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ガリラヤ湖畔に突き出した岩山は、キリストも登ったと言われる聖なる崖のアルベル山。

このアルベル山の麓に「Migdal(ミグダル=塔)」と呼ばれる村がありますが、このミグダルこそ別名「マグダラ」と呼ばれた地であり、かの有名な女性マグダラのマリアの故郷であります。

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今から9年前の2009年。このミグダルで、これまで発見されなかった1世紀のユダヤ礼拝所(シナゴーク)の遺跡が発見され、キリスト時代の様々な真実が明らかになってきています。

今もなお、ボランティアの人々を中心に遺跡の発掘調査は進められており、このミグダルの遺跡は「マグダラセンター」と名付けられて、今世界中から大変注目されている場所となっています。

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遺跡の敷地内に、今から数年前に完成した"Duc in Altum"という名前のマグダラのマリアの教会があります。

5度目のイスラエルにおいて初めて訪れた教会であり、また今回の旅の最終日に訪れましたが、この教会はこれまでの人生で見てきた教会の中で一番素晴らしいものでした。

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「Women's Atrium(女性のアトリウム)」と呼ばれる入り口から入ったすぐのホールの天井には、メキシコの聖母マリア像をモチーフにