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発生時刻:2014年9月16日 12時28分頃
震源地 :茨城県南部
最大震度:震度5弱
位置  :北緯 36.1度
経度  :東経 139.9度
震源  :マグニチュード M5.6
深さ  :約50km

 ここ八ヶ岳でも久しぶりに建物が「ガタガタ」と揺れる大きな地震が本日の正午過ぎに発生しました。震源地は茨城県南部であり、最大震度は5弱で八ヶ岳南麓(北杜市)も震度4でした。

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本日16日は、下弦の月という半月の日であり、この日は地震トリガー日となっていて、それに加えて、先週から太陽フレアが活発化しているため、地球に溜まった磁気エネルギーがいつ解放されてもおかしくはなかった状態なので、今日に地震が発生すること事態は決して意外ではありませんでした。

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幸いにも大きな被害となる地震ではありませんでしたが、ただ、地震が発生した場所というのが少し気になるところであり、今回の震源地である「北緯 36.1度 東経 139.9度」は、かつて「松原照子さんの予見による注意しなければいけない3つのライン」として紹介されていた静岡県の富士から北茨城までのびる一番上のライン上付近であり、このライン上で発生した地震は《首都直下型地震と南海トラフ地震》という記事で紹介したように、将来的に羽田空港近郊が最大に影響を受ける“首都直下型地震”に繋がる前兆地震となる可能性があります。

最近になって、あまり首都直下型地震という言葉を耳にしなくなったのか、そもそも自分自身が地震や火山の噴火などへの興味が減ったのか分かりませんが、日常生活の中で地震を意識する機会が減ったのは確かではあり、これは八ヶ岳という場所にいる安心感と、また一方で未来の自然災害をあれこれ心配するよりも、この地で今やらなければいけない目の前の課題が山積みであり、良い意味で日常に追われて自然災害へ関心が向かない影響が大きいようにも感じます。

とはいえ、世間一般を調べてみると、まだまだメディアをはじめとして首都直下型地震が近い将来に発生する可能性が高いという見解を示す人も多く、その中には富士山の噴火と首都直下型地震が来年3月までにでも同時発生してもおかしくはないという予測もあります。

「富士山噴火」と「首都直下地震」を恐れて著名地震学者が海外脱出!! もはや一刻の猶予も許されない!?(「地震に関した予知の事件、ニュース【TOCANA】」より)
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 7月15日付の英紙『ガーディアン』の記事によると、フランス「地球科学研究所(IST)」の研究の結果、2011年の東日本大震災以降、富士山は“危機的状況にある”ということがわかったという。また時を同じくして、来年までに富士山噴火と首都直下地震が起きると予測している地震学者が、すでに海外へ“脱出”したという情報も飛び込んできた。果たしてこれらの天変地異が実際に近づいているのか、考察してみよう。

■データが物語る“富士山の危機”

 ISTの研究は日仏合同で実施され、日本の独立行政法人「防災科学技術研究所(NIED)」が公開している“Hi-net 高感度地震観測網”のデータを用い、地球内部のエコースキャン測定が行われた。

 そこで測定されたデータの解析によって判明したのは、3.11でもっともダメージを受けたのは東北地方の地殻ではなく、富士山の地下400kmをはじめとする火山帯であるという事実だった。3.11の4日後に静岡県東部を震源とするM6.4の地震が発生したが、これも富士山の内圧が非常に高くなっていることを示しているという。

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 IST代表のフローレント・ブレングウェア氏は、「富士山がすぐに噴火を始めるということではありませんが、危機的な状況にあることは確かです」と述べており、地下のマグマの圧力が上昇して臨界状態にあり、潜在的に噴火の危険性が高いことは確かなようだ。

■「富士山噴火と首都直下型地震が同時に起こる」

 その富士山噴火を、ISTの報告に先駆けて、1年半前から予測していた日本の科学者がいる。それは元・前橋工科大学教授の濱島良吉氏だ。昨年3月、箱根で火山性の小規模地震が多発していた際、これが箱根山と富士山の噴火にもつながる恐れがあると濱島氏は語っていた。さらに濱島氏は、こうも述べている。

「私の研究では、近く富士山の噴火と同時に首都圏直下型の地震が発生します。というよりも、発生する必然性があります。日本海溝で発生したマグニチュード9クラスの地震が、東日本大震災を引き起こしました。これが日本海溝、伊豆小笠原海溝、相模トラフ、3つの海溝のバランスに影響して、首都圏直下型地震と津波発生の可能性が高まっています。この2年以内には起きるでしょう」(『FLASH』2013年3月12日号、光文社)

