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ここ最近、大人しかった太陽が少し活発化しています。

ご存知、太陽には「黒点」と呼ばれるホクロのような黒い点が出てきたり消えたりしますが、この黒点から「太陽フレア」という爆発現象が起こります。

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この爆発の規模は、小さなものからCクラス、中規模でMクラス、大規模でXクラスと分類され、それぞれ1〜10までのランクによってさらに細かく規模が分けられています。

C10=M1、M10=X1といった感じです。Xからは10以上もずっとXです。

Xクラスは年に数回あるかないか、Mクラスは1ヶ月に1回あるかないか、Cクラスは黒点があると頻発していますが、遠く離れた地球においてのポイントは、この太陽フレアの発生有無というより、発生した際にCMEと呼ばれる「太陽ガスの放出現象」が発生するかどうか、また地球方向に向かっているかどうかであります。

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「太陽フレアの発生 → CMEの発生有無 → 地球方向に向かっている → 磁気エネルギーが地球に到達」

という流れがあり、暖かい日差しだけの役割だけの太陽と思いきや、光以外にも太陽からは様々なエネルギーが地球には届いており、その1つに「磁気エネルギー」があります。

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この太陽から放出される磁気エネルギーは、発生から2日、3日で太陽風に乗って地球へと到達します。

すると地球の地殻へと摂り込まれ、そこで電子レンジでチンしたようにマグマがグツグツと刺激され、地球の生命活動を活性化させます。

その結果が台風が発生したり、地震や火山の噴火、巨大な雲やオーロラなどの現象によって地表に現れます。

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問題は磁気エネルギーの影響を受けるのは地球だけでなく、人間や人間の造った世界もです。

太陽フレアによって通信・電子機器に異常が発生することは、ニュースでもよく話題になっている話ですが、もっと敏感に影響を受けるのは地球と相似形、磁気によって生命活動を営んでいる人間も同じです。

太陽から一気に強い磁気エネルギーを浴びると生命活動は活性化しますが、一方で処理しきれず、強烈な眠気やだるさ、頭痛や発熱など、突発的に身体や精神に何か影響を受けることも多々あります。

これは敏感な人とそうでない人によって千差万別であり、満月や新月にも影響が受けやすい人は、この太陽フレア、磁気エネルギーの影響も受けやすい場合があります。

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どうもここ最近、やたらと身体が重く、なかなか本調子ではないペースが続いてましたが、単純に疲れが溜まっていたり、夏バテというよりは、ここ最近の太陽活動の影響を受けているように思えます。

今月は7月9日にMクラスの太陽フレアが発生し、その後もCクラスでもMクラスに近いフレアが頻発しています。

そして、一昨日にM2クラスのフレアが発生しており、これはCMEが発生して方向も地球方向に向いており、明日17日頃に太陽風に乗って地球に強い磁気エネルギーが到達する見込みとなっています。

きっと同じように心身に影響を受けている人もいると思いますが、明日以降は特にまた磁気エネルギーが強くなるので、暑い中外出する際などは日差しだけでなく磁気嵐にも少しご注意くださいませ。

建物の中にいると少しは軽減されますが、鉛やアルミでないと基本的には貫通して届いてきます。

とはいえ、身体に有害なわけではなく、むしろ元気になるエネルギーですが、何事も適量があり、人によってはキャパオーバーになってしまうこともあります。

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また同じく人間だけでなく地球の活動も大きく動きやすいタイミングとなります。

7月17日、この日は下弦の半月であり、月の引力の影響とも重なって地球がより活発化します。

いずれにせよ、まだ大きなフレアが発生することもあり、引き続き太陽活動には注目です。