35924617_1696808670409702_8685372390269517824_n

週末は札幌講演会。

自分の講演テーマのメインは、やはり今のタイミングでもっともキーワードとなっている「出雲」でありました。

北海道と出雲。

一見、何も関係しないようで密接な繋がりのあるのが、この2つの地域。

出雲族、4500年の歴史を口伝にて継承してきた末裔の人々より、古代出雲人が、一体どこからやってきて、どんな歴史を辿ってきたのか明らかになりつつありますが、その中で、

「鼻の長い動物の住む国から来た」

という伝承があります。

3500年以上も前、現在のインドの地で母系社会の平和な社会を築き上げていた出雲族は、ある頃より西北の地域から戦闘民族であるアーリア人がやってきて、インドの地を追われることになったそうです。

この時、インドにいた出雲族は、古代インド先住民のドラヴィダ族であり、彼らの使っていた古代タミル語は、日本語の原点と言われていることから、ドラヴィダ族が日本にやってきたことが言語学者や民俗学者からも注目されていましたが、それが出雲族の源流とは知られていませんでした。

インドを追われたドラヴィダ族、古代出雲人は、次に向かった先はモンゴルであり、やがてモンゴルから樺太を経由して、北海道へ上陸したという伝承があります。

インド、モンゴル、北海道。これが古代出雲人の足跡ですが、偶然にも自分は今年2月にインド、5月にモンゴル、そして6月に北海道と、順番も含めて完全に出雲を辿っており、そのシンクロ性からも出雲の話題を北海道で話そうと思いました。

古代出雲人は、北海道から津軽半島へ移動し、そこから日本海を渡って出雲までやってきたと言われています。

そのため、津軽弁と出雲の方言は重なる部分があり、出雲の言葉の源流は津軽になるとも言われています。

やがて、出雲から東へ陸の勢力を広げ、朝鮮から渡来したスサノオの時代には、京都上賀茂に都をつくり、三輪山を中心としたヤマトの地を治めていました。

このスサノオの時代は、いまから3500年前。

ここから大和朝廷にバトンタッチした後の現代に繋がるまでの「象徴天皇の仕組み」が始まったと言われています。

ピラミッド型の王権社会、そして男性性の社会のはじまり。

いまは、新しい時代の切り替わりの節目。それは、これらのピラミッド型や男性性社会の終焉であり、来年以降の日本社会の大きな変革は、その流れにも関係していることをお伝えしました。

その中で、これから古い時代のシステムも崩れ、そこに現在の金融市場も巻き込まれて崩壊すると、世界的な食糧危機が引き起こる可能性もあり、その時に日本の中で北海道が食料庫として非常に大事な位置となるとも。

スクリーンショット 2018-06-25 12.24.53

日本は世界の雛形。世界大陸を集約すると日本列島になり、日本で起こることは世界で起こり、世界で起こったことは日本で起こる。

日本雛形論の中においては、北海道は北米大陸(逆さ)。

カナダ、メキシコ、アメリカと北海道はリンクしており、特にアメリカとは

・ もともと先住民(インディアン、アイヌ)の土地に開拓民がやったきた
・ 北海道150年の歴史、アメリカも250年の歴史と短い
・ カナダも最近になって大麻解禁となったように、北米は大麻の産地、北海道も自生大麻の産地


などなど、シンクロする部分が多くあります。

北米を逆さにすると、北海道大陸と似ているようで、湖や川、山の位置も雛形となっており、また都市の部分で照らし合わせると、札幌にあたるのは、アメリカのワシントンD.Cとなるようです。

そして、世界最大の金融都市であるウォール街のニューヨークとリンクするのは、北海道の金融都市だった「北のウォール街」の名称を持つ小樽。

これまでの旧時代、世界のリーダー国として牽引してきたアメリカと北海道はシンクロしており、それだけ北海道は重要なポジションになると思います。

20世紀最大の霊能者、出口王仁三郎氏は、この世界を治めている艮の金神という大神は、日本列島の丑寅である北海道(富良野の芦別岳)に鎮座しているといいます。

150320024529g4ww

札幌はまた、北緯43度の通称「発酵ライン」と呼ばれるスポット。

ビールの名所だけでなく、ブルガリア、カスピ海などヨーグルトなどの発酵産地でもあり、微生物が活性化するエネルギー磁場をもっているのが、北緯43度のようです。

さらに発酵だけでなく、南フランスのルルドの泉であったり、聖地と呼ばれる場所もまた、北緯43度に多くあるので、そういった面からも北海道、札幌などは重要な役割を持ったエリアだと思っています。

札幌を中心とした、北海道全体が、これからの新時代に向けて、住まう人々の意識も上がり、地域づくりとしても良いものが出来上がってくると、世界にも反映されて、大きく影響を与えるように思っています。

八ヶ岳はまた、ミニ北海道のようにシンクロするポイントがいくつもありますが、八ヶ岳で雛形の雛形作りが進んだら、次は北海道にも人々が集う拠点、コミュニティやドームハウスなどを普及させていく計画があります。

スクリーンショット 2018-06-25 11.20.17

これからも度々、北海道には訪れて講演会や何か活動をはじめていこうと思いますので、今回参加された方々も、参加できなかった方々も、また次の機会にご一緒できればと思います。