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イスラエルの南の砂漠生活も終えて、旅の中盤は世界三大宗教の聖地エルサレムへ。

オリーブ山から見下ろすエルサレムの旧市街と黄金ドームを見下ろすのも、これで5度目となります。

日本とユダヤは元は1つであると唱える日ユ同祖論の中において、このオリーブ山は非常に大事なポイントです。

このオリーブ山こそ、この世界の聖地エルサレムにおける御神体そのものであり、ここが神が降り立つ磐座(いわくら)。

キリスト(救世主)の再臨は、このオリーブ山に日本に持ち込んだユダヤ三種の神器を天皇家が再び戻すことであり、すると本当の天照大神でもあるメシアが降り立ち、この世界を救って平和が訪れると。

そして、東からやってくる救世主は、旧市街を城壁を取り囲む8つの門のうち、黄金ドームに通じる「黄金の門」を抜けて神殿に入る。

そんな予言があることから、このオリーブ山の斜面には、膨大な数のユダヤ人のお墓があり、彼らは今でもメシア到来を信じて待ち続けています。

ところが、7つの門は開かれていますが、この黄金の門だけは、イスラムの人々によって、絶対に入れないように壁で閉ざされています。

「ユダヤのメシアだろうが、イエス・キリストの再臨だろうが、ここは抜けさせない」

そんな想いがあるのかどうか不明ですが、エルサレムにおいて、この三大宗教にとって非常に重要なポイントとなるのが、このメシアとの関係性が深い黄金の門であります。

世界の聖地巡礼をしている人々も、必ずといっても良いほど、この黄金の門の近くまで行き、そこで何かしらのアクションを起こして霊的なゲートも開こうと試みています。

ただ、中にある黄金のドームにしても、この黄金の門にしても、この辺一帯はイスラムの統治下であり、イスラム関係者以外は簡単には近づけず、下手なことをすると捕まりかねない場所です。

そして、黄金の門もさることながら、やはり一番重要なポイントは、その先の旧市街の中にある黄金ドーム。

一般的に「岩のドーム」と呼ばれている場所です。

なぜ、岩のドームと呼ばれるかといえば、それは単純にこのドームの中には巨大な岩が鎮座しているからです。

日本でも神が宿る磐座は巨石ですが、そんな磐座とも呼べる巨大な岩が、黄金ドームの内部にはあります。

この岩は、ユダヤ人にとっても、アラブ人(イスラム教徒)にとっても聖地の中の聖地です。

ユダヤ人の祖であるアブラハムが、息子イサクを神の生贄として捧げた岩がこれであり、またユダヤ第一神殿も第二神殿も、ここに神殿があり、岩のところにアーク(契約の箱)も存在していたと言われています。

また、イスラム教の開祖であるムハンマドは、聖地メッカからエルサレムにやってきて、この岩の上で昇天したとも言われています。

旧約聖書から、現代に至るまで歴史的に見ても、極めて大事な聖地であり、ここの奪い合い合戦こそが、今回の文明の最後の戦争のクライマックスと言っても過言ではありません。

ここはユダヤ人にとって、最大の聖地である旧神殿跡。

またメシアが降臨するためには、必ずメシアのための神殿が必要となります。

第一神殿、第二神殿に続く、ユダヤ悲願の第三神殿の建設。

救世主がエルサレムの地に降り立つには、いずれにしても黄金の門を開ける必要があり、開けたところで岩のドームのままでは救世主は入れず、ここを第三神殿に造り変えないといけません。

それが故に、過激なユダヤ教徒の中には、この岩のドームを破壊し、第三神殿建設計画を虎視眈々と狙っている人々もいます。

黄金の門が開き、黄金のドームが取り壊され、第三神殿が建設されると、世界を治める救世主がやってくると。

信仰や聖書とも無縁な日本において、何がなんだかピンと来ないシナリオですが、第三次世界大戦も、これのために起こされてもおかしくはないほど、世界は彼らのプロジェクトを中心に動いています。

すでに、イギリスから神殿建設に必要な石材はすべて取り寄せて保管されており、また神殿に必要な備品類の調達も終わっていると聞きます。

そういったハード面だけでなく、将来神殿で従事する司祭達の教育プログラムも済んでおり、いよいよ第三神殿建設に向けて、いつ何が起こってもおかしくはない状況に入っています。

こうして、迎えたユダヤ暦5779年の新年。

いよいよ第三神殿建設が現実味を帯びてくるような出来事が起こり、イスラエルをはじめ世界のニュースで話題になっています。

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主はモーセとアロンに告げて仰せられた。
「主が命じて仰せられたおしえの定めは、こうである。イスラエル人に言い、傷がなく、まだくびきの置かれたことのない、完全な赤い雌牛をあなたのところに引いて来させよ。
あなたがたはそれを祭司エルアザルに渡せ。彼はそれを宿営の外に引き出し、彼の前でほふれ。
祭司エルアザルは指でその血を取り、会見の天幕の正面に向かってこの血を七たび振りかけよ。
その雌牛は彼の目の前で焼け。その皮、肉、血をその汚物とともに焼かなければならない。
祭司は杉の木と、ヒソプと、緋色の糸を取り、それを雌牛の焼けている中に投げ入れる。
祭司は、その衣服を洗い、そのからだに水を浴びよ。その後、宿営にはいることができる。しかしその祭司は夕方まで汚れる。
それを焼いた者も、その衣服を水で洗い、からだに水を浴びなければならない。しかし彼も夕方まで汚れる。
身のきよい人がその雌牛の灰を集め、宿営の外のきよい所に置き、イスラエル人の会衆のため、汚れをきよめる水を作るために、それを保存しておく。これは罪のきよめのためである。
この雌牛の灰を集めた者も、その衣服を洗う。彼は夕方まで汚れる。これは、イスラエル人にも、あなたがたの間の在留異国人にも永遠のおきてとなる。(民数記十九章)

8月28日に、赤い毛並みの雌牛がイスラエルで生まれたのですが、これが「予言の赤い雌牛」である可能性があると報道されています。

ユダヤ第三神殿の完成においては、生贄が必ず必要であり、それは完全な赤い毛で覆われた雌牛であると予言されていました。

二本以上、別の毛が入ったらダメなので、これからまだ慎重に検査が続くようですが、ほぼ間違いなく、この赤い雌牛は予言の生贄と認定されると思います。

生贄の準備が整ったとなると、いよいよもって、ユダヤ人は悲願である第三神殿の建設に取り掛かるかもしれません。

それがもし、これまでと同じ神殿の場所となると、岩のドームが破壊されてもおかしくはありません。

もちろん、そんなことをすれば国際的な問題となり、イスラエルVSアラブ諸国の大戦争が起こってしまいます。

こんな強制的なやり方で神殿が建設されるのか、それとも何か別の理由でユダヤのもとに岩のドームが引き渡されるのか、はたまた別の場所に神殿を造るのか、どんな展開となるのか未知ですが、着々と準備は進んでいます。

まさか、ちょうどイスラエルを訪れている時に、こんな展開がイスラエルで話題となるとも思っていませんでしたが、明日の早朝より旧市街に入り、黄金ドームと黄金の門にも接近する予定です。

これから大きく揺れ動くかもしれないエルサレム。

肌でしっかり感じてこようと思います。