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君の名は。(Wikipedia)
〜 あらすじ 〜
東京の四ツ谷に暮らす男子高校生の立花瀧(たき)は、ある朝、目を覚ますと飛騨の山奥にある糸守町の女子高生宮水三葉(みつは)になっていた。そして、三葉は瀧の身体に。2人とも「奇妙な夢」だと思いながら、知らない誰かの一日を過ごす。
翌朝、無事に元の身体に戻った2人は入れ替わったことをほとんど忘れていたが、周囲の人達の反応や、その後もたびたび「入れ替わり」が起きたことによって、ただの夢ではなく実在の誰かと入れ替わっていることに気づく。2人はスマートフォンのメモを通してやりとりをし、入れ替わっている間のルールを決め、元の身体に戻ったあと困らないよう日記を残すことにした。
性別も暮らす環境もまったく異なる瀧と三葉の入れ替わりには困難も多々あったものの、お互い束の間の入れ替わりを楽しみながら次第に打ち解けていったが、その入れ替わりは突然途絶えてしまう。瀧は風景のスケッチだけを頼りに飛騨に向かい、瀧の様子を不審に思い心配していた友人・藤井司とバイト先の先輩・奥寺ミキもそれに同行する。しかし、たどり着いた糸守町は、3年前に隕石(彗星の破片)の衝突により消滅しており、三葉やその家族、友人も含む住民500人以上が死亡していたことが判明する。
瀧は以前三葉と入れ替わった際に参拝した、山上にある宮水神社の御神体へと向かい、もう一度入れ替わりが起きることを願いながら、3年前に奉納された三葉の口噛み酒を飲み下す。
再び(隕石落下前の)三葉の身体に入った瀧は、三葉の友人である勅使河原克彦、名取早耶香の2人とともに、住民を避難させるために変電所を爆破し町一帯を停電させ、町内放送を電波ジャックして避難を呼びかけるという作戦を画策する。しかし、その計画の要である三葉の父(糸守町長)の説得に失敗、父親には三葉の姿をしている別人だと見破られてしまう。
瀧の身体に入った状態の三葉に会うため、瀧(身体は三葉)は御神体がある山を登る。生きている世界には3年の時間差がある2人だったが、なぜか互いの声だけは聞こえており名前を呼び互いの姿を探す。お互い近くにいるのは分かっていても、見ることも触れることもできない2人だったが、黄昏時が訪れると入れ替わりが元に戻ると同時に互いの姿が見え、初めて2人は直接会話することができた。
三葉は瀧から住民を助ける計画を引き継ぎ、下山する。計画通りに町を停電させ、避難指示の放送を流すが、その電波ジャックもしばらくしたのち町の職員に見つかり訂正の放送を流され、避難は進まない。三葉は改めて(三葉に入れ替わった瀧ではなく三葉本人から)父(町長)を説得するため町役場に向かう。
瀧が「入れ替わり」という不思議な出来事に遭ってから5年後、そして「奇跡的に住民が避難訓練をしており死者が出なかった」糸守への隕石衝突から8年後へと舞台は移る。瀧も三葉も東京で暮らしており、入れ替わりのこともその相手の名前も忘れていたが、漠然と「誰かを探している」思いだけが残っており、ときおり町中でその相手の気配を感じることがあった。
さらに月日が流れたある日、並走する電車の車窓でお互いを見つけた2人は、それぞれ次の駅で降り、お互いの下車駅に向かって走り出す。ようやく住宅地の階段で互いを見つけた三葉と瀧は、それぞれ歩み寄っていく。すれ違ったところで瀧が話しかけ、2人とも互いに探していた相手だと分かり涙を流し、そして2人は同時に名前を尋ねた。

8月26日の公開から僅か25日で興行収入は90億円を突破、累計動員数も700万人という、空前の大ヒットで社会現象ともなっているアニメ映画「君の名は。」

最近の映画にはほとんど興味もなかったのですが、ふとチラシのイラストを見た瞬間に「これは!?」と気になるポイントがあったので確認のために観に行きましたが、正直この映画は驚きの連続であり、出るべきしてこのタイミングで“出させられた”映画だと大感動しました。

夢の中で体が入れ替わる男女のラブストーリー。

実際はそんな軽い感じの内容ではなく、これはスピリットメイトの統合キリスト再臨スサノオの復活古代出雲(ヤマト)王権の崩壊大和朝廷の誕生、そして統合の時代のスタートを描いたスーパースピリチュアルアニメ映画と言っても過言ではないものです。

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自分が一目見て「気になったポイント」は、この男女の主人公達のイラストに描かれている「八芒星」の光です。

十字架のような「クロス(+)」とアルファベットのXのような「バッテン(×)」が交差してできる八方に広がる米マークは、ここ数年間もの間ずっとテーマとなって追い求めていた陰陽統合のシンボルであり、これはクロスは男性を表し、バッテンは女性を表すもので、陰陽統合された聖地などでは、この2つが合わさった「八芒星」のシンボルが出現することでも知られています。

