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《ノア 約束の舟》
ある夜、ノアは眠りの中で、恐るべき光景を見る。それは、堕落した人間を滅ぼすために、すべてを地上から消し去り、新たな世界を創るという神の宣告だった。大洪水が来ると知ったノアは、妻ナーマと3人の息子、そして養女イラと共に、罪のない動物たちを守る箱舟を作り始める。やがてノアの父を殺した宿敵トバル・カインがノアの計画を知り、舟を奪おうとする。壮絶な戦いのなか、遂に大洪水が始まる。空は暗転し激しい豪雨が大地に降り注ぎ、地上の水門が開き水柱が立ち上がる。濁流が地上を覆う中、ノアの家族と動物たちを乗せた箱舟だけが流されていく。
閉ざされた箱舟の中で、ノアは神に託された驚くべき使命を打ち明ける。箱舟に乗ったノアの家族の未来とは? 人類が犯した罪とは? そして世界を新たに創造するという途方もない約束の結末とは──?

 北海道を除いて日本全国で少し早めの梅雨入りとなりました。関東甲信越では本日も強い雨が継続的に降り注いでいますが、そんな日に目に入る情報の1つとして《ノア 約束の舟》という映画が近々日本で上映されるというのがあります。

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神は地上に増えた人々が悪を行っているのを見て、これを洪水で滅ぼすと「神と共に歩んだ正しい人」であったノア(当時500~600歳)に告げ、ノアに箱舟の建設を命じた。

箱舟はゴフェルの木でつくられ、三階建てで内部に小部屋が多く設けられていた。箱舟の内と外は木のヤニで塗られた。ノアは箱舟を完成させると、家族とその妻子、すべての動物のつがいを箱舟に乗せた。洪水は40日40夜続き、地上に生きていたものを滅ぼしつくした。水は150日の間、地上で勢いを失わなかった。その後、箱舟はアララト山の上にとまった。

40日のあと、ノアは鴉を放ったが、とまるところがなく帰ってきた。さらに鳩を放したが、同じように戻ってきた。7日後、もう一度鳩を放すと、鳩はオリーブの葉をくわえて船に戻ってきた。さらに7日たって鳩を放すと、鳩はもう戻ってこなかった。

ノアは水が引いたことを知り、家族と動物たちと共に箱舟を出た。そこに祭壇を築いて、焼き尽くす献げ物を神に捧げた。神はこれに対して、ノアとその息子たちを祝福し、ノアとその息子たちと後の子孫たち、そして地上の全ての肉なるものに対し、全ての生きとし生ける物を絶滅させてしまうような大洪水は、決して起こさない事を契約した。神はその契約の証として、空に虹をかけた。— 旧約聖書『創世記』より

2012年のアセンション神話や人類滅亡伝説も一段落した今、少しずつ地球規模の大天変地異が起こるかもしれないという危機感は薄れていますが、一方で世界を見れば、人類史上にはかつてない異常気象や不可思議現象が日に日に増しているのも事実であり、いつ何が起こって、再び“ノアの大洪水”のような事態が訪れるとも分からない予感はひしひしと感じます。

そんな中、過去の地球史の真実も知り、またこの先の未来の地球で起こる大部分のことも把握しているアメリカの陰の政府の傘下であるハリウッドから、この今回の文明の原点でもありスタートでもある“ノアの大洪水”をテーマにした映画が、今このタイミングで世界中で公開されるのは、単なる偶然でもなく、何か大きな意図があって制作・公開されているのだと思います。いよいよ今回の文明も最終章に入ったことを象徴していると思います。

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「まもなくノアの大洪水のように、再び文明がリセットされる時期が来るぞ」という警告なのか、それとも「もうすぐ自分達が支配していた古い時代も終わり、人類の新しい時代が始まりますよ」ということを抽象的に表現しているのかわかりませんが、いずれにしても“リセット”“新時代の始まり”を全世界の人々へと意識させようとしているメッセージ性の強い映画だと思います。

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ところで、この“ノアの大洪水”とは、果たして本当に伝説なのか、それとも現実に起こった過去の出来事なのかといえば、最近になって本物のノアの方舟の化石が見つかったり、他にも地球の至るところには、過去に大洪水が発生した痕跡が発見されたりと、今では“ノアの大洪水”は、単なる伝説や神話ではなく実際にこの地球上で起こった史実であることが少しずつ証明されています。

