4月9日の真夜中、島根県で大きな地震が発生しました。
「島根?出雲?」
島根という地名を耳にした瞬間、思い浮かんだのは「出雲大社=スサノオ」であり、大きな時代の転換期の今、スサノオと呼ばれる存在(エネルギー)が、大きく揺れ動いているのを感じています。
実際、震源地と出雲大社も目と鼻の先の近距離。
このタイミングに、この場所で大きな地震が発生するのは、スサノオとは無関係とは思えません。
また、インターネット上で話題となっているのが、今回の島根県地震によって、いよいよ「南海トラフ地震」にリーチがかかったというもの。
863年 越中・越後地震
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869年 貞観地震(陸奥沖) M8.3~8.6
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869年 肥後地震(熊本)
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880年 出雲地震(島根) M7
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887年 南海トラフ地震 M8.0~8.5
2007年 中越沖地震 M6.7
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2011年 東日本大震災 M9.0~9.1
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2016年 熊本地震 M7.3
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2018年 島根西部地震 M6.1
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20XX年 南海トラフ地震!?
1200年前、南海トラフ地震が発生した時は、いくつもの地域で順番に大きな地震が発生したようですが、ここ近代の地震パターンが、その頃と類似しているそうです。
近年において、ほとんどの大型地震の発生を的中させている「週刊MEGA地震予測」の村井先生は、今回の島根地震も直前に予測していましたが、今年に入って気をつけなければならないのは、南関東あたりとも伝えています。
関東大震災にしても、南海トラフ地震、そして富士山の噴火にしても、もう起こる起こらないの段階ではなく、いつ起こるかの段階であって、それは明日からもしれないし、10年後かもしれませんが、少なくとも100年後ではない感覚だと思います。
個人的には、この30年以内に、自然災害を含め、地球全体の環境もまた大きく変化していくのを強く感じています。
以前に「太陽のリズム」という記事を書きました。
太陽の表面には、周囲より温度が低くホクロのように見える黒点というものが発生し、その黒点の数が、ある一定の周期で増減していて、それは11年周期となっています。
まるで太陽の心電図のような、そのリズムにシンクロして、遥か遠く離れた地球人にも様々な影響を及ぼしています。
人間の白血球の数など、身体面のバイオリズムから、経済活動の増減、戦争の発生頻度などの社会面に至るまで、すべて太陽活動のリズムと連動しているのです。
現在は、観測されてから24周期目の11年周期であり、これは2008年から始まって、2019年の末頃に終わると見込まれています。
「終わる=黒点0」であり、現在は太陽の黒点数はボトム(底)に向かって進行中であり、今年からいよいよ極小期に本格的に入ったと思われます。
昨年10月頃から、1ヶ月の黒点数の平均も10個を下回るようになり、また今月に入ってから突如として黒点数0の無黒点期間が連続しています。
このまま黒点数は増加することなく、太陽の表面は、シミ・ホクロもない美肌期間がしばらく続くことになりますが、この極小期という太陽活動の停滞期こそ、大きな地震や社会変動に注意しなければならない時期です。
太陽に黒点も多く、太陽フレアも多く発生すると、地球に到達する磁気エネルギーが多くなり、人の血気も盛んになって、景気も良くなったり、一方で争いも多くなったり、また自然災害も活発に発生しますが、世界を一変するような大事件や大災害は、黒点数が増加時よりも、このまったく発生しなくなる極小期に起こりやすい傾向があります。
「嵐の前の静けさ」
これが太陽黒点の怖いところでもあり、いよいよ今年から社会変動も自然災害も気をつけなければいけません。
約11年前の極小期は、経済でいえば、サブプライムローン問題が2007年に発生し、2008年9月に世界を震撼させたリーマンショックが発生しました。
今は金融市場はプチバブルとなって盛り上がっていますが、こういった時はよほどのプロでないと、最後は足元をすくわれてしまうので、投資などは十分にご注意ください。
太陽の11年周期だけ見ても、今年から数年は予測不能な事態が発生する時期に入りますが、問題は極小期が一体いつ終わって、再び黒点数が増加するかです。
通常の周期であれば、黒点数が0に近い期間は、数年もすれば終わってまた太陽のバイオリズムは始まっていきますが、今回の極小期は、過去の統計から見ると、そう簡単には黒点数が増加するパターンではなく、このまま地球全体が冷える「小氷河期」に突入するという見方もあります。
1645年から1715年までの約70年間の間も「マウンダー極小期」と呼ばれる小氷河期時代があり、この期間に地球は一気に冷やされ、普段は凍らない湖が凍ったり、地球環境がわずかな期間に一変した時期がありました。
今回の極小期は、果たしてどれほどの期間となるのか。
温暖化、温暖化と騒がれていますが、太陽活動を見る限りは、これから間違いなく地球は寒冷化へと向かっていき、2030年以降は、今からでは想像もできない世界が待ち受けていると思います。
当然ながら生態系も大きく変わり、そして人間にとっては死活問題となる食糧危機が、このままでは確実に襲ってきます。
地球環境が大きく変化する中でも、その変化に対応した食糧生産計画を世界政府みたいなものがしっかり立てて実行してくれていれば良いですが、世界がバラバラで、争いあっている文明社会である今、そんなことは不可能であり、喧嘩ばっかりしているうちに、気づけば周囲から食べ物が消え、飢えてしまう国々が多発します。
命の世界は、カップラーメンやレンジでチンの世界ではないので、気づいた時には時すでに遅し。
いくら種を持っていても、それが食べられるようになる前に飢えてしまいます。
一方でまた、砂漠を緑に変えたり、室内でも安全・高品質な食糧生産ができたり、テクノロジーが有効活用して、地球も人間にも良いシステムが少しずつ普及し始めてもいます。
「室内栽培は邪道」
そんな意見も聞きますが、そもそも露地栽培にしても、農業そのものは、人間都合の生産活動であって、地球環境にとっては負荷であり、大きな視点では自然破壊となります。
そういった中で、室内栽培の技術を高めると、少ない面積で大量の食糧生産もできるので、地球を痛めるのは最小限に抑えて生産活動ができます。
一番、地球にとって負荷がないのは、人間が不食になること。
農地も牧場も一切必要なく、すべて野生に戻せるので、地球環境は一気に改善されていきますし、人間もまた食糧危機で怯えることもなくなります。
でも、そんな世界はまだまだ先のこと・・・。
いずれにしても、ここ数年以内に日本にとっても、世界にとっても、大きな転換期となる出来事が立て続けに起こっていくと思います。
良くも悪くも大きな変化がないと、この文明社会は大きく舵を切ることができず、今のまま変わらない地球人の方向性では、もう10年後には取り返しのつかない世界となってしまいます。
きっと変化のピークは2021年。
あと、3年は自らできることを着々と構築していきたいと思います。