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 更新がしばらく空いてしまいましたが、本当に早いもので本日で4月も最終日となります。今月は上旬にイスラエルに行ったり、また八ヶ岳の活動も新たな取り組みが同時にいくつも動き出したりと非常にバタバタとしていました。

何よりも4月15日の満月から始まった「皆既月食」と23日の「グランドクロス」、そして昨日の新月における「金環日食」があった4月中旬以降は、天体が大激変しているだけでなく、その影響は地球にいる自分達の身にも影響を及ぼし、心身の状態だけでなく周囲の環境も大激動でありました。

「なぜ、突然こんなことに?」「なぜ、突然こんな風になってしまったの?」と理解に苦しむ現象が良くも悪くも身の回りで唐突に起こった方も多くいらっしゃるかもしれませんが、すべてが天体の影響とは言いきれないものの、少なくとも自分の場合はこの半月、特に4月下旬にかけては明らかに異常な雰囲気の世界に包まれており、時間の感覚も分からなくなりましたし、ただ激流に身を任せて思考が停止状態のまま過ごす日々となっていました。

まるでずっと夢の世界にいるような感覚であり、そんな中でブログの存在にもあまり意識がいかず、気づけば「金環日食」が終わって何かがひと段落し、ようやく元の意識と日常に戻った気がします。

その中で改めて最近の出来事を振り返ってみると、この10日〜2週間ほどの間で多く起こった印象的な出来事は、突然に親しい身内、友人や知人、仲間とも離れるような出来事が、自分の身の回りでも周囲の人々の間でも同時多発的にいくつも発生していました。

それもまた、意味もわからずに相手が突然怒り始めたり、理解不能な言動や行動をとったりと、まるで何かが憑依したかのように、ここ最近は普段は眠っていた人々の本心の感情が吹き出して何も隠せない状態となっていたようで、それぞれの人の本性がさらけ出された期間でもあったみたいです。

奥底にたまっていた過去生のカルマや今生のトラウマの感情が一気に吹き出し、それがたまたま目の前にいる人や周囲の人にぶつけようと発狂状態となる人もいれば、一方でカルマの消化がある程度済んでいる人々同士は、心や魂の奥底に眠っていた純粋な自分に目覚め、心から信頼できるパートナーや仲間と出会えたりと人生でも最高の時間を過ごしたりして、様々な意味で二極化の時代における新たな二極化が発生した4月であったと思います。

これから先もまた、この「二極化の中の二極化」という現象はより顕著に現れてくるであろうと感じましたが、その中で個人的な見解で“離れいく人”の特徴を観察すると、恐らく1つの特徴としては「自己愛の欠如」だと思われます。

「自己愛の欠如」と言っても、それは一言では言い表せないほど奥が深く、また専門家でもないので大それたことも言えませんが、とにかくこれから先に重要なポイントに1つとして「自己愛」というものが非常に重要になってくると思います。

詳しくは拙著「レインボーチルドレン」でも自己愛のことは書いたので詳細は省きますが、まずは世のため人のためよりも、自分自身を大切にすることからすべてが始まると常々思っております。

「自分を愛せない人は他人も愛せない」という言葉をよく耳にしますが、確かにそれは真理の1つだと思いますし、いつも潜在意識の自分が我慢をしたり傷ついたりして、表の顔とは裏腹に魂の奥底に眠っている本当の自分を苦しませていると、これから先は“素の自分”がさらけ出される時代であり、やがてその感情が何かのきっかけで吹き出してしまって、まるで何かが憑依したかのように、別人となって今までの苦しみを周囲に怒りの感情としてぶちまけてしまうこともあります。

5月以降、ますます本当の自分を隠せない時代となり、それは仕事や住んでいる環境など、様々な意味で本当の自分が表に出て来るタイミングだと思います。中には今の自分の仕事に完全に見切りをつけたり、家族と離別して新たな人生のスタートとなる人も増えてくるかもしれません。また現在生活している場所からの移住も本格化すると思います。

“縄文回帰”という言葉も頭によぎることも多いのですが、古代と近代の融合が本格的に始まっている今、本当の自分、本当の日本、本当の世界に戻る流れが加速しており、その中で旧自分や旧社会との別れをスムーズに混乱なくやっていくことが大切になると思います。

いずれにしても、どんなに小さなことでも個人で起こった変化は社会全体、宇宙全体にまで繋がるものであり、これから先に世の中も大きく変化してくることは間違いないと思いますので、引き続き世の中の情勢などの変化もブログを通して伝えていけたらと思います。