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※三ツ頭から望む権現岳の山頂

6月21日は2014年の前半の終了と後半のスタートの節目である夏至。

しかし、今年の夏至は単なる1年の節目の意味だけに留まらず、2012年冬至から始まり、2015年冬至に終わる「予備期間3年」の真ん中の節目でもあり、また今年2014年は、人類が神なる存在と契約した2000年の期間が終わる節目の年であって、その節目の年の最後の夏至でもあります。

あらゆる側面からも、今年の夏至はとても大切な“節目”であり、そんな今まで以上に大切な時である今年の夏至の日に、どこで過ごすかで選んだ最終的な場所は、今、自分自身もいて、また今後も長くお世話になるであろう“八ヶ岳”でした。

6月21日の午前3時、八ヶ岳の中でも霊峰の中心地である“権現岳”の頂上を目指して出発をしました。

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登りはゆっくり行っても片道5時間の登山であり、現在の日の出は4時30分なので、登り始めて1時間30分ほどすると夜明けとなって、朝日が昇り始めました。

あいにく雲が多い日だったので、すぐにご来光は見えませんでしたが、ところどころ雲の合間から太陽が顔出したり雲に隠れたりを繰り返し、薄い雲と大気に覆われた優しい太陽は、まるで“白い太陽(白日)”と呼べるような幻想的な空を演出していました。

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午前8時過ぎには、山頂に到着し、その頃にはすっかり太陽も顔を出して上空には青空も広がりましたが、山頂にある“イワナガヒメ”が鎮座しているという巨大な磐座、その御神体の手前にある祠の前にて夏至のご神事が始まると、谷間から「出番を待っていました」かのように、まるで“龍”のような雲が吹き出してきて、辺り一面は霧に包まれたように真っ白になってしまいました。

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※龍脈から出番を待ち受けていた龍の雲

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※磐座を前に祈りが始まるとモクモクと吹き上げて辺りを覆う

「この様子を上空から見たらどんな光景なんだろうね」と、同行した自然服デザイナーの“さとう うさぶろう”さんも驚いていましたが、まるで周囲からご神事の様子を見えなくしていたかのように、この不思議な現象はご神事が終わるとサーッともとの世界へと戻り、再び太陽も照らし始めました。

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今回の権現岳のご神事。あくまでも個人的に感じたことは、新しい時代の始まりと古い時代の終焉の始まりであり、これから先に良くも悪くも今の世の中が大きく動き出すことを強く感じました。

そして、どんな展開が待っているかの象徴でもあるのが“権現岳”であり、ここに鎮座している“イワナガヒメ”であると思います。

参照:《古くて新しい地球人》
参照:《権現様と君が代》

“イワナガヒメ”のように、今まで隠されていたり眠っていた本当の神様のような存在やエネルギーもこうやって表に出る来るタイミングが今に始まり、それは目に見えない“幽の真実の世界”のことに限らず、目に見える“顕の現実の世界”でも同じことがこれから起こると思います。

日本という場所と歴史を考えれば“縄文回帰”という言葉もその1つであり、意図的に今の日本から姿を消されていた縄文時代の神様や文化が復活したり、今は過疎化が進むどこか片田舎の辺ぴな地域でも、そこが縄文時代に栄えていた地域であれば、これから再び自然と共存していた縄文人の村集落のようなコミュニティが短期間のうちに増えてくるかもしれません。

そういった意味においては、かつては縄文時代の首都であった八ヶ岳は、これから先に益々重要な場所となること、そして新しい何かが始まる中心的な場所の1つとなること、また、この一大プロジェクトが動き出すにあたって、必要な人材が今後も次々に集結する場所となることも強く感じました。

そして、この“縄文回帰”というエネルギー回帰は、縄文時代以降に現代文明を管理している支配権力にも大きな影響を及ぼし、彼ら支配者層が動かしている経済社会も今後に非常に大きな動きが出ることだと思います。

ムーやアトランティスから始まり、この世の中の裏世界の中で2つに分かれていたものが、いよいよ完全に統合されるタイミングに入り、W杯で世界中が盛り上がっている今、このお祭り騒ぎの裏では、政治や経済の分野においても、世界的にとても重要な動きが水面下で始まろうとしています。

もう間もなく、その世界中がどんでん返しするように大きな統合がひと段落すると思いますが、それがどこまで表社会にまで影響を及ぼすかわかりません。

ただし、表社会の経済という一面においては、もしかすると以前から噂されているように7月以降に大きく変化の時が訪れるかもしれませんが、変化というのは、単純に経済が崩壊するような出来事だけでなく、反対に一時的な世界バブルが到来することも考えられ、どっちに転ぶのか分かりませんが、とにかく動きが出る可能性があるということです。

とはいえ、何ごともなく平穏に7月以降、2014年以降も過ぎていくこともあるかもしれません。

この先の未来のことはどうなるのか分かりませんが、ただ、今のままの産業・社会構造が続いていくことが“平穏”と考え、人類の繁栄が永久(とわ)に続くと思っていては大きな思い上がりとなってしまい、このままでは人類のエゴは臨界点を突破し、やがてこの惑星を破壊し、自分達の手で自分達の居場所をなくしてしまうという道へ進んでしまいます。

今の世の中に何も疑問を持たない人にとっては、この平穏は心地よいものに感じるかもしれませんが、この世の中に大きな疑問や問題意識を持ち、早く新しい時代に切り替えたい人にとっては、この偽りの平穏な世界は堪え難く、早く何か変化が起こって欲しいと潜在的に待ち望んでいると思います。

そういった意味では、2011年に起こった大震災、それに原発事故も放射能汚染も人類に“変化”をもたらすきっかけの1つであり、起こってしまった出来事の善し悪しは別として、人類が偽りの平穏の世界から、良い意味での危機感と問題意識を持って次のステップへ進むための必要・必然の出来事であったと思います。

ここ最近、再び何か大きな変化の大波が押し寄せてくるような予兆を感じますが、それは恐怖や不安感のドキドキではなく、新しい時代や未知の世界が始まる期待感のドキドキ感であり、これから先にも、もしかすると今まで以上の天災や人災(事故)、経済的な崩壊や社会的混乱などが起こるかもしれませんが、それらもすべて人類への気づきを与えて次のステップへと進ませるための必要・必然のプロセスとなるとは思っています。

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それはさておき、下山後の夏至の日の夕方からは、八ヶ岳さろん「遊々(ゆうゆう)」のオープンニングイベントであり、会場は満席で大盛況で終えることが出来ました。

今後も、皆さんが気軽に八ヶ岳に集まれるようなイベントなどを色々と企画しますので、また何かありましたら是非とも「遊々」に気軽に遊びにいらして下さいね。