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《“やつは”メールマガジン(NO.174)》2017.1.16号
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八ヶ岳キブツ構想へ向けて
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日本列島を襲っている大寒波。

週末は八ヶ岳から関西へと向かいましたが、岐阜や滋賀を通過すると一気に雪景色で吹雪いており、また大阪に着いてもちらほら雪が舞っている不思議な光景でした。

昨日はセカンドステージ主催の大阪講演会であり、寒い中にも関わらず会場へ足を運んで頂いた皆様本当にありがとうございました。

次回はハワイから帰国後すぐに、2月18日にサムハラ奥の院のある岡山県津山市、そして311から丸6年目が経った3月11日は神戸でROHTO内部を完全再現したセミナーが開催されます。

今回の大阪講演会では、初めて参加する方も半数以上いたためにセカンドステージの活動のこと、日本の隠された歴史のこと、周波数のことを伝えるだけで時間が精一杯で、未来型の村やテクノロジーのことまでお伝えする時間がありませんでした。

次回の岡山、神戸ではもう少しその辺も詳しくお伝えできればと考えております。

特に2017年は未来型の村について、もう少し具体的に進めていけたらと思っており、まずは八ヶ岳へ移住したい人、八ヶ岳と何か繋がりを持ちたい人へのサポートを強化していけたらと思っています。


《八ヶ岳へ移住したい人へ》

やつは株式会社では、新たなに不動産部門を立ち上げ、土地や中古物件をはじめ、賃貸やシェアハウス、またドームハウス建築など、移住希望者の条件にあった形のサポートが出来ればと考えております。

また、すぐに移住希望でなくても、将来に八ヶ岳への移住、もしくはセカンドハウスやリトリート施設、とりあえずは今は土地だけでも確保してなど考えている方へも積極的に物件などをご案内できればと思っております。

特に、これから数年、遅くとも数十年先は金融不安をはじめ、世界経済も世界情勢もどういった姿になっているか未知であります。

都会が都会のまま機能していれば良いですが、大いなる自然の脅威の前に立っては都会はとても脆弱なシステムで成り立っているものであり、また人間の作った資本主義経済の中で都会は人もモノも仕事にも溢れている楽園ではありますが、宇宙や自然の視点から見れば、都会ほど人が生きにくい環境は他にはありません。

何かの際には水1つでさえ、自らの手で手に入れるのが難しいコンクリートジャングルです。

中国という国は、都会に限らず国全体がもはやそういった末期的な状態であり、異常なまでの自然破壊や人口増加によって急速に砂漠化が進んでおり、そう遠くない未来に人が住めない地域となることは目に見えています。

それに気づいた、日本の全人口ほどの数いるという年収億の中国富裕層は、海外へ続々と拠点をうつして中国脱出をしており、その中で将来の安住の地として日本は格好の住処であり、中国人が、日本中の水資源を狙って土地を買いあさっているのは、決して水販売のビジネス目的ではなく、自分たちが生きる為の水源の確保であるとも言われています。

当然ながら、八ヶ岳も狙われていましたが、幸いにも簡単には外国人などが土地を買い漁ることができないようになっており、今のところ八ヶ岳の資源は守られてはいます。

やつは不動産部門では、単なるリゾート施設の別荘目的の物件を推奨するよりは、自ら井戸を掘って自給自足できる自然環境のある物件を推奨していく予定であり、またやつはのネットワークに参加して頂くことで、こちらでのコミュニティ活動のきっかけを作れればと思っています。

そのため、ただの土地や家を売るだけでなく、こちらに拠点を持って頂いてからがより本格的なお付き合いのスタートとなるので、物件を売ったから、貸したから終わりではなく、そこから共にコミュニティ活動をはじめていく心構えで移住サポートができればと思っています。

ちなみに、八ヶ岳で自給的な暮らしを望む方に人気なのは、やはり水資源であり、そのポイントとなる「井戸」ですが、井戸はどこでも気軽に掘れるものではなく、まず基本的な条件として「上水道(水道管)が通ってきてない場所」が前提となります。

つまり、土地や家を買ったからといって、そこの場所に水道管が配管されてインフラが整っている場所であると、そこに新たに井戸を掘ることは出来ないのです。

詳しくはまた移住説明会などでご案内できればと思いますが、とにかく井戸を希望する人は、まずインフラが整っていない森の中などでないと厳しいものと思って頂けたらと思います。

分譲された別荘地などでは、新規で井戸を掘ることはほぼ無理となります。

また湧水池の半径何km以内は井戸掘り禁止など、細かい条件があるため、そういった条件は普通の不動産会社は教えてくれなかったり、調べないで土地も引き渡してしまう傾向があるので少し注意が必要です。

