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3月20日の春分までは、黒点数も0の日が続き、しばらくおとなしかった太陽が、春分以降から少しずつ黒点も増えて活発化してきており、4月3日には中規模クラスである「Mクラス」の太陽フレアが4つも発生しました。

CMEという太陽ガスの放出現象も発生しており、太陽から磁気エネルギーが地球に飛んできている可能性があります。

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強力な太陽フレアが発生 磁気嵐による通信障害のおそれは?
 米航空宇宙局(NASA)は、4月2日から3日にかけて、太陽の黒点群でM5.3からM5.8クラスの爆発現象(フレア)が発生したと発表した。

 太陽フレアは、放射されるX線強度によって低い方からA、B、C、M、Xの5等級に分類される。

 一定規模以上のフレアが発生すると、太陽ガスの放出によって、2〜3日後には地球上でGPSの誤差が発生したり、通信や電波障害が起きる可能性があることから、各国で警戒監視に当たっている。

 NASAの太陽観測衛星ソーラーダイナミクス天文台(SDO)によると、日本時間4月2日午後5時ごろにM5.3、3日は午前5時半と午後11時半ごろにM5.7と5.8クラスが計3回発生した。

 宇宙天気情報センター(SWC)は「Mクラスが数回発生したことほか、別の領域でもCクラスが数回発生しており、太陽活動は活発な状態が続く」と予想しているが、黒点群は太陽の西の端に近づいて今後は見えなくなるのと、太陽ガスが地球に対して横向きに吹き出しているので、深刻な影響はないと見ている。(「ハザード・ラボ」より転載終了)

太陽フレアからの磁気エネルギーは、通信機器への影響だけでなく、自然界と人間の体調にも大きな影響を与えることがあります。

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宇宙から飛んできた磁気エネルギー(モノポール)は、地球の南北から内部へ入ってマントルを刺激し、マグマを活性化させて火山活動や地震を発生させますが、地球と同じ仕組みの人体も同じように磁気エネルギーを人体へと取り込み、急な発熱や眠気、体調や気分の変化を起こします。

太陽フレアが発生してから、おおよそ48時間以内に地球へと到達するため、ちょうど今日あたりがもっとも磁気エネルギーを感じやすい日かもしれません。

春の陽気だけでなく、磁気エネルギーが強い日になるので、体調面でも無理せず、車の運転なども十分にご注意くださいませ。