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2016年末、茨城県で震度6弱を観測する大きな地震が発生しました。

地震予測家の村井教授なども、2016年12月末から2017年1月にかけて関東地方での大きな地震に警戒するようにずっと呼びかけており、特に南関東は要注意のデータが出ているため、今回の地震で関東の危機が完全に終息したとは言いがたく、これから先もしばらくは大きな揺れに注意する必要があると思います。

「そもそも2017年以降、地球の地震活動はどうなっていくのか?」

そんなことを気にかけている人も多いと思うので、年初めということもあり、今後の地球の地震の動きについて少しお伝えできればと思います。

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まず地震発生のメカニズムで外せないのが、地球での動きではなく宇宙の動きであり、その中でも太陽活動と地球の地震発生は密に連動しているということです。

太陽もまた1つの生命体のように、人間の心電図や呼吸のリズムみたいに一定の周期で活動を高めたり弱めたりしています。

太陽にとっての活動とは、太陽黒点の数や太陽フレアの発生数であり、その数が一定の周期で増減する「11年周期」と呼ばれる太陽活動周期が存在していることが明らかになっています。

この太陽活動の変化は、太陽から地球に達する磁気エネルギーの放射量を周期的に変化させ、宇宙天気や地球の天気、気候等の変化を引き起こすことになり、地球のマントルに磁気が溜まると地震や火山の噴火を誘発する作用があります。

この磁気エネルギーが太陽から大量に放出されるのは、一般的に太陽活動が活発な時、太陽黒点も多くて太陽フレアが活発な時に思われがちですが、実は太陽活動が静かに終息していく時期、極小期のタイミングに「回帰性の磁気嵐」と呼ばれる現象が必ず発生して、大量の磁気が地球にもたらされます。

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もちろん太陽活動がピークとなっている時期も大地震が発生しやすいですが、この太陽活動が下り坂に差し掛かった後半の「回帰性の磁気嵐」の発生する3年から4年ほどの期間こそ地球で大型地震がもっとも発生しやすく、日本においても阪神淡路大震災(1995年)をはじめ、関東大震災(1923年)、東南海地震、南海地震などM7からM8以上のほとんどの地震が、このタイミングに発生しています。

グラフを山登りとすれば、登り始めから頂上までは何もなく、頂上付近で割と大きな地震が発生しやすく、それ以上に最後の下山する間際(2合目から1合目)がもっとも要注意期間となります。

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現在は2008年頃から始まった第24太陽周期であり、前回の第23太陽周期は1997年頃から始まり、2000年過ぎがピークに2005年頃には太陽黒点相対数も50個を下回って休息に停滞しはじめ、その頃に「回帰性の磁気嵐」が発生して日本国内、世界中でも大きな地震が発生しました。

「スマトラ島沖地震」2004年12月26日 07時58分(現地時間) M9.1
「新潟県中越地震」2004年10月23日 17時56分 M6.8最大震度7
「福岡県西方沖地震」2005年3月20日 10時53分 M7.0 最大震度6
「パキスタン地震」2005年10月8日 08時50分(現地時間) M7.6
「ジャワ島南西沖地震」2006年7月17日 15時19分(現地時間)M7.7

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では、現在の第24太陽周期が2017年現在でどの地点にいるかといえば、すでに黒点相対数も50個を下回る時期に2016年後半より差し掛かっており、2017年においては、過去の阪神淡路大震災や新潟中越地震の時と同じように大地震がいつ発生してもおかしくはない時期に入っています。

もう少し谷が深くなる山登りで言うところの2合目や1合目は、2018年から2019年頃かもしれませんが、統計的に見てもこれから3年から4年は太陽活動が終息に向かうとともに大型地震に要警戒の時期に入ります。

備えあれば憂いなし。

起こることがある程度予測されているのであれば、あとは起こった後に冷静に対応することが大事であり、日頃より防災意識を高めて万が一の事態に備えておくことも大切です。

もちろん、太陽活動も地球の磁気の変動も人々の意識や社会の混乱などともリンクしており、人々の集合意識が変わると大きな自然災害が緩やかな現象として変化することもあるので、まずは自分自身の日々の生き方、意識の在り方を大事にすることも必要かと思います。