これは普通の不動産会社では、そこまで「井戸」に需要があるとは思っていないからです。

というのも、特に水道水の危険性などは考えていないお客様も多く、また業者も同じなのですが、一般的には土地にしろ家にしろ物件に「水道管が通っている」方がラッキーなのであります。

水道管が来ていたら水道の契約だけで済み、それは50万前後や数十万で水道を引くのは済みますが、井戸を掘って水を引くとなると、100万以上は確実にお金がかかるからです。

でも、その後の水道料金は無料ですし、何よりも八ヶ岳の天然地下水や湧き水が手に入るので、これほど贅沢なことはないのですが、まだ一般的にはその価値は理解されていません。

土地も綺麗に木を伐採して整地して、そこに水道菅も引っ張ってきている場所が圧倒的に値段も高く一般的には人気であり、自分たちが理想とするような森の中、インフラが整っていない場所は人気もなく土地の値段は安くなります。

でも、本当はそういった開発がされていない場所ほど、自給暮らしのためや土地の波動としても非常に高いものであり、そういった自分たちから見た「お宝物件」というのはゴロゴロあります。

「不便で人気がない」と思い込んでいるだけで業者もあまり積極的に扱わなかったり、案内しなかったりするので、そういった掘り出し物の物件をやつはでは見付け出し、自給的な暮らしをしたい方へマッチングできればと思っています。


《八ヶ岳と繋がりを持ちたい人へ》

やつは株式会社は、子会社に八ヶ岳ピースファーム株式会社という農業生産法人があります。

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八ヶ岳ピースファーム(Facebookページ)

こちらでは農業塾や貸し農園、農産物の宅配サービスなどを提供しておりますが、今年からは新たに1町(3000坪)のまとまった農地を用意しており、そこで農を中心に八ヶ岳に農業体験や見学、とりあえず遊びに来る人も含めた拠点も開発していこうと思っています。

いずれにしても、すぐに八ヶ岳へ移住したり土地を買ったりするは難しくとも、やつはや八ヶ岳にいる人、またはやつはのコミュニティ活動に関わる人と何かしら繋がりを持って活動していきたいという人は、ここで農を中心にイベントやサービスを展開していこうと思うので、そういった中で自分にあったものを選択して関わって頂けたらと思います。

具体的には今月中に2017年度の農業講座の塾生の募集や野菜宅配セットもスタートすると思いますが、こちらはあくまでも農や農産物をきっかけとしたサービスであり、メインは農を中心としたキブツ(農村コミュニティ)の構築であります。

八ヶ岳まで足を運んで来れる方は、毎月1度の農業塾で、自然農の基礎から学んで頂きながら、このキブツ活動に関わって頂けたらと思います。

塾生は、最大30名を募集する予定ですが、あくまでも農民を育てるための塾ではなく、キブツへの参加者を募集する形に近いと思います。

もちろん自然農に関する専門的な知識から実践も丁寧にお伝えしていきますが、それはきっかけであり、メインは八ヶ岳を中心とした村構想の仲間入りをして頂くことです。

そのため、塾生で希望者には積極的にシェアハウスや土地、物件等々のご案内をしていく予定ですし、これもまた希望者には就職の斡旋もできればと思っています。

その中にはやつはやピースファームでの就業希望者もタイミング次第では募っていく予定であり、昨年の塾生の中からも1名がピースファームへ正社員で入社、また塾生の中で2名が物件を購入され、賃貸移住の方も1名おります。

農業塾に参加すると、圧倒的な早さで八ヶ岳との繋がりが深まりますので、是非とも今後の拠点や活動を八ヶ岳でお考えの方は、この農業塾へご参加くださいませ。

なお、1度塾に参加したら、その後の年度は無料で何度でも自由に講座へ参加することが可能であり、またピースファームの3000坪の拠点での貸し農園も、この塾の卒業生限定で一緒に展開していく予定です。

八ヶ岳キブツの入り口として、1年間の農業塾があると言っても過言ではないものなので、まずは人数は限られていますが、今月募集の農業塾を是非ご検討頂けたらと思います。

また、どうしても物理的に通えない、時間が合わないという方には、野菜の宅配サービスからキブツへの関わりを持つことも可能です。

これも単なる野菜宅配ではなく、八ヶ岳やピースファームとの繋がりのきっかけであり、その中で副産物として野菜のおすそ分けができればという考えであります。

こちらもサービスご利用者には、移住サポートの窓口となったり、様々なイベントへ招待や現地見学会へも優先的にお招きできればと思っております。

こちらの募集も今月中に始まるので、あわせてご検討くださいませ。