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この八方に広がる「八芒星」は、別名「ベツレヘムの星」と呼ばれており、2000年前に現在のパレスチナにあるベツレヘムという場所に救世主と呼ばれたイエス・キリストが誕生した時に天空に輝いていた光であります。

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キリストを象徴するベツレヘムの星は、クリスマスツリーの頂点に飾られているシンボルでもあり、これは実は2000年前に地球に接近した「スイフト・タットル彗星」が正体であると言われています。

この映画「君の名は。」“彗星”が物語の大きなテーマの1つとなっているので、チラシなどに全面的に八芒星が描かれているのは、どこかキリストを意識している映画であるようにも思えます。

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2016年夏至も過ぎ、分離の時代が夜明けて統合の時代に入った今、八芒星のシンボルは新時代到来を象徴するものであり、また1人ひとりの内面にある「キリスト意識の再臨(岩戸開き)」を意味するものです。

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そして、そのキリスト(八芒星)をテーマとした映画に登場する男女。立花瀧と宮水三葉。

ずばり、これはイエス・キリストとマグダラのマリアの2つの男女を象徴したものであり、2000年前に離ればなれとなってしまったスピリットメイトが2000年の時を超え、ようやく出会えて1つになることを描いていると思います。

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イエス・キリストと呼ばれたイサヤというユダヤ人男性とマグダラのマリアと呼ばれたナザレという女性の真の愛の物語。

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※映画の中で使われている曲「前前前世」

2000年前、最愛のパートナーとして出会い、そして分離の時代において別れることになった2つの魂が今、この映画の中ように統合の時代に再び出会い1つになっています。

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※今年に完全に復活した女性性の象徴「法悦のマグダラのマリア」

それは特定の誰かではなく、1人ひとりの中にあるキリスト意識やマリア意識の統合でもあり、縁のある男女や陰陽エネルギーを持つパートナーがこの時代のこのタイミングに出会って再び1つになっています。

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自分自身もまた、2年前に初めてエルサレムを訪れた日に八芒星の光(キリスト)と出会い、翌年もまたイスラエルを訪れてキリストを導いた九尾の狐とも出会い、その後もイエスの軌跡を辿る旅に出されられて玉の回収とともに全国を巡礼し、次には、マグダラのマリアの足跡と残留思念の回収のためにスペインやポルトガルも訪れることになりました。

2016年9月9日のククリの日に、そのすべてのミッションは完成し、すべての準備が整った八芒星を持って間もなくトルコ・イスラエルへと旅立ちます。

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また、この映画は神社や巫女も重要な役割として登場しており、そして物語の重要なワンシーンで主人公の2人が出会う東京のある場所があります。

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これは四谷にある須賀神社がモデル。

須賀神社といえば、大元は出雲にある須我神社であり、これは3500年前に「スガ」と呼ばれていたスサノオ(出雲王)がヤマタノオロチ(オロチョン族)を退治して、妻であるクシナダヒメと一緒に滞在していた最初の宮殿として知られている場所です。

四谷の須賀神社も当然ながら御祭神はスサノオであり、近年話題となっている「スサノヲの到来」をここでもさりげなくアピールしているように思えます。

そして、映画「君の名は。」は、彗星とともに隕石の落下による町の消滅も重要な出来事として登場しますが、これもまた今から1500年前の西暦535年に起こった日本列島を揺るがす大事件とリンクしており、当時に大阪と奈良の県境近辺にあった出雲族の都に隕石が落下し、瞬時に2000度の高温と衝撃によって都が滅んでしまったのでした。

その後、朝鮮半島から渡ってきたユダヤの王家が日本を治め、大和朝廷が設立され、現代の日本にまで脈々と続いていましたが、スサノヲの再来の予言とユダヤにおける2000年の約束の時が過ぎた今、失われたユダヤ十支族も統合の時代へと入り、ユダヤ日本もまた天皇家をはじめ、出雲と伊勢の和合を含めて大きく動き出していることはすでにご存知であることかと思います。

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ちなみにイエス・キリストが、マグダラのマリアへと託した秘宝はレバノン杉の箱の中に入っており、その箱に描かれたシンボルは一筆書きの八芒星であり、これが本当のクロス。

自分用のお守りとして「八芒星の瀧」は以前よりずっと持ち歩いてますが、奇しくも妙なご縁で「君の名は。」の男性主人公は、なぜか苗字ではなく名前が「瀧(たき)くん」。面白い偶然というか、そういった意味でも個人的に印象に残る映画でありました。

またヒロインの三葉(みつは)は、瀧くんの同学年のように思えますが、時空間の歪みで実際はそうではなく、瀧くんの3歳年上のお姉さんとして登場しています。

いずれにしても、9月9日より天秤座木星期というスピリットメイトにとって最高の1年が始まった今、この映画は宇宙の流れにもぴったりの内容であり、それでなくともいくつもの深いメッセージ性が偶然なのか意図的なのはわからいものの組み込まれているので、是非とも一度はご覧になって頂きたいと思います。