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「もしハチが地球上からいなくなると、人間は4年以上は生きられない。 ハチがいなくなると、受粉ができなくなり、そして植物がいなくなり、 そして人間がいなくなる」 アルバート・アインシュタイン

地球からハチがいなくなると人類が滅亡する。これを本当にアインシュタインが言ったのかどうかも不明ですし、4年以内という根拠もわからないのですが、確かにハチという存在は、この地球の生態系の循環を作るのに重要な役割をしており、特に人間にとっては必要不可欠な存在であるようです。

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一般的にハチと聞くと「毒」とか「刺される」という危険なイメージがありますが、それはあくまでもハチの防衛行動の1つに過ぎず、ハチの持っている本来の地球での役割は「花粉の運び屋」であります。

ハチは必要なタンパク質を花粉から採取し、必要な炭水化物は花の蜜から採取しますが、彼らは食料を求めて花から花へと飛び、それらの行動が結果的に受粉に繋がっていきます。

その受粉活動の規模は想像以上にも大きく、世界の作物生産の3分の1以上がハチの受粉に依存しているともいわれています。

つまり、ハチがいなくなると世界の作物生産が激減することが予想されており、それは人類にとって致命的な食糧危機が訪れることを意味しているので、そう考えると冒頭の4年で人類が滅亡するという予言も、決して大げさな表現ではないのかもしれません。

ハチは世界に20,000種以上いて、ほとんどのハチが一生の大半を地中や植物の中に隠れて過ごしますが、その中でもミツバチは社交性が高く、受粉活動にもっとも活躍しているハチであります。

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そんなミツバチといえば、有名なのは「プロポリス」です。

プロポリスとは、ミツバチが樹皮や木の芽、つぼみなどから集めた樹脂や花粉を、自分の唾液や蜜ろうと混ぜ合せて作ってきた、粘り気のある物質です。

ミツバチがプロポリスを作るために使う主な植物は、ユーカリ、ポプラ、柳、モミ、トドマツ、カラマツ、アカマツ、杉、桂、トチノキ、桜、カバ、カシなどがあります。

以前より、プロポリスはミツバチの巣の隙間を埋める封止剤として使われているだけと思われていましたが、近年の研究によって他にも様々な目的のために巣で使われていることがわかりました。

・巣の構造強度の補強
・振動の軽減
・入口を塞ぐことによる巣の防御力の向上
・巣への病気や寄生者の侵入の阻止、真菌や微生物の成長の阻害
・巣内での腐敗の防止

これらのプロポリスの効果の中でも、近年最も注目されているのが、その強力な「抗菌作用」です。

プロポリスは、ミツバチが採集してきた完全植物由来の天然物質ですが、植物は自らが傷つけられると、傷口を守るために樹脂を分泌し、また、新芽や蕾を病原性の微生物から守るため、それらへ抗菌作用をもった物質を送っています。

ミツバチはこの抗菌作用を活用し、プロポリスを巣に塗ることで、温かく、湿度が高い巣の中でも細菌の繁殖を抑えて、巣を清潔な無菌状態に保つことができるようにしているのです。

ミツバチの巣は、密度が高く湿気が高い状態にもかかわらず、カビが生えないのはプロポリスの持つ強力な抗菌作用のおかげだと考えられています。

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その抗菌作用の強さから、プロポリスは「天然の抗生物質」とも呼ばれることがあります。

ミツバチの巣に入り込んだ外敵の死骸は、大きいサイズになると巣の外に運び出すことができなくなるので、腐敗するのを防ぐためにミツバチは死骸をプロポリスで覆いますが、プロポリスで覆われた死骸は腐敗せずミイラ化され、無菌状態が保たれるそうです。

このプロポリスのもつ抗菌作用や抗酸化力は古代から注目されており、実際、古代エジプトではミイラづくりの際に防腐剤としてプロポリスが使われ、古代ギリシャでは皮膚疾患や切り傷、感染症に効果がある医薬品としても使われていたといわれています。

ただ、プロポリスの研究が本格的に始まったのは20世紀に入ってからであり、主にヨーロッパ諸国で様々な研究が行われ、近年では最大の生産国のブラジルでも国を挙げてのプロポリス研究が盛んに進められています。

日本では1985年に開催された国際養蜂会議でプロポリスの有用性が紹介されたのをきっかけに急速に研究が進み、そして1991年に日本癌学会総会で抗がん作用についての発表があったのを契機に、一時的にプロポリスブームにもなりました。

今でも副作用のない生薬として注目されており、様々な商品開発が進んでいますので、すでに身近なものとして馴染み深い方も大勢いるかもしれません。

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そんな数多く存在するプロポリスの中でも、長年にわたって注目されているのが、ブラジルに生息する「アフリカナイズドミツバチ」というミツバチのプロポリスです。

「アフリカナイズドミツバチ」は、別名「キラービー」と呼ばれるほど、獰猛で攻撃性が強く、時に刺された人間が死亡することも珍しくないミツバチですが、一方で他のミツバチよりも遥かにタフで圧倒的な飛行距離があり、遠くまでいって非常に薬効成分の高い薬草の新芽や樹脂を集めてきます。

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日本の国土の23倍もあるブラジルには、多種多様な植物の生態系がありますが、その中でも「アレクリン」と呼ばれる薬草はブラジル固有のもので、この薬草には「アルテピリンC」という成分が含まれています。

「アルテピリンC」とは、1999年に当時川崎医科大学教授だった木本哲夫博士が発見したプロポリスから抽出されたポリフェノールの一種で、他のプロポリスの成分よりも高い抗菌作用などが報告されています。

これまでのところ、この「アルテピリンC」はブラジル固有の植物「アレクリン」という低木にのみに含まれていることがわかっており、このことから「ブラジル産プロポリス」が希少価値が高く、世界最高品質の評価を受けている理由の1つになっています。

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“やつは”では、先月に発売された「KAGOME」で利用したブラジル産水晶と一緒に、このアフリカナイズドミツバチが採集してきた「ブラジル産プロポリス」をいくつか輸入して実験的に体感を試していましたが、思ったよりも非常に周囲に好評であり、自分自身もかなり気にって継続して使っているので、今回はお試しで入荷した分を販売することにしました。

プロポリス自体は、のど飴や歯磨き粉などを中心に様々なタイプのものを活用したことがあり、個人的には非常に注目をしていたのですが、思わぬ形で良質なものと出会えたので、これを機にもっとプロポリス商品の普及に努めていきたいと思っています。

使い方は、とてもシンプルで瓶に入っている液体のプロポリスを水や何か飲み物に5〜10滴(1日)ほど垂らして一緒に飲むものですが、そのまま直接口の中に入れても大丈夫です。量は少量で十分のようです。

ただし、プロポリスをすでにご利用になったことがある方はご存知のように、決して飲みやすい成分ではなく、刺激的な味もするので、慣れるまでは飲み方をいろいろと工夫する必要もあるかもしれません。

強固なミツバチの巣を作り上げている成分なので、プロポリス専用のコップを用意するなどしないと、ヤニがコップに付着して落ちづらくもなります。

今の時期は大丈夫ですが、秋や冬などのウイルスや細菌が流行する季節には、とても役立つ天然の抗生物質ともなりますので、日常の健康管理から万が一用のサプリメントとして様々な場面でご利用いただけたらと思います。

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