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いよいよ2015年も最終日。大晦日となりました。
この年末に来年の目標を立てる人もいれば、今年一年をゆっくりと振り返る機会があった方も多くいらっしゃったかもしれません。

自分自身、その年の具体的な目標やイメージは、実際にその年を迎えてからでないとわからないのもあるので、大体は元旦から正月三が日の間に感じるままに1年の目標や実現したいビジョンなどを掲げています。

とはいえ、あくまでも行動や結果的な出来事のビジョンなので、意識のシフトは先日の冬至に切り替えており、今の時点でまったく来年の準備をしていないわけではありませんが、とりあえず本日までは今年2015年の振り返りをする時間にしております。

そんな中、今年の年初に掲げたビジョンを振り返ってみると、やはり1番大きな目標として掲げていたものは“ドームハウスを完成させること”でありました。

輸入材ではないゼロベースからのオリジナルドームハウスの建築は、想像以上に難題が多く、設計のできる人、施工のできる人、材料へのこだわりから一方で予算の制限もあり、またプライベートな状況も大激変する中で何度も理想のドームハウス建築は諦めざるを得ない場面に遭遇することにもなりましたが、その都度諦めずに徹底的に現実を見つめて様々な可能性を模索し、1つひとつの問題や課題をクリアすることによって、なんとか年内の完成まで漕ぎ着けることになりました。

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何気ない1つの住宅の建築でありながらも、自分にとっては恐ろしいほど試され続けたドームハウス建築であり、この八ヶ岳の地で未来型コミュニティの核となる雛形施設、宇宙からのエネルギーを下ろす五角形と六角形のグリッド神殿が完成したことは、これから先の新社会を生み出すための大きな一歩となりました。

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3500年前、日本の統合を進めていた出雲の賀茂一族は、現在の京都の上賀茂神社を拠点として、最初の中規模の循環型村社会を構築しました。

上賀茂神社の裏にある神山(こうやま)を御神体山とし、神が住む山を整備しながら動植物の循環を整え、山の麓より湧き出した神秘の水を生活から人々の病の治療にまで活用し、100世帯400人ほどの規模にまで集落は発展していきました。

上賀茂の村は、スサノオの三男ニギハヤヒが幼少期を過ごした大切な故郷であります。

2013年の伊勢と出雲のダブル遷宮をはじめ、2015年の下鴨と上賀茂のダブル遷宮も終え、縄文古来からの神々の配置換え、大和朝廷から続く現代日本と古代日本の霊的な和合も終わり、新生日本がようやくスタートすることになると思います。

そして、念願だったユダヤ第三神殿の再建。

2015年冬至までに何としても完成させたかったドームハウスは、単なる物珍しい個人の住宅建築ではなく、古代日本と古代イスラエルをはじめ、いくつもの過去生からの課題を解消するための遷宮や神殿再建の型作りであり、今生のタイムラインでは構想から2年ほどかかりましたが、魂のタイムラインにおいては数千年越しの悲願達成でありました。

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それが故に、多くの課題・難題、ハプニングにも見舞われましたが、すべては過去の清算と新時代をスタートさせるための準備に必要なことであり、今回もまた湧き水が予定通りに自噴して吹き出したので、次は八ヶ岳を御神体として最高の状態で再び循環型社会のモデル地域を構築することが出来そうです。

様々なサイクルの大転換期の真っただ中である今、いまだに日本の崩壊から世界の滅亡などの噂が後を絶ちませんが、この国が最後の要であるのは確かでもあるし、旧い時代の日本の崩壊という意味では正論かもしれません。

ただ、旧時代の社会システムや産業構造が崩壊する中で世の終焉を感じる人もいるかもしれませんが、すべては必要・必然の大掃除であり、この世の立て直し期間において新時代構築の中心的な役割を担っている日本という国が、芯の部分から崩壊することはあり得ないことであります。

とはいえ、芯が折れることはなくとも、明治維新や戦後から表面的に覆い被された西洋文明のメッキが剥がれることは避けられない部分もあり、本来の宇宙の理にそぐわない地球人のエゴが中心となって生み出されたルールや社会は一掃されることになるかもしれません。

来年は八ヶ岳での活動のレポートはもちろんですが、世界情勢や社会の動きもまた観察してブログなどでアップしていく予定なので、また引き続きお付き合い頂けたら幸いです。

今年も一年本当にありがとうございました。また来年もどうぞよろしくお願いいたします。