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4月8日から、数え年で7年に1度の諏訪大社の大祭「御柱祭」の下社の「木落し」が始まりました。

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4月8日から10日、この3日間で50万人が訪れるという下社の御柱祭。

見渡す限り人の渦の中、運良く抽選で当たったチケットの席へたどり着くと驚くべき出会いがありました。

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この人はバラさんこと榊原茂さん。40年以上も前に祖国日本からイスラエルの地に渡り、それから日本へ戻ることなく生涯をイスラエル、ユダヤ人達と一緒に過ごしてきた日本一イスラエルに精通しているヤマトの民です。

浮浪者のようにエルサレムの郊外で野宿をしていた若い頃、旧市街の教会の中で超現実主義だったバラさんは、そこでイエス・キリストと出会うという人生で初ともいえる霊的体験をし、そこから人生が大きく変わってしまったようです。

実際にキブツでも長年過ごし、イスラエルのあらゆることを知っているバラさんは、今では日本人はもちろん、外国人やユダヤ人をもガイドできるほどイスラエルで知らない人はいないほど有名なガイドであり、日本とイスラエルの架け橋として活躍されている人です。

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バラさんと出会ったのは、ちょうど2年前の今。それから去年もイスラエルでガイドをして頂いているのですが、偶然にも今の時期に日本へ一時帰国している際に知人に誘われて御柱祭へ行くことになり、それも自分と同じ4月8日、席は10mもない数列先の目の前にいました。

50万人が訪れる中での奇跡のタイミングの必然の出会い。

実はヨベルの年が終わり、新しいユダヤ新年が始まる10月上旬の秋に3度目の正直でイスラエルへ旅立つ計画をしており、またバラさんにガイドをお願いしようと思ったいた矢先の出会いだったので、この流れは鳥肌が立つほどのシンクロで、いよいよ鶴と亀がすべって、ヤマトとユダヤの統合の時が来たことを実感しています。

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通称「OKマーク」と呼んでいる日輪も出現したので、きっと大いなる神仕掛けは順調に進んでいることでしょう。

諏訪は、龍穴が多いフォッサマグナと中央構造線が交差する龍の道の統合の地であり、古代ユダヤ作りの上社と出雲作りの下社におけるユダヤとヤマトの統合の中心地であることは伝えました。

ただ、諏訪地方の伝承や口伝で伝えられていることによると、諏訪大社を含めた諏訪の歴史はもっと古く、複雑な場所であったようです。

八ヶ岳西麓である、諏訪地方は縄文中期において日本列島の10分1の人口が集まるほど、今の首都圏のような立ち位置にあって大変文明が栄えていたようです。

蟹河原の長者、佐久良の長者、須賀の長者、五十集の長者、武居の長者、武居会美酒、武居大友主、そして洩矢(もりや)一族を中心とする縄文民族が諏訪湖を囲むように一同に集結しており、そこで和合しながら生活していたようです。

そこへ建御名方命率いる、稲作文化を持つ出雲族が日本統一に向けて西からやってくることになり、諏訪の縄文民族の各地域の長者たちと出雲連合に加盟するような交渉が始まったそうです。

とはいえ、信濃国の統一は他の地域に比べて容易ではなく、出雲族は北から対馬系の安曇一族を呼び寄せて協力を求めたそうです。

こうして、ほとんどの豪族が出雲連合に取り入れられる中、洩矢(守矢)一族の祖神である洩矢神(もりやしん)は加盟に反対し、そこで交渉が決裂して争いになったと言われています。

とはいえ、結局のところ戦いを知らない縄文民族である洩矢神は出雲に敗れることになり、諏訪地方は出雲族の配下となってしまいます。

この時、建御名方命や安曇族を引き連れて出雲連合の総指揮をとっていたのが、賀茂一族の饒速日(ニギハヤヒ)=男神アマテルであることが、諏訪地方の数々の伝承に残されています。

そして、建御名方命は「諏訪大明神」となり、ここから現在の諏訪大社が始まっているそうです。

ただし、伝承によると、先住民である洩矢の人々は決して新しく来た出雲系の人々にしいたげられたりしたわけではなかったそうです。

出雲族は、洩矢族を諏訪を治めるための重要なポジションに配置していました。

当時、諏訪湖は今よりも湖が大きくて上社(本宮、前宮)と下社(春宮、秋宮)の4社とも湖畔に面していたそうですが、この4社は出雲族や安曇族、洩矢族などで分配して管理していたようです。

その中でも、すべての中心で統括していたのが上社の前宮であり、そこは洩矢一族が管理して、諏訪大社の重要な祭祀も洩矢一族が取り仕切っていたようです。

そのまま洩矢は守矢となり、守屋山をご神体とする現在の諏訪大社に繋がってきますが、モリヤや旧約聖書に登場するモリヤ(古代エルサレム)の呼称であり、この洩矢一族も遠い大昔にシュメールから日本へ戻ってきた民族なのかもしれません。

縄文の先住民、出雲族、後に日本を建国した古代ユダヤ、そのすべてが和合している諏訪大社と信濃国。

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「鏡」の役割である諏訪湖は富士山のエネルギーを反射して、八ヶ岳連峰の中心「イワナガヒメのご神体」に降ろしているそうです。

2016年の諏訪大社の大祭を経て、いよいよ地球規模の大転換の仕掛けが完成していくと思います。