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今年9月、数百万人の人々が突然消える!? 聖書で予言された人類滅亡の瞬間をリアルに映像化!
 2012年12月21日、マヤ歴の最終日が示した世界の滅亡は訪れなかった。なぜなら、“うるう年”を考慮していないという致命的な計算ミスが生じていたからだ。そして今、新たな終末の日として叫ばれているのが、2015年9月某日滅亡説だ。

これには3つの理由が挙げられる。

1、マヤ暦を計算し直したところ、2015年9月3日が最終日となった。

2、エジプト「イシス神殿」の伝説(イシス神殿が閉鎖されると、神殿に書かれた1465体の神々のご加護が毎年秋分の日に1体ずつ失われる。そして、全ての神々が去った年の秋分の日、世界が水没する)によると、2015年9月23日に世界が水没する。

3、現在、9月22日~28日の間に地球に小惑星が衝突するという噂が大々的に広がっている。


 奇妙なことに、いずれの予言でも、今年の9月が地球滅亡の月だと示されているのだ。さらに、これらの予言を裏付けるものとして新約聖書に記された「『世の終わり』の特徴は、戦争・飢饉・地震があちこちで起きる」というイエスの予言がある。ここでは、ある日突然、「大艱難の時代(だいかんなん/困難に出あって苦しみ悩むこと/great tribulation)」に人類が直面するとあるのだ。

 では「世の終わり」はいつ起きるのか? IS(イスラム過激派組織)の急速な台頭で、一気に混迷を深めた中東情勢。いつ起きてもおかしくない核戦争。日本だけでなく世界各国で訪れる地震や噴火。さらには、MERS、エボラなど致死率が高い感染症の拡大。人口増加や環境破壊によって引き起こされた気候変動による食料不足……、まさに今が“その時”ではないかといわれているのだ。

 では、この世の終わりが訪れ、「大艱難」時代に突入するその瞬間、地球では一体何が起きるのだろうか? それを見事に映像化した映画が、ニコラス・ケイジ主演作『レフト・ビハインド』だ。

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■『レフト・ビハインド』で描かれたこの世の終わり

 米国の牧師ティム・ラヘイの終末論研究を基にしたジェリー・ジェンキンズのシリーズ累計6500万部越えのベストセラー小説を映像化した本作は、ニコラス・ケイジ扮するジャンボジェット機のパイロット・レイが高度3万フィート上空をフライト中に、大量の乗客乗員が突然消失してしまうというパニック・アクションムービーだ。しかし、これは機内だけの話ではなかった。地上でも、全世界で数百万人を超える人間が突然姿を消していたのだ――。

 いまだかつてない状況に直面した人類はどうやって危機を乗り越えることができるのか? 突然消えた彼らはどこへ行ってしまったのか? 9月に訪れるという「滅亡の日」のためのシミュレーションムービーとしてもオススメの一作だ。「TOCANA」より転載)

さて、2012年の「マヤ暦の終わり=人類滅亡論」が過ぎてから、しばらくはこういった類の情報は減っていたと思っていましたが、最近になって再び「人類滅亡論」が世間を賑わしているようで、それらの情報は、どうやら今年2015年9月に時期が集中しているようです。

うるう年を入れたマヤ暦の再計算、エジプトのイシス神殿の伝説、小惑星の地球衝突などなど、それらがすべて2015年9月とリンクしていることから、やたらと2015年に大災害が起こるとか、世界大恐慌が起こるとか、ひどい場合は人類は消滅するかのような、まさに冒頭で話題になっている大事件が差し迫っているかのような情報もあります。

「これについてどう思うか?」

個人的には、これらの話が2015年9月に集中していることは非常に興味深いことであり、実際に「旧い時代が終わる」という意味においては、まさに聖書の予言どおりの終末の世がやってくる“最後の審判”の時は近いと思います。

だからといって、人類が滅亡するような出来事が突然起こるとは一切思っていないので、そういった意味では多少の地震や噴火などには引き続き警戒する必要はあると思いますが、実際は目に見えて大きく混乱するような出来事は起こらず、水面下で旧時代の仕組みや権利が消失する期限が9月末頃だと思います。

というのは、以前から伝えているように、聖書にある終末の世に起こる天の異変「“黒い太陽”と“赤い月”」である「テトラッド」と呼ばれる現象が今年の9月末で終わるからです。

これは、2014年4月15日から2015年9月28日まで続く、2回の皆既日蝕と4回の皆既月食のことであり、今回のパターンは2000年ぶりの現象で、新約聖書の2000年の歴史に終止符が打たれることが予想されています。

「聖書が終わる=キリスト教が終わる」と言い切れるものではありませんが、この2000年間においては宗教という分野においてはキリスト教の与えた影響力は計り知れないほど大きなものであり、現代文明はキリスト教によって生み出された社会といっても過言ではありません。

その中核にある聖書、そこに書かれた未来の予言が成就する時が差し迫っており、世界宗教の中心にあるキリスト教に大きな変化が出てくると、世界宗教や信仰文化にも大きな変化が生まれ、やがて世界の宗教は1つへと統合されていく流れに進むと思います。

最終的には、人々の意識の進化とともに内なる神の存在(分霊)や八百万の神々という多神教を基準とした日本古来、古神道のような考え方が主流になっていくのかもしれませんが、今の戦争時代、人種差別、あらゆる社会問題の根底に潜む宗教戦争の時代は、まもなく“終わる”時期がやってくるのだと思います。

そこ(宗教戦争)から派生して生み出された近代社会、アメリカの建国や第二次世界大戦、そして日本の統治も含めてすべて繋がっているので、いよいよ2015年10月以降、冬至も終わった2016年頃からは、日本への長い支配も終わり、本当の日本が世界に向けて力を発揮する時になると思います。

旧勢力と新勢力との交代劇においては、確かにいざこざの中で一時的な社会混乱なども起こるかもしれませんが、今のように「世界が終わる」とか「人類は滅亡する」とか騒いでいるのは、これまでの権力を奪われてしまう旧勢力の人々が情報源であり、あまりにもネガティブ過ぎる予言などに関しては、深刻にとらえて振り回されず、ある程度は聞き流すので良いと思います。

ここで紹介されている映画も、きっとパニック系映画なので、そういったものを割り切って楽しめる人には良いかもしれませんが、影響されて不安な気持ちになってしまう方は避けたほうがよいかもしれませんね。

でも、本当にそれどころではない、素晴らしい夜明けが近づいているので、なるべくならそちらに焦点を絞って、ワクワクしながら真の日の出を楽しみにしたいところです。