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映画の予告編を見る限りでは、何が原因で大洪水が発生するのかについては、はっきり分かりませんが、映像の中に宇宙空間で地球に向かって隕石のような光源が向かっている場面や実際に地球へ隕石が衝突するような場面もあるので、こういった宇宙からやって来た隕石によって海で巨大津波が発生する、もしくは隕石落下の刺激で地球内部に眠っていた莫大な水分が地表に溢れ出して大洪水となるようなストーリー展開なのかもしれません。

ただ、この地球に過去に発生した大洪水について、現在最も信頼性の高い大洪水発生原因を提唱しているのは、日本人の彗星探索家の“木内鶴彦”さんであり、3度にも渡る臨死体験によって視て来た地球の過去の中で、その大洪水発生の真実を垣間みてきたようです。

その内容については、過去の著書でも紹介されてきましたが、先月26日に発売された新刊《「臨死体験」が教えてくれた宇宙の仕組み》という本の中でも改めて地球で発生した大洪水について触れており、その内容の一部を以下に転載させて頂きます。

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「臨死体験」が教えてくれた宇宙の仕組み
1万5000年前まで地球には月はなかった
 中国での臨死体験の最中、私は地球で生命が誕生したときまでさかのぼってみました。放射線のスパークが起きたり、放射線をえさとする生命体が生まれたり、単細胞から多細胞へ生命が進化していく様子を見てきたのですが、そのとき記憶がよみがえったのは、22歳のときの臨死体験で垣間見た原始の地球には月がなかったということです。
 私は星の観測を専門にやっているので、どうしても月の存在が気になります。というのも、月の成立にはいろいろな説があって、太陽系ができたときに地球の兄弟星として一緒にできたという説や、地球から分離して生まれたという説、惑星が地球の引力に引き寄せられて月になったという説などがあって、いまだにどれが正しいのか、結論が出ていないのです。
 22歳の臨死体験のときも私は過去に戻って、月の存在を確認しました。すると、かつての地球には月がなかったのです。それどころか、月ができたのはつい最近、いまから1万5000年ほど前になるようです。月がない時代、地球の大陸はいまよりずっと大きく、海は地球の3分の1くらいしかありませんでした。
 当時、人間はすでに高度な文明を築いていました。地球の環境を破壊しないよう、自然と共生しながら知恵と哲学と技術を持って暮らしていました。
 ところがいまから1万5000年前に巨大彗星が太陽に近づくという恐ろしいことが起きました。巨大彗星の内部には圧力によって結晶化された大量の水や氷がたくわえられていました。それが太陽の熱で一気に溶かされたために、莫大な水蒸気が発生したのです。地球の軌道がそこに近づいたとき、気化した水蒸気は地球の引力に引っ張られ、大量の水分が地上に降り注ぐことになりました。
 地上の多くは海の中に沈み、高度な文明も滅びてしまいました。アトランティス大陸の消失やノアの大洪水などの伝承が残っているのも、このときの洪水が物語として伝えられているからではないでしょうか。
 そして軽くなった巨大彗星は軽石のような塊となり、地球の重力に引っ張られて、地球の周りを周回する衛星になったのです。それが月の正体です。
 月は地球の環境を激変させ、多くの生命を滅ぼした巨大彗星の名残だったわけです。
 しかし、もともとの地球には月はなかったという私の説はなかなか信じてもらえませんでした。そこで私はいくつか証明する手がかりを示すようにしています。
 たとえば動物が持っている体内時計がその一つです。太陽がのぼってきて沈み、またのぼるまでの周期を1日といいます。時間でいえば24時間です。
 しかし、人間も含め、地球上のすべての生き物が持っている体内時計はみな25時間です。なぜでしょうか。そこで私はもし月が存在せず、地球が月の引力の影響を受けなかったあら、1日は何時間になるのか計算してみました。するとちょうど25時間になりました。生き物が持っている体内時計と見事に一致します。
 このことから、地球の1日は長らく25時間だったのではないか、と推測できます。
 また地球上で、月の通り道にあたる白道(太陽の通り道は赤道)上に砂漠が点在しているのも偶然とはいえません。月の軌道上では、大量の水が降り注いだに違いありません。石や岩は細かく砕け、山は平坦になり、木々はなくなって、砂漠になってしまいました。だから月の軌道上に転々と大洪水のあとの砂漠が点在しているわけです。
 さらに決定的な事実があります。地球上に存在した巨大な恐竜たちの存在です。もし地球がいまと同じ質量を持っていたとしたら、重力は質量に比例しますから、あの巨大な恐竜たちは自らの重量によって歩くこともままならなかったはずです。
 ティラノサウルスを例のとると、いまの地球の重力なら時速15キロで歩くのが精一杯だったでしょう。ところが、さまざまな検証からティラノサウルスは時速60キロ以上の速度で移動し、獲物をしとめていたといわれています。
 なぜあれだけの巨体で、そんなスピードが出せたのでしょうか。それは地球の質量がいまよりずっと軽かったからです。なぜ地球の質量は軽かったのか。そしてなぜいまは質量は重くなって、昔より重力が増えてしまったのか。
 その原因が何だったのかというと、地球上で海が増えたことしか考えられません。つまり月の出現による大洪水によって、地球の3分の2は海になってしまい、その分の水の質量が、地球を重くした原因になったのです。
 そこで私は月が失っただろう水分量と地球の質量から計算して、地球で増えた水分量を計算してみました。するとこれも見事に一致しました。大洪水の犯人は月であり、その月はいまから1万5000年前に突如として現れたのです。(転載終了)