 このインタビューから2年以内ということは、富士山噴火と首都圏直下型地震は2015年3月頃までに発生するということになる。

 このような大胆な予測を行っているからといって、濱島氏は決して「トンデモ学者」の類ではない。氏は埼玉大学や前橋工科大学で教鞭を執った後に退官し、現在も独自に地震の研究に取り組んでいる。専門は「不連続体解析」、「地震発生メカニズム・予知」および「防災システム」、「原子力発電地下立地」など幅広く、数々の研究プロジェクトにも参画してきた地震研究の第一人者であるのだ。

■テレビ出演時に語られた驚愕の事実

 そんな濱島氏が8月1日放映の『してみるテレビ 教訓のススメ』(フジテレビ系列)に出演。「大地震は本当に来る?」と題したテーマに解答する専門家の1人として、自身の見解を大いに語った。ちなみに濱島氏の他に、地震予知研究の第一人者である早川正士氏、防災・危機管理の第一人者である渡辺実氏も出演、専門家陣はそうそうたる面々であった。

 番組の冒頭で、質問者のタレント・坂上忍はいきなりこう切り出した。

「近い将来、大きな地震がまたやってくるぞって、まことしやかに言われてますけれども。本当に、大きな地震は近々に来るんでしょうか?」

 すると、間髪をいれずに濱島氏はこう返す。

「必ず来ますね」

 濱島氏はフリップを使って説明する。それによると、先の東日本大震災では、日本海溝のうち宮城県沖~茨城県沖までのプレートが滑って巨大地震となったが、その北側の三陸沖と、南側の房総沖のプレートが滑らずに残っているという。そして、これらが滑ることによる大きな地震が、いつ起きてもおかしくないとした。

 さらに坂上が「次、(大地震が)どこ来ると思います?」と質問したところ、濱嶌氏は、

「南海トラフよりも、まず東京直下の方が近いんですね。その前に、北海道で大きな地震があるんです」

と持論を述べた。首都直下型地震が起きる前に、北海道の千島海溝で大地震があるというのだ。坂上は続けて、

「では、東京に直下型の地震が来たとして、来た時って何をすればいいんですか? 死なないにはどうしたらいいんですか?」

と問いかける。 ここで濱嶌氏は、

「その前に逃げるしかないんですよ。避難先を早く決めておくということです。 私はマレーシアに移住しましたから」
「もう、そういうことをやらなきゃいけない時期に来ているんですね。それほど日本は今、危ないということなんです」

と、驚くべき告白をする。この想定外の答えに坂上も「えっ!?」と言葉を失い、スタジオ一同が騒然となる。

 地震研究の第一人者である学者の口をついて出た言葉だけに、この意味は重い。これまで「日本が危ないから海外へ脱出した」という日本人研究者の話など聞いたことがない。関東に住む人間にとって、もはや一刻の猶予も許されない状況にあるということなのだろうか。

■他の権威による最新予測は?

 2015年3月頃までに、富士山の噴火と首都直下型地震が時を同じくして起こると指摘する濱島氏。では、他の著名な地震学者はどう考えているのか。最後に、これまで数多くの大地震を予知してきた木村政昭・琉球大名誉教授の見解も紹介しよう。

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 今月16日、木村氏のHP上で最新予測が更新された。濱島氏の指摘と関連する予測については、以下のように変わっている。

・富士山噴火 2017±5年→2014±5年
・千島海溝 2010±5年(M8.5)→2011±5年
・三陸沖北部 2019±5年(M8.5)→2014/08/10青森県東方沖M6.1

 まず、富士山の噴火について木村氏は「2019年までに噴火する」と予測している。ただし濱島氏とは異なり、首都直下型地震との同時発生については、木村氏独自の理論に基づく「地震の眼」が見られないとして否定的だ。

 千島海溝の巨大地震については、すでに別記事で紹介した通りだ。また、三陸沖の地震について、木村氏は今月10日に青森県沖で起きたM6.1の地震がそれに当たると判断したようだが、これまでM8.5と予測していた地震が、この程度の規模で済むのかという疑問も残る。

 いずれにしても地震研究の大家である濱島、木村両氏が、富士山噴火や首都直下型地震、さらに北海道や三陸沖での巨大地震が、今後数年の間に起きると考えていることは間違いないようだ。濱島氏のように海外へと脱出することは、多くの人にとって現実的な選択肢ではないかもしれないが、日頃の備えだけは怠らないよう心がけたい。(転載終了)

表のメディアで言われている限りは、この予測通りになる可能性は低いと思いますが、確かに来年からは新たなステージへと移行する予感もあり、想像もつかないことが色々と発生しそうな気もします。

いずれにしても、これだけ夏に豪雨に見舞われたりしているので、冬は全国各地で豪雪にも注意しないといけない年になると思います。