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発生時刻:2014年8月21日 4時38分頃
震源地 :東海道南方沖
最大震度:震度2
緯度  :北緯 33.3度
経度  :東経 138.4度
震源  :マグニチュード M5.3
深さ  :約310km

 一昨日未明、東海道南方沖という珍しい地域で不可解な地震がありました。震源の深さ310kmという通常の地震の10倍ほどの深さと、深い故に震源地と実際に揺れた地域が離れていて限定的に揺れたようで、気味の悪い地震として話題になっています。

震源の位置から、これは南海トラフが関連した大地震の前兆ではないかという見解もありますが、今のところ詳細は分かっておりません。

引き続き、この地域の今後の地震活動を注視しながらも、より大きな災害に警戒しておく必要がありますが、以前【伊豆諸島沖の群発地震と8月のシャク暦】という記事でお伝えしたように、今月後半から来月頭にかけては、今年最大の自然災害が発生しやすい山場の時期であり、特に本日23日から30日にかけての約1週間の間は、彗星近日点(以下の「シャク暦」の☆マーク)が8個も集中しており、24日はMF(月の遠日点)、25日の新月もあって、それらの影響から、この1週間は太陽活動が活発化する可能性が高くなっております。

伊豆諸島沖の群発地震と8月のシャク暦
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さて、話は少し変わりますが、早いもので本日で7月も最終日となり、明日から8月となります。

来月の宇宙の動きが書かれた「シャク暦」を紹介しますと、この2014年8月は、今まで数年間も「シャク暦」を観察してきた限りだと、過去最大といってよいほど宇宙が活発化する月となりそうです。

特に8月17日の“下弦の月(半月)”から8月31日にかけての15日間の間に10個の“彗星近日点”(彗星が太陽の近くを通過)があり、これによって黒点数の増加、黒点からの太陽フレアの増加が伴うと、地球へ大量の磁気が放出され、良くも悪くも地球環境に大きな変革、人体の心身にも大きな影響を与えます。

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そして、この地震・火山噴火の「連続トリガー日」は、8月の後半だけにとどまらず、満月の翌日の9月10日まで続き、これらを含めると、8月17日〜9月10日まで連続25日間もトリガー日が続くことになります。

もちろん太陽フレア次第ではあると思いますが、もしも“Xフレア”などの大規模フレアが複数発生するようなことがあれば、日本の地震や噴火に限らず、世界中で大きな自然災害が発生する可能性が高い時期となりそうです。

また巨大台風や豪雨、その他の異常気象も発生しやすくなるので、8月後半から9月上旬にかけては自然災害に要注意となります。(転載終了)

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実際に、今月はずっと静かであった太陽も、8月21日の夜にMクラスの中規模フレアが久しぶりに発生して以来、昨日もMクラス前後のフレアが連発していて、徐々に太陽活動が活発化しております。

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太陽フレアが発生するのは、太陽の黒点であり、黒点数の増加は大規模フレアの発生確率を高めることになりますが、この黒点数もまた、8月21日から増加傾向にあるようで、100個以上の期間が5日以上も続くとなると、Xクラスなどの大規模フレアを発生する黒点が現れてくるかもしれません。

地震や火山の噴火に限らず、岐阜や広島の豪雨など、日本中で記録的な豪雨被害が広がっておりますが、太陽フレアからもたらされた磁気エネルギーは、地球の生命活動を活発化させるものであり、それは地震や火山の噴火に限らず、台風や集中豪雨、その他の自然現象も活発化します。

この8月後半から9月頭で少しずつ様々な自然災害としてガス抜きが起これば良いですが、逆に何も起こらずに溜まりに溜まると、どこかで一気にエネルギーの開放が起こってしまい、思わぬ記録的な自然災害が世界規模で発生することも考えられます。

いずれにしても、ここ1週間から2週間は要警戒期間です。特に豪雨は日本全国で続くと思いますので、くれぐれも水場でお過ごしになる場合は洪水や増水にご注意くださいませ。