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2017年10月10日から、ラッキースター木星は、天秤座からさそり座に入り、これまでの男女のパートナーシップのテーマから一転、さそり座木星期は「金運」が大きなテーマ。今年11月8日まで続きます。

その中でも、今や誰もが耳にしたことのあるのが「仮想通貨」

現代版のゴールドラッシュと言われ、もはやバブルとなっている仮想通貨の世界において、大きく儲けて金運アップの恩恵を受けた人も大勢いるかもしれません。

ただ、そんなバブルの仮想通貨の世界に激震が走ったのが、出川哲郎のCMで話題となっていたコインチェックの仮想通貨「NEM」の580億円流出事件。

一瞬にして580億円もの莫大なお金が消えてしまい、関与していた人々の中で一時大混乱が起こりました。

幸いにも、コインチェックの発表では、自己資金にて日本円にて460億は補償するという方針ですが、実際に現金で支払いされるまでは安堵できるものでもなく、今後もどういった結果となるのか注目かもしれません。

それにしても、自己資金で400億円以上も支払える能力があったとしたら、一体短期間でどれだけ儲けていたのか・・・恐るべし仮想通貨市場であります。

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コインチェックの和田晃一良社長は、まだ若干27歳。

埼玉県入間市出身ということで、まさかの同郷(自分は、生まれは仙台ですが、6歳からは埼玉県入間市上藤沢育ち)・・・。

今、こういった実業家に限らず、仮想通貨バブルによって、20代のサラリーマンでもかなり「億り人」が出ているようですね。

「億り人」とは、投資によって1億円以上も利益を出す人であり、もしかすると皆さんの中、身近な周囲にも億り人はいるかもしれません。

今回のコインチェック騒動でも、若い投資家がコインチェック本社に詰めかけて「金返せー」と声を出していたようです。

ニュースの中の事例では、昨年春に200万円を仮想通貨に投資した30歳のサラリーマンは、翌日には200万円が1000万円に、今年に入ってからは資産は1億5000万円にも膨れ上がったところで、まさかの流出事件。

そんな人が1人や2人ではなく、ぞろぞろいるのが、今の仮想通貨市場でもあり、そういった意味では若い人々にとって魅力的な趣味・・・趣味を超えたビジネスやライフワークとなっているのかもしれません。

とはいえ、投資によって億り人となっても、あくまでもバーチャルの世界の億万長者であり、これを日本円に換金すれば、半分は税金でもっていかれるし、仮想通貨としてそのまま生活で使っても、ある程度使えば、税金の申告対象となります。

そんなこんなで、投資家の多くは、まだまだ上がると見込んでそのままキープしている人が多く、日々乱高下する仮想通貨市場において、億以上の資産があっても、まったく心は安らげず、ハラハラ・ドキドキの激しいストレス下にさらされている人々が多いようです。

間違っても、仮想通貨で大損害をしたからといって自らの命を絶つようなことはせず、またゼロからでも気分を入れ替えて生きる選択をしてほしいと思います。

我々は、この世界にやってきた時は裸一貫で何も持っておらず、最後に還る時には、モノやお金はもちろん、唯一の肉体すらも置いていかなければならないので・・・。

さて、自分自身に至っては、元来より投資においては無関心。

そもそも、現代のお金の世界の仕組みそのものに納得しておらず、早くお金に代わる交換ツールが生まれたり、そもそもお金の必要のない時代が来ればと望んでいます。

「仮想通貨は、ロスチャイルドをはじめ、これまでの金融支配者達が作った通貨の支配網から脱却できる新しい時代の救世主」

そんな言われ方もする仮想通貨ですが、確かに、このまま資本主義経済が続き、世界が一変するようなカタストロフィーが発生しなければ、これからの時代に仮想通貨は主流の通貨の1つとなるかもしれません。

この新旧切り替えの節目の今、それを見据えて自己責任で投資し、大儲けするものアリだとは思いますが、現実的な通貨にしろ、仮想通貨にしろ、お金はあくまでもツールであり、それ自体の収集を目的にすると人生の方向性もおかしな方向に行ってしまいます。

お金をたくさん持って、その先で何をしたいのか、自分が本来やりたいことが何なのか、その辺りが明確となっている人は、きっと大きな資金を手にしても、それをしっかり循環させて、理想的な現実を生み出して歩んでいくと思いますが、お金を手にした先の目標がない人が、うっかり大金を手にすると、思いもよらない不幸が待っていたりもします。

自分の身の回りでも、大金を手にしたまでは良くとも、その大金を一瞬に失ってしまうだけでなく、人生を棒に振ってしまう人も何人も見てきました。

特に若い人の中では、お金の扱いがわからず、お金を循環できずにお金に翻弄されてしまう方も少なくはありません。

また、仮想通貨が新時代の通貨の主流となるかといえば、その可能性もおおいにあるでしょうが、一方でバーチャル世界だけですべて成り立ってしまうと、万が一何かが起こった時に、一瞬にしてすべてがリセットされるリスクも大きいです。

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インターネット上の仮想世界で世の中のあらゆるインフラから人工衛星、ミサイルまでもが管理されており、その仮想世界がAIの暴走によって乗っ取られ、やがて現実世界が破滅に追い込まれていくという設定の「サマーウォーズ」というアニメ映画。

人為的なハッカーの脅威だけでなく、こうしたAIの暴走や巨大太陽フレアによる大停電によるシステム障害、仮想世界だけに依存していくと、どこかで大きく足元をすくわれてしまって大混乱となってしまうかわかりません。

「100%安全」

という言葉は、原発でも無意味であったように、この地球上ではありえないことなので、仮想通貨も想定されるあらゆるリスクを考えながら運用していかないと怖いものであります。

個人的には、今のリアルの紙幣もまた、なんの裏付けもなく印刷機で無尽蔵に刷られていることに疑問だらけですが、仮想通貨もまた、なんの裏付けもなく価値が決められていくことは、やはりマネーゲームの世界であり、この実体なきマネーゲームは、資本主義経済の終焉とともに終わっていくものと思います。

かといって、金本位制の金融システムへ戻るのも考えづらく、通貨は仮想通貨のようにグローバルに国を超えた地球規模の通貨から、真逆に小さな世界の地域通貨が主流となってもおかしくはないかもしれません。

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とはいえ、リアルの通貨にしろ、仮想通貨にしろ、金やプラチナの現実資産にしろ、すべては人々の信用によって成り立っているものであり、交換券として使えるからこそ、食べ物が手に入ったり、生活ができる仕組みですが、すべての信用を失ったら、結局のところ、それらをいくら保有していても生きてはいけない時代となります。

そんなことを考えたら、パソコンやスマフォで日々乱高下する資産でストレスを抱えているよりは、田舎に行って畑を耕し、自然に触れて自給自足する方が、お金がなくとも、人として生きる喜びに溢れていたり、万が一の時も安全で、経済混乱や食糧危機もどこ吹く風で巻き込まれません。

そして、やがてやってくるフリーエネルギーなどの時代、いつかは交換券であるお金そのものを保有するのが無意味になってくる時代もやってきます。

お金がなくとも、生きるに困らない時代となった時、それまでお金ばかりを追いかけていたり、生きるために仕事をしてきた人にとっては、何をしたらよいかわからず、呆然と立ち尽くしてしまいます。

お金を稼ぐこと、生きるために仕事すること、自給自足をすることも大事ですが、もっと大事なのは、本当に自分は何をして生きていきたいか。

お金の価値がどんな時代になろうとも、それが芯に深くある人は、どんな時代でも強く楽しく、充実して生きていけると思います。