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※今朝の八ヶ岳

今日、8月17日は34歳の誕生日。

お祝いのメッセージを頂いた皆様へ、この場を借りて心からお礼をさせて頂きます。

ブログなどの情報発信を始めたのが27歳。長い人は、もう7年ほどのお付き合いになるかもしれませんが、いつも飽きずに応援してくださって本当にありがとうございます。

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※8月8日権現岳山頂にて

「えっ?まだ34歳だっけ?」

いいのか悪いのか、よく年齢を伝えると驚かれることもありますが、自分的にはまだまだ34歳の若輩者であり、学ぶことが多々あるのと、やりたいことも色々あるので、これからが「本番の人生」という感覚があります。

一方でこれまでの人生、楽しいことも辛いこともたくさんあり、また不思議な体験や出来事にも数多く遭遇して何度も価値観や脳ミソが崩壊しており、このブログを始めて7年の期間の間でも、意識としては何度も生まれ変わっているような感覚です。

つい数年前でさえも、思い出すと過去生の記憶のようであり、ある意味まったく別の人格をいくつも抱えながら“今”を過ごしてますが、すべてが自分でもあり、今生においても、どの時代を生きた自分の意識もすべて大切な存在として捉えています。

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※22歳、大学の卒業旅行のバリ島にて

数年前の自分ですら別人なので、もう10年前、20年前となると、また見た目も含めて全然違う自分なのですが、いつの時代も「自由に生きる」というテーマは変わらず、とにかく自分らしく生きることは曲げずに今日まで至っているように思えます。

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※17歳、都内の高校に通っていた時代

とはいえ、さすがに思春期の頃は自己表現が上手くできず、周囲や社会とも不器用に生きていた方でしたが・・・そんな頃の自分もまた懐かしい思い出です。

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※5歳、秋田で迎えた七五三

今は早いもので息子も5歳。そんな自分も5歳の頃は当然あり、この時代にはまっていたのは“迷路遊び”でした。

ひたすら夢中になって迷路本の迷路をやりまくり、最初はペンでなぞってスタートからゴールを目指していたものが、やがて目で追うだけでゴールまでたどり着くようになり、それも慣れてくると見ただけで瞬間的にゴールまでのラインが見えるようになり・・・とにかく一度ハマるととことん突き詰めるタイプなので、何事も飽きるまで独自の路線を突き進んでいたと思います。

迷路遊びも誰かが作った既成の迷路本をただやるのも飽きてしまって、今度は自分でペンを持って迷路を書き始め、最初は2次元の平面的な迷路の絵でしたが、やがては立体的な3次元の迷路の絵を描き始めたり、幼少期にかなり複雑な迷路を自分で描いては自分でそれをクリアするという、かなりマニアックな1人遊びをやっていたと思います。

同じように字が読めるようになった小学生の頃、今度は漫画にハマって漫画本を読みまくり、同じように飽きてくると自分で漫画を書き始め、最終的にはいくつものストーリーを1冊にまとめて自家製の少年ジャンプみたいなものを作り出し、誰に見せるのでもなく、それを1人で連載して自分で読んで楽しむという不気味な少年だったかもしれません。

同じように中学生になると、今までまったく興味のなかった音楽の世界にハマりだし、家に転がっていたギターを自分でいじりだし、最初はコピーで弾いていたものが、これもまた人が作ったものは飽きると自分で音楽を作り出し、作曲とまでいえたものではないですが、自分が好きな音の配列で音楽も楽しむようになっていました。

とにかく人と同じことをやれといっても出来ないし、自分が興味がないものは人一倍適当になるどころか一切やらないし、ただただ自分の内側にあるワクワクする感覚にだけ従って、それを満たすことをひたすら追い求めていたら、いつの間にかブログを書き始めたり、会社も作ったり、本も書いたり、他にも様々な活動を自ら創り出しているように思えます。

34年間、表面的な部分では見た目も意識も変わっている部分はありますが、根底にある好奇心みたいなものは幼少期から一切変わらず、きっとこの先も“子供心”は永遠に変わらずに自分の望む世界をひたすら創り出そうとしていくと思います。

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今は、様々な意味でインナーチャイルドが目覚める時であり、幼い頃に封印された自分が表に出てくるタイミングです。

それは悲しみを抱えたチャイルドもいれば、一方でワクワクを抱えたチャイルドもいて、個人的には、そのワクワクを抱えたチャイルドの声に従うことが自分らしく生きる秘訣のポイントだと思っています。

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童心にかえることの大切さ。

昨日のことを後悔する、明日のことを心配する子供はいなく、子供はただ今この瞬間のワクワクする楽しみにすべてをかけて生きています。

歳を重ね、大人に近づくにつれて人間は頭で計算して考えるようになり、やがて済んでしまった過去のことを悔やんだり、起こりもしない未来のことに恐怖したり心配するようになります。

誕生日を迎える度に、肉体を含めて変わっていく自分を観察しながらも、変わらない自分を見つめることがとても大切なように思えます。

幼い頃から変わらない自分自身の芯となる部分。心からワクワクすること、生きててよかったと思える感覚に意識を向け、その声に忠実に今を生きることが、人生をより生きやすく楽しくする秘訣だと思っています。

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※8/15、御柱祭も無事に終わった諏訪湖の花火大会

変わっていく自分に対して変わらない自分を探すこと。

そこに創造主の分霊であり、この世界で実現したい、体験したい自分自身の本質を見出せると思います。

それでは、また34歳もどうぞよろしくお願いします。