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イスラエル滞在4日目は、ガリラヤ湖からヨルダン川沿いを南に死海へ。

海抜-420mという「世界最低の場所」は、ある意味地底(シャンバラ)世界にもっとも近い場所なのかもしれません。

ここ数年の我々の巡礼の旅は、実はシャンバラとの繋がりをとても重要視しています。今回の旅でまた、地上と地底との距離が縮まっている感覚もあります。

死海周辺にもいくつか見どころのスポットがあります。

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まずは「ダビデの滝」と呼ばれる滝で今日もまた禊。

砂漠の荒野も一歩谷間に入ると水場あったりしますが、日本にいると当たり前にある水も古代の砂漠の民にとっては命の源そのもの。

偉大なるイスラエル王ダビデに限らず、イエス・キリストもまたこの地へ訪れていたことでしょう。

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そして、この日のメインは世界遺産にもなっているユダヤ最後の砦「マサダ」。

今回で3度目のマサダとなりましたが、ようやくヘロデ大王の北の宮殿という大事な場所に訪れることができました。通常は急な斜面を降りていくので時間もなく団体で訪れるのは難しい場所です。

北の宮殿でディジュリドゥを中心に男性陣は全員が並んでお祈り。

なぜ、男性か。

ここマサダは、ユダヤの最後の砦と呼ばれるように、ローマ帝国支配から迫害を受けたユダヤ人が追い込まれた場所です。

西暦73年、ここにたてこもった967人が最後のユダヤ人メンバーであり、そして7人だけが生き残りましたが、960人全員が自決しました。

ローマ軍をいよいよ明日には砦の内部に侵入してくるという前夜、マサダの中にいる男衆が集められて最後の会議。

そこで決まった決断は、ローマ軍に殺されるようであれば、ユダヤの誇りにかけて自分たちで自害すること。

ただし、ユダヤの戒律では自殺は許されないため、仲間同士で殺し合うことしかできず、最後に残った1名だけが自殺をすると。

会議が終わった男衆は、それぞれ自宅へと戻り、そして家族へ事情を説明して最後の別れを告げて自分の妻、子供の命を奪い、再び男衆は集って、今度はくじによって10名が選ばれ、その10名が残りの男性の命を奪い、また10名から1名だけが残されて残りの9名の命を奪う・・・。

翌日、ローマ軍を攻め入った時、そこに敵は1人もおらず全員がなくなっていた惨状にさぞ驚いたとともに、ユダヤ人の恐ろしさも感じたことでしょう。

ヘロデ大王の謁見の間で鎮魂のご神事。

もう、恨みや怒り、復讐の時代でもなく、水(アクエリアス)の時代となった今、すべてを水に流して次の時代へ進む時。

祈りが終わった後のマサダは、これまでにないほど軽く、美しい景色となった気がしました。
いよいよ本日より聖地エルサレムへ。

血と争いの文明の最先端。この地で世界の平和を祈ってきます。