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さて、約2週間ぶりに日本に戻ってきました。

気づけばすっかりカレンダーも3月に。

学生にとっては進級や卒業の節目となる3月ですが、宇宙にとっては大きな始まりのタイミングの月。

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2017年3月21日は春分の日であり、太陽が1時15分の春分点に牡羊座に入ります。

「12星座の始まり(1)」である牡羊座に太陽が入る春分は、宇宙の動きを扱う占星術の世界では元旦を意味しており、3月21日は宇宙新年の幕開けとなります。

1月1日の元旦、2月16日の旧正月、人間社会においての新年は続いていましたが、いよいよ宇宙カレンダーにおいても新年の始まり。

2018年の本番となります。

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昼と夜の長さがほぼ一緒となる陰陽統合・中庸の春分は、占星術の世界だけでなく、地球上の太陽の光の通り道「レイライン」においても特別な日であります。

通称「御来光の道」と呼ばれる、もっとも有名な聖地を繋ぐレイラインができるのも春分であり、千葉県外房の玉前神社の真東から登った太陽の光は、東京湾を渡り、寒川神社、さらにその先の富士山頂、日蓮宗の聖山である七面山、琵琶湖竹生島の弁財天社、大江元伊勢のご神体山である日室岳、中国地方の大山の大神山神社、そして出雲大社と本州を横断します。

是非とも春分の日は、聖地に出向かずとも、また太陽が出ている、いないに関わらず、太陽を意識した瞑想や祈りをし、宇宙的な2018年のスタートを静かにお祝いすると良いかもしれませんね。

ちなみに今年の3月は宇宙も結構大忙し。

3月2日、3月31日のダブル満月「ブルームーン」をはじめ、3月23日から4月15日までは、今年最初となる水星逆行期間となります。

水星逆行中に起こりやすいこと
コミュニケーションがスムーズに進みにくくなる
(話がかみ合わない、勘違いする、誤解する/される、言いたいことがうまく言葉にできない、話が支離滅裂になる)
体調が悪くなる、ぼんやりする、やる気がなくなる
(特に水星逆行の始めと終わり)
集中力が落ちる、考えがうまくまとまらない。
その結果、思わぬ勘違いやミスをしてしまうことも
電話やメール、ネットなど通信系のトラブルが発生しやすい

(なぜか連絡がつかない、遅延、メール不着なども多いです)
パソコン、電化製品、電子機器などのトラブルが起こる
(いきなり壊れるという話もよくあります。怪しいなーというときは、PCのデータのバックアップは取っておくこと)
交通機関などのダイヤの乱れが発生しやすい
(特に水星逆行の始めと終わり。異常気象によることも多いような…)
仕事ややりたいことなど計画していることが予定通りに進まなくなる
(逆行中は物事の進みが遅くなり、停滞感を感じやすいです)
以前、考えていたことや決めたことをもう一度見直す流れがやってくる
やらずに放置していたことを再度、取り組むチャンスがやってくる
ご無沙汰している人、懐かしい人から連絡が来る、あるいは、バッタリ再会する

(ふとこちらから連絡を取りたくなることも)
昔の良かったころを懐かしく思う。あるいは、昔のことを思い出して後悔する

春休みにお出かけされる際には、どうぞ交通機関の乱れにはご注意くださいませ。