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今朝、珍しく大阪北部を震源地とする大きな地震が発生し、震度6弱という揺れが観測されました。

まずは大きな被害となっていないことを願うとともに、引き続き余震にも十分にご注意頂けたらと思います。

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まだ、正確な地震の原因は明らかになっていませんが、今回の震源地の位置を見ると、どうやら「有馬・高槻構造線」の近くである可能性があります。

最新の地震考古学によって、有馬・高槻構造線は、800年ほどの周期で断層が活動を繰り返すことがわかっており、最新の活動期からすでに700年以上が経過して、いつ大きな地震が発生してもおかしくはない断層のようです。

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ここが大きく動いた時は、M7.5前後の地震が予測されており、今回よりもさらに大きな地震となって被害も大きくなります。

今回がもし、有馬・高槻構造線だった場合には、これが本震ではなく前震となる可能性もあるので、十分にご注意くださいませ。

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また、昨日の午後には群馬県で震度5弱の大きな地震がありました。

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気象庁は、めったに起こらない稀な地震としていますが、今回地震の発生した渋川、桐生、沼田エリアは、日本を東西に分断する巨大な溝、フォッサマグナの東端の「柏崎-銚子構造線」が走っているエリアです。

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中央構造線、フォッサマグナの西端での地震が相次いでいましたが、ここに来て、フォッサマグナの東端、さらには大阪北部の地震など、普段起こらないエリアで地震が発生しているのは、ちょっと不気味な兆候。

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今月初め、6月の自然災害要注意日と夏至、夏越の大祓という記事でもお伝えしましたが、今月は夏至の直後の22日、満月前後の27日から29日頃が地震や火山の噴火として要注意のタイミング。

引き続き防災意識を高めておきたいところです。