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《田村麻呂と阿弖流為(アテルイ)》
『1200年程前、桓武天皇が京に都をおかれた頃の話です。朝廷は日本を1つにまとめようと東北の陸奥へ最後の手を伸ばしました。しかし、蝦夷(エミシ)の住む陸奥の国はとても豊かで自分達だけでも十分暮らす事が出来るので、一緒になろうと言う朝廷と考えが合わず、両軍は北上川で戦って勝ったり負けたりしました。3度目の戦いの後、朝廷が胆沢に城(今の役所)を立てていると蝦夷の大将アテルイと豪族母礼(モレ)が「降参します」と申し出て来ました。朝廷側の坂上田村麻呂はアテルイらを都に連れて行く道中に「自分の命は捨ててもかまわない。それより蝦夷のみんなを幸せにしてやりたい。」とのアテルイの立派な言葉を聞き、その真心に感動し、熱い友情が沸きました。田村麻呂は朝廷に「2度と戦わないと言っているので、陸奥へ返してあげてください。」と必死にアテルイの命乞いをしましたが、勝った喜びで誰も聞き入れてはくれません。ついにアテルイは都に近い胆沢の景色とよく似た交野郡、宇山で処刑されました。(枚方民話より)』

平安時代初期。朝廷に従わずに独自の文明を築き上げていた東北地方は、朝廷より“蝦夷(エミシ)”と呼ばれる野蛮の種族として制圧する対象となっていました。

蝦夷には、当時最大の軍事指導者であるアテルイと豪族モレの強力な2人の英雄がいて、朝廷は蝦夷征伐に長い間苦戦していましたが、朝廷の切り札である坂上田村麻呂が征夷大将軍として向かうと、さすがのアテルイとモレも降伏し、500人の兵士と一緒に都へ連行されて処刑されたと歴史には残っています。

坂上田村麻呂が征伐したとありますが、実際は田村麻呂が、途中からアテルイやモレなどの蝦夷の人々の価値観や文化の魅力に傾倒し、この三者はお互い協力し合っていく仲間としての契りを交わした親密な間柄であったようです。

そして、大和朝廷と蝦夷王国が共に和合して日本の地を統合していく約束のもとに上京したのであり、決して討伐が成功したのでも、また朝廷側の権力に蝦夷側が完全に降伏したのでもなかったようですが、都に向かう途中に待っていたのは、朝廷の“騙し討ち”であり、そこでアテルイとモレをはじめ、蝦夷の500人の兵士達は地獄の底へと叩き落とされたのであったのです。

500人の蝦夷の兵士達は生き埋めとされ、党首であったアテルイとモレは体を地面に埋められたままの斬首であり、その中でも「ノコギリ引き」という最も惨殺な刑によって処刑されたのでした。

「こんなはずでは・・・」という田村麻呂の無念の想いもむなしく、こうして蝦夷一族は歴史の闇に葬られることになりましたが、アテルイとモレの死後、朝廷や天皇家の間には様々な災いが起こるようになり、その祟りを供養しようと朝廷のさらなる犠牲となったのが他でもない田村麻呂であり、人柱として生きたまま埋められたとも聞きます。

アテルイ、モレ、そして田村麻呂の想いは1200年を超えた現代にまで残っており、やがて再び日本において統合の時代がやってくる日を待っていました。

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10月13日から16日まで青森、岩手、宮城の巡礼の旅に出てましたが、岩手県ではアテルイとモレの本拠地であった奥州市水沢区という場所を目指しました。

この地には、山形県の出羽三山と同じ“羽黒山”という名前の山があり、その山頂に「出羽神社」があって、その敷地内の見晴らしい良い丘にアテルイとモレの慰霊碑があります。

「あなたたちは悪くなかった・・・」

1200年越しに、坂上田村麻呂から預かっている伝言と意思をお伝えさせて頂くと、雲の合間より光のカーテンが差し込み、この地に残っていた彼らや同族達の苦しい想いも、少しは天に戻って癒されたように感じました。

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3500年前も五色人の生き残りとの和合を求めて失敗した倭人・出雲族。日本の歴史は何度も和合・統合の失敗をした歴史を繰り返していますが、いよいよ今回が長い歴史の終止符を打つ最後のチャンスであり、過去のすべての二元性が調和した本当の日本が始まると思います。

10月31日の富山県のシークレットミーティングでも、その辺の内容を詳しくお伝えすることになると思いますが、今回新たにご紹介するのは、11月下旬に高野山近郊を舞台としたイベントツアーと講演会であり、そこでもアテルイ、モレ、坂上田村麻呂が関わってきますので、ご興味のある方は是非ともこちらもご参加頂けたらと思います。

「光を観る旅 和歌山・神野々『ゆの里』 1泊2日」
高野山のふもと、和歌山県橋本市神野々(このの)には
金水、銀水、銅水の三つの水が湧いています。

この地はかつて、弘法大師空海さまが、
「人助けの水が湧くであろう」という言葉を残されたという
伝説が残されていた場所でした。

昭和62年、無菌に井戸水「金水」が湧き出て、
「ゆの里」の歴史が始まりました。

今回は、月間100万アクセス「天下泰平ブログ」のライター、
滝沢泰平さんをお迎えします。

盛りだくさんのツアーになりそうです!お楽しみに。


★ 行程(天候などにより変更もあります)
11月20日(金)
  13時 「ゆの里」に集合
   (最寄駅は JR線、南海高野線 橋本駅
    12時20分に送迎バスがあります)

