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明後日は天秤座満月となりますが、その前日の4月10日より、今年2度目の「水星逆行」が始まります。

水星逆行とは、太陽系の中で一番太陽にも近い水星が地球から見て逆方向に進むように見える目の錯覚の天体現象であり、1年に3回〜4回ほどの頻度で1度に3週間ほど続きます。

西洋占星術の考え方で水星が象徴しているのは、コミュニケーション・通信・連絡 ・知識や知性 ・技術、テクノロジー ・旅行 ・輸送などであり、これらの分野やキーワードが水星逆行中は、大きく乱れたり、上手くいかなかったりする現象が起こりやすいと言われています。

水星の逆行中に起こりやすいこと
・交通機関が乱れ、遅延
・勘違いや誤解による意思疎通がうまくいかなくなる
・判断ミスが増える
・株価や為替が乱高下する
・通信障害(パソコン・電話・FAXなど)
・交通機関などダイヤの乱れが発生しやすい
・仕事などの計画が予定通りに進まなくなる
・以前考えていたことや決めたことをもう一度、見直したりやり直す必要が出てくる
・最近、連絡を取っていなかった人から連絡がある、久しぶりに出会う
・体調が悪くなる、眠くなる、ぼんやりする、集中力がなくなる

明日からは親しい間柄でも「メールが返ってこない」「意見の食い違い」が起こったり、仕事でも「思わぬ失敗」をしたり、会議もはかどらなかったり、大事な決断や契約もうまくいかない場合もあるようです。

また交通機関の乱れが起こりやすく、仕事や約束に遅れないように余裕を持った行動や遠方への旅行も時間だけでなく安全にも十分に気をつけながら行動されることをオススメします。

とにかくコミュニケーションミスが起こらないように、相手にも慎重に確認しながら物事を進め、いつも以上に細かい点も気にするように対応していけば、大きなトラブルもなく、水星逆行期間も充実して、逆行明けにアクセル全開で飛躍することができると思います。

逆行という意味では、旧友との再会や繋がりも水星逆行の1つの特徴であり、しばらく連絡を取っていなかった友人とばったり遭遇したり、急に連絡が入ったり、そんな過去の繋がりが再びこのタイミングに戻る可能性もあります。

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今回の水星逆行の期間は「2017年4月10日午前8時14分から5月4日の午前1時32分」まで。明日からの25日間は、少し慎重に日々を過ごす方が良いかもしれません。

多少調整が可能であれば、大きな決めごとやプロジェクトのスタートは、GW明けにすると良いかもしれませんね。

また、GW期間中の移動も十分にご注意くださいませ。