時間も労力もかかります。少しでも高く販売したい生産者と、安心で安全な農作物を少しでも安く買いたい消費者の架け橋としても、地球と共に生きる会が担う役割は重要です。(転載終了)

 “食糧危機”が近い将来危惧されている中、確実に“自給自足”が求められている状況でありますが、そうは言っても現在置かれている環境によっては、簡単に食べ物を生産することが出来ない方も大勢いると思います。

「都会にいて家庭菜園をやる場所すらない」「一人では何をやったら良いかわからない」「農業には興味はあるが自然農には自信がない」などなど、理由は様々だと思いますが、都会どころか田舎にいても農業、それも自然農で日常の食べるものをすべて賄っている人は、ほとんどいないのが現状です。

そんな中、この「NPO法人 地球と共に生きる会」さんは、自然農で栽培する農家と消費者の間に入ることによって、自分で直接畑や田んぼを管理・運営せずとも、会員には農業体験などを通しながら安全で美味しい農作物を供給できるシステムを構築しております。

いきなり“自給自足”、それも田舎暮らしや自然農に自らチャレンジすることが難しい方は、是非ともこういった組織とも繋がりを持って、安全で安定的な食料確保を今のうちから準備して頂けたらと思います。
こちらはNPOということもあって、会員費は月額500円と非常に良心的です。

「NPO法人 地球と共に生きる会」さんとは、自然農や雑穀などの共通するキーワードがいくつもあることから、河口湖にいる時からお互い交流があって仲良くさせて頂きました。

そして、今月には、誰でも参加可能な「収穫祭」のイベントをやるようなので、NPOの詳細や農業体験、食の確保にご興味のある方は、この機会に是非とも参加してみて頂けたらと思います。
(詳細は下記をご参照の上、お問い合わせ下さい)

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収穫祭
日時:2013年10月20日(日)
会場:山梨県富士吉田市大明見1312
式典:午前9時〜
収穫:午前10時〜
祭事:不二阿祖山太神宮
主催:NPO法人 地球と共に生きる会
電話:0555-29-2200

首都圏からも交通アクセスの良い富士山麓での農業体験は、今まで河口湖で富士河口湖農園さんによる自然農の田んぼ塾や大豆倶楽部が運営されていましたが、残念ながら主催の平田さんが他界されたことで、来年以降は開催される予定はありません。

とはいえ、この先の社会情勢によっては、いつどこで金融危機や輸入が止まる状況が発生するかわからない状況であり、またTPP問題などからも、安全な食の確保は、これから先に最も大事な課題の1つになります。

そんな中、この「NPO法人 地球と共に生きる会」さんの活動は大変興味深いので、私も20日の収穫祭は参加させて頂き、改めて色々と繋がりを深めておきたいと思っています。見学だけでも良いみたいですし、カマと長靴、農作業が出来る格好があれば稲刈り体験も出来るみたいです。是非、時間のある方は、この機会に富士山麓までお越し下さいませ。

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※不二阿祖山太神宮

 ところで、この20日の収穫祭のイベントでは、祭事の担当に“不二阿祖山太神宮(ふじあそやまだいじんぐう)”という聞き慣れない神社の名前があると思います。

“不二阿祖山太神宮”については、過去の【不二高天原と富士王朝の復活】という記事で少しだけご紹介させて頂きました。

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※富士山の表鬼門に富士本宮浅間大社、裏鬼門にあった不二阿祖山太神宮

一般的に富士山麓の神社といえば“浅間神社”が有名であり、その中でも平安時代初期(806年)に静岡県富士宮市に建てられた“富士山本宮浅間大社”は富士山を守る表鬼門の存在としても有名です。

しかし、富士山の守りの要には、裏鬼門にあったとされる富士山の太神宮である、この“不二阿祖山太神宮”が必要不可欠の存在であるようです。

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※「富士山神宮麓八海略絵図」

信州大学付属図書館より公開されている「富士山神宮麓八海略絵図」には、「富士山は三国一(世界一)の山、二つと無い霊山で、神仙の元の地で、富士仙元大神が存在する」と書かれており、富士山の麓には浅間大社があり、富士山には神宮が存在していたことを、この古地図では物語っています。

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幻の“不二(富士)王朝”として、古文書に残される歴史ロマンでもある“不二阿祖山太神宮”が、今改めて再建されており、今月20日の収穫祭をはじめ、年間に渡って様々な神事や祭事を執り行っております。

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そして、今年2月に開催された初回の“太神宮の寄席”に続き、今月も様々なイベントが開催されるようです。

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まず、毎月第一日曜日に行われている月霊祭が、今月は6日に「ふじさんホール」で執り行われます。

式典の中では、御奉納演芸として、おらが町の早乙女アイドルINE48と、福島会津白虎隊、日新弘道館塾、長泉町いずみ太鼓の皆さんが、神々様へ踊りと演奏をお捧げするそうです。

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続いて10月14日体育の日に「西桂グリーンセンター武道館」にて第一回剣道錬成会が開催されます。特別講師として明治神宮剣道師範の平田冨峰先生をお迎えしているようです。

いずれのイベントも誰でも参加可能で、参加費用も無料となっております。

前回の寄席に参加された方々はもちろん、新たに“不二阿祖山太神宮”にご興味のある方は、是非ともこの機会に富士山麓まで足を運んでみて下さい。