   13時30分~17時
   丹生酒殿神社、蟻通神社~
   丹生津比売神社、丹官省符神社へ参拝
   
   17時  ホテルへ休憩 温泉で入浴など
   18時30分 夕食 (自家製野菜を使ったイタリアン)

21日(土)
    7時30分  朝食
    10時~ チェックアウト
           フリータイム
     温泉施設 「ゆの里」のお風呂へ入浴
     お買物、昼食など
  
     定期送迎バスにて各自、移動し
     橋本商工会議所にて講演会へ。
     ☆講演会場では 12時15分より受付開始。

     13時~16時30分 講演会
     「寺小屋・如水塾 IN橋本」
     講師:滝沢泰平さん 長典男さん 
         重岡昌吾さん 長谷川章子  
     講演会終了後、解散
     橋本駅まで「ゆの里送迎バス」でお送りします。
        


11月21日(土)
    12時15分より受付開始  
    集合:橋本商工会議所 5階 大会議室
       JR・南海高野線橋本駅より、
       「ゆの里」定期送迎バスをご利用いただけます。
       商工会議所前で下車と運転手さんにお知らせください。
 
     13時~16時30分 講演会
     「寺小屋・如水塾 スペシャル IN橋本」
      講師:滝沢泰平さん 長典男さん 
          重岡昌吾さん 長谷川章子

     講演会終了後、送迎バスでゆの里へ移動。
     18時30分 夕食 (自家製野菜を使った和食料理) 
    
22日(日)
    7時30分  朝食
    8時50分 チェックアウト
     9時~12時30分
     バスで4社参拝へ 
     丹生酒殿神社、蟻通神社~
     丹生津比売神社、丹官省符神社
   
    13時~16時30分 
     昼食・フリータイム
     温泉施設 「ゆの里」のお風呂へ入浴
     お買物、昼食など

   17時ごろ解散予定
    定期送迎バスにて橋本駅まで移動  
       
★ 金額
1泊2日 大人 55000円(夜・朝付) 
★ 定員 20名

★ お申し込み

▶︎ A班(11月20日〜21日)のお申し込みはこちら

▶︎ B班(11月21日〜22日)のお申し込みはこちら

今回のイベントは、ミッション・ナビゲーターとして活躍中の長谷川章子さんが主催であり、11月20日〜21日と21日〜22日と二班に分かれて高野山周辺の神社参拝、そして知る人ぞ知る和歌山の聖地「ゆの里」に宿泊するプランとなっております。

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「月のしずく」という神秘の水でも知られるゆの里。すでにご存知の方もご存知でない方もいるかもしれませんが、ここの“水”は本当に素晴らしいものです。

とはいえ、水だけに多くを語れないものもありますし、また、まずは直接体感して頂くことが大事でもあるので、高野山や空海、そしてアテルイや坂上田村麻呂などに興味がある方はもちろん、なぜここの水が“神秘の水”“奇跡の水”と呼ばれるかの由縁を知りたい方は、是非ともご参加頂けたらと思います。

前半組のツアーにおいては、自分はもちろん、元高野僧である長典男さんも一緒に神社などの参拝から夕食会も参加であり、また後半のツアーも自分は最後までいますが、初日の夕食会まで長先生もいらっしゃいます。

ただ、すでに前半のツアー組はほぼ満席であり、後半組も残りわずかとなっているようなので、キャンセル待ちとなってしまう可能性が大ですが、そんな方のためにも講演会のみの参加プランもありますので、ツアーには参加できない方は、講演会だけでもお越し頂けたらと思います。

「寺子屋・如水塾スペシャル IN 橋本」
★ スケジュール

開場   12時

受付開始 12時15分

開始   13時〜

     長 典男さん
     
     重岡昌吾さん
  
     滝沢泰平さん

     司会:長谷川章子


終了予定 16時30分


月間100万アクセスの人気ブログ、
「天下泰平」のライター、滝沢泰平さんと
裏高野の元僧侶、長典男さんが八ヶ岳から登場!


さらに、奇跡の水と言われる「弘法大師の水」を
30年にわたって守り育ててきた水の語り部、
「ゆの里」代表・重岡昌吾社長。

三十三観音カードリーダー/チャネラー長谷川章子、

4人の初顔合わせの講演会です!


2015年はキリスト(救世主)の年。

2014年4月15日~2015年9月28日にかけて、
4回の皆既月食と2回の皆既(部分)日蝕は、

2000年ぶりの天体現象のパターン
「テトラッド」と呼ばれるものであり、

聖書で予言されていた最後の審判を前に、天の合図。

国内では、伊勢、出雲、上賀茂、下鴨神社の
四つの遷宮が、10月16日に終わります。

この大きな大きな節目の時に、

弘法大師空海ゆかりの水が湧く、和歌山県橋本市に
4人のメッセンジャーが集合してのスペシャルトークです。


何が飛び出すか、わかりません。

どうぞお楽しみに!

お申し込みはこちら