木内さんが臨死体験で視て来た太古の地球、そこには現在当たり前に地球の上空に出現する“月”は存在しておらず、それどころか当時の地球は今とは質量も気圧も違い、重力も今よりずっと少なかったようです。

学校の教科書では、はるか昔に滅んだと言われているの恐竜もつい最近まで人類と共生して自由自在に走り回っており、さらに当時の人類も重力の関係から身体の大きさは2m〜3mであったようです。

また1日は25時間、陸地と海の割合も逆転しているほど陸地に覆われた惑星だったようなので、今の世界地図とはかけ離れた地球の姿が、ほんの今から1万5000年ほど前には確かに存在していた可能性が高いみたいです。

そして、当時の人類は砂漠を緑地化することを代々やって来て地球と自然と共生しており、地上で生活をすることは自然破壊が前提となるので、彼らは地底都市を造って文明を発達させ、交通手段は今のUFOと呼ばれる形状のタイプであり、なるべく空中での移動を主として地上の自然を大切にしていたそうです。

しかし、様々な人類が増え続けると、やがて地球を破壊する人類も増えてしまい、エゴが極まった人類への制裁として、宇宙の彼方からやって来た氷の彗星が太陽の熱によって溶けて、その水分が地球へと降り注ぐことになり、天から止むことのないバケツをひっくり返したような大雨が続いて、この地上世界を泥沼のようにしてリセットさせたようです。

ただ、この彗星の到達、大洪水が訪れることを知っていたのは地球に残った“ノア”のグループだけでなく、他のグループも地球に差し迫った大難を事前に予測しており、そのグループは地球を捨てて円盤に乗って宇宙へと緊急脱出をしました。

そこで彼らが移住先に選んだのが金星エリアであり、そこから1万5000年経過した今、彼らは元の地球人でいた時の姿からは変貌して“グレイ”と呼ばれるタイプの人類へとなり、再び今の地球へと戻って地球奪還を画策しているのです。遺伝子も変化して二酸化炭素の多い惑星でないと生きられない状態となっている彼らは、地球環境が変化することを待ち望んでおり、タイミングが来たら大群で押し寄せてきます。

フリーエネルギーの開発や普及が急務なのは、地上天国を創造するだけでなく、フリーエネルギーとは諸刃の剣であり、使い方次第で豊かで平和な世の中をもたらすだけでなく、宇宙戦争で使われるほどの兵器にもなります。

もちろん、今の人類が目指すのは兵器としての利用ではなく平和利用ですが、フリーエネルギーを文明として使いこなせることは、同時に裏の意味で宇宙からの脅威に対する防衛策の準備が整っていることを兵器がなくとも宇宙へと見せつける意味でもあり、こういった成れの果ての人類が再び地球侵略を考えていたとしても、フリーエネルギーを使いこなす地球の科学水準を知れば、一切手を出せなくなります。

とはいえ、それはまだまだ先のことであり、今のままでは再び大洪水のような出来事でリセットさせられてもおかしくはないほど、当時の人類と同じく現代人類はエゴにまみれて地球を破壊へと導いており、これもまた前回と同じ地球脱出グループの末裔が、今度は火星へと脱出しようと試みています。

一体、何度同じことを繰り返せば人類は反省するのかと思うほど、よくもここまで落ちぶれてしまったと宇宙で見守る存在からはあきれられそうですが、それでも最後の逆転にすべてを賭け、今こそノアの息子の1人であるセムの末裔の古代イスラエル人、倭人である日本人が手を組み地球再生の一歩を踏み出さないといけません。

そのためには、フリーエネルギー云々よりも先に、まずは“日本版キブツ”という自立循環型の村構想を日本から世界へと発信することが急務となります。

その辺のヒントも《「臨死体験」が教えてくれた宇宙の仕組み》には出ていますので、ご興味のある方は是非ともご一読してみて下さいませ。