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先週末は、第一回目となる「あ・うん塾」でありました。

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あ・うん塾とは、近未来のバイオトイレで話題となっている「あ・うんユニット」の仕組みを現場を通して見学しながら学ぶ勉強会であります。

「目には見えないけど“あるもの”」

幽霊やスピリチュアルな存在とはまた違って、とても三次元の物質的でありながらも人間の目には見えずに人間とは比較にならないほど膨大な数、量として地球に存在している生命体の微生物。

彼らの存在なしでは、人間も含めた様々な生き物は“生かされる”こともなく、逆に微生物との共生、発酵の道を人類が辿れば、人間はより豊かに繁栄して生きることができます。

残念ながら今の文明は発酵とは真逆の腐敗の道を辿っており、微生物をはじめ自然環境の破壊、地球の生態系を滅亡へと追い込んでいるため、これから先に大きく方向転換しないと、やがて自分たちの首を絞めることにもなります。

そうならないためにも、気づいた人々ができる範囲の行動を実践する時であり、そういった中で「あ・うんユニット」は家庭から始められる小さくても大きな革命の一歩として大変注目されています。

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今回、会場となったのは「あ・うんユニット」の販売元である養豚場の柳田ファームさんであり、まずは「あ・うんユニット」と原理は同じである業務用としての大型の豚の糞尿処理施設を見学しました。

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通常は養豚場の中に入ると、その強烈な匂いに鼻をつままないとその場にはいられないし、またしばらくいると衣服に異臭がついて取れないほど豚の糞尿というのは匂いが強いものですが、柳田ファームは一般的な養豚場に比べると遥かに異臭が軽減されており、ほとんど気にならないほどの僅かな匂いしかしません。

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ここは豚の排泄物が最初に流れ落ちてくる第一槽であり、普通はこんなところは臭くて近くにも寄れませんが、柳田ファームの第一槽は微生物が「複合発酵」によって力をフルパワーに発揮しているために、もうこの時点で目の前に来ても匂いがまったくといってしません。

“匂い”もまた物質であり、微生物によって匂いそのものも分解しています。

このガラスの筒は、槽の中の液体をすくって中の固形物が沈むまで一定時間放置したものであり、この上澄みの水分が「エナジー水」と呼ばれる奇跡の酵素水となります。

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「あ・うんユニット」では、第一槽と第二槽、第三槽(オプション)まで発酵を繰り返すと、かなりエネルギーに満ち溢れた酵素水を作り出せることができ、この酵素水こそが、毒を薬にゴミを宝に変える「あ・うんユニット」の最大のポイント、メリットであります。

通常の糞尿は、腐敗して悪臭を含めて様々な菌も混じった有害な物質として扱われてしまいますが、この「あ・うんユニット」の複合発酵で処理された排泄物は酵素水として生まれ変わり、仮に養豚場の豚にこの酵素水を飲ませると、あっという間に健康となって病気も減り、また品質も最高ランクへと変わってしまうそうです。

また、この酵素水を100倍以上に希釈して養豚場の飼育小屋などに散布すると、それだけで匂いがしないイヤシロチに切り替わって動物たちも作業員も生き生きするようになり、これは体感だけでなく、実際に数値としてイオン量や波動数値で計測すると、他の場所の何倍にもなっている驚くようなイヤシロチ結果がデータで出て来ます。

もちろん、生命体を生かすという意味でもっとも顕著に現れるのが植物でもあり、この酵素水を田んぼや畑にまけば、作物の成長が促進したり、病気や虫の被害も軽減されます。

そして何よりも「自分の生命情報」が入った酵素水であり、これを植物に与えて、その作物を食べるとなると、植物は主(あるじ)の弱った細胞を癒す薬効成分などを意図的に作り出し、食べることで自分専用の薬となるような野菜を家庭菜園で生み出すことができます。

さらにまたそれを食べて、再び今の自分の体調の生命情報を「あ・うんユニット」に残し、それで酵素水が生まれて家庭菜園に使われ、植物がレシピを考えて・・・生命(いのち)の循環と助け合いの意識の循環のすべてが自分の周囲で起こります。

高額な酵素ドリンクや農業用の発酵液を購入せずとも、本来は毒や邪魔なゴミとして扱われる排泄物が、毎日何リットル、何十リットルもハイレベルな酵素水として生み出されるので、使い方と結果次第では、その費用対効果は計り知れないものがあります。

また、「あ・うんユニット」がマイナスをプラスに切り替えるポイントは、この酵素水を生み出すことだけにとどまらず、現代文明の下水処理に大きな革命をもたらします。

一見、きれいに整備された日本の下水処理も、地下の世界では腐敗のマイナス連鎖が次々に起こっており、このまま今の仕組みを継続すると、いつか大きなしっぺ返しが自分たちに降り注ぐ結果を招きます。

今の文明は、一家で電気を使うのも遥か彼方の発電所から時間と距離をかけてやってきますが、トイレの下水もまた同じであり、家のすぐ近くで処理をするのではなく、下水管を通って遥か遠くで処理されています。

何事も出来たてホヤホヤが良い状態であり、時間が経過すると酸化や腐敗の方向性へと進みますが、トイレの排泄物も同じで、処理に時間がかかり過ぎると腐敗化してしまい、安全にクリーンに処理するには大きな力とコストがかかるようになります。

それも今の下水処理では、微生物などを使った自然の原理だけでは完全に無害化して処理することはできず、塩素などの薬品を使って処理したり、また汚泥の固形物が必ず残ってしまうので、それを固めては燃焼させて空気に有害物質を撒き散らしています。

もちろん燃焼処理となると、化石燃料が必要となり、そこに無駄な資源やエネルギー、そしてコストがかかって負のサイクルを助長させてしまいます。

「自分で出したものは自分のところでなるべく早く処理をする」

ゴミにしても排泄物にしても、これが基本原則であり、その最たるシステムが家庭内処理ができる「あ・うんユニット」であります。

また逆に食べるものも「自分のところで自分で作ってなるべく早く食べる」のが一番身体にも良いものなので、そういった意味で家庭菜園は健康生活の最たるシステムであり、それをさらに手助けする仕組みが「あ・うんユニット」でもあります。

「あ・うんユニット」と家庭菜園。

八ヶ岳では、これが出来る環境が上手い具体に揃っている土地柄なので、来年はこの2つのセットを不動産事業や農業塾とも連動させて、皆さんにご紹介していけたらと思います。

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数千年前などの縄文人が今の人類を見て文明が発達していると感心するでしょうか。

トイレ1つ見ても循環とはかけ離れ、発酵とは真逆の腐敗生活、腐敗文明へと突き進んでいる姿を見たら呆れるかもしれません。

この仕組みが100年、1000年と続くはずもなく、もし未来がもっと先まで続いているなら、どこかで大きな方向転換をして未来人は再び循環社会、発酵文明へと切り替わっていると思います。

未来人もまた、何かのきっかけで今の現代文明の腐敗の仕組みをみたら呆れるかもしれません。

誰かが変えてくれる、世の中が変わるのをただ傍観して待つのではなく、自分が出来ることが変えていくことがこれから求められているように思えます。

微生物は怪しい世界でもなく、年配の方でも男性でも比較的理解してとっかかりやすいものです。

それも家庭から世の中を変えることが、無理なく現実的であって確実であると思います。

また来年も定期的に「あ・うん塾」は開催されます。

今回ご参加出来なかった方は、是非また次回にご参加頂けたら幸いです。


「複合発酵 あ・うんユニット」