連日ニュースになっているハワイ島キラウエア火山の噴火。

噴火口から40kmも離れた民家のあるエリアでマグマの噴出があり、住宅26棟が倒壊、現在も2000人以上の方々が避難している状況にあります。

幸いにも怪我人が出ていないので、このまま事態が収束していけば良いのですが、噴火だけでなくハワイ島ではM6.9の大規模な地震も発生しており、今もまだ火山性地震が頻発しているそうです。

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ハワイは、島全体が火山の山であり、日本のような環太平洋火山帯とは異なった、ハワイ独自の「ホットスポット」と呼ばれるマグマ溜まりの火山活動であります。

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ハワイ海山群・天皇海山群と呼ばれる、ロシア東部アリューシャン海溝から始まり、ハワイ島にまで連なる火山が太平洋上にあり、ロシア側から歴史が古く、ハワイ島はもっとも新しい火山になります。

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ホットスポットは固定された位置にあり、その上にある太平洋プレートが少しずつ動いているため、ホットスポットの火山活動によって、新たな火山や島がポコポコ形成され、現在ホットスポットの上にあるのがハワイ島ということになります。

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このホットスポット、ハワイの火山は古来より火の女神ペレとして崇められてきました。

同じくハワイ島にある標高4000mを超える雪の山マウナケアに鎮座するのは、水(雪)の女神ポリアフであり、ペレとは因縁の女神として知られています。

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昨年2017年の1月下旬の旧正月から立春頃にかけて、この火の女神ペレと水の女神ポリアフの和合・統合を意味するハワイ島巡礼の旅がありました。

火の女神ペレ、キラウエア火山を守る現地のシャーマンと共にキラウエア火山の火口で古神道と融合の神事を執り行いましたが、この日に限ってハワイ島は極寒の寒さの未明となっており、ダウンジャケットを着ていても震えるほどの気温でありました。

何よりも強烈な突風が吹き荒れる天気であり、石で固定しながら祭壇の準備などをしましたが、いざ神事が始まる直前、これまでにない突風がやってきて、祭壇もろとも吹き飛ばされてしまいました。

恐るべしペレの息吹。直感的に形式ばった神事でやるなと言われているようでした。

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パリーン、パリーンと皿などはすべて割れてしまい、神霊が降りる「依代(よりしろ)」の榊(さかき)だけはかろうじで残っていましたが、とても立てられる状況ではなく、そこで急遽予定を変更して、誰かが直接手で持って支える任務が出てきました。

そこで特に楽器の演奏もするわけでもなく、ただ祈り合わせに参加していただけの自分が大役に任命。

凍える寒さの中、ジャケットも脱いで薄手の正装にて自ら依代となってペレ様と向き合いました。

現地のシャーマンの中でも、ペレの前においては、神事の中で突然「持って行かれる」ケースがあり、その場でいきなり心臓麻痺などで亡くなってしまう方も少なくはないようです。

実際に寒さだけでも意識朦朧としていましたが、なんとか依代となることに徹して、体力・気力もギリギリのところで神事も終了。

その後は、あの暴風と極寒はなんだったのかと思うほど、朝日とともに穏やかなキラウエア火山となっていました。

そんな女神ペレが、まるで雄叫びをあげるかのように今回は大暴れしています。

これは人類にとっては、確かに災害ではありますが、地球にとっては、火山活動は生命の活動の原点であります。

「始まり、再スタート」

地中から吹き出した鉱物の溶岩。最初は赤くドロドロして、すべてを飲み込んではゼロにリセットしてしまうほど強力な力を持っていますが、この溶岩は、やがて冷えて黒い大地となり、そこから風や動物、虫たちによって運ばれた植物の生命が生まれます。

真っ黒な大地に小さな緑の芽が出て、やがて木になり、豊かな森となる。

キラウエア火山の火口では、その生命の原点の初期の状態を目の当たりにすることができ、火山という見方が根本的に変わってきます。

人間都合から見れば、文明そのものをもリセットされかねない災害ですが、地球全体からすれば、すべての生命における原点を生み出すのも火山。

今、地球そのものも大きく生まれ変わって新たな時代がスタートしようとしています。

ハワイ島もまた、その最前線にある場所であり、生きている地球の活動を目の当たりにできます。

もちろん、人的被害などが最小限であることをお願っておりますが、いよいよ女神ペレが大きく動き出した今、日本はもちろん、世界中の女神達や龍神達もまた、大きく動きだす時。

今回のハワイ島の動きは、これで終息するものではなく、ここから様々な大変動が世界的に本格活動していくものだと思います。

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キラウエア火山の噴火活動が活発化してから、世界各地で「クラウド・シップ」が目撃されています。

GW最終日、富士山上空でも大きなクラウド・シップが複数出現していましたが、雲は地下の世界で起こっていることの表現しているとも言われ、こういった雲が出現するのは、地球内部で何かが起こっているのかもしれません。

もちろん名前の通り、雲に偽装した宇宙船の場合もあるかもしれませんが・・・。

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5月は、今年1年の中でも太陽に数多くの彗星が近づく時。太陽活動が刺激され、地球に多くの磁気エネルギーが到達することが見込まれ、その結果、地球マントルの動きが活発化します。

これは地震や火山活動に繋がるため、まだまだ5月は後半にかけて自然災害には注意する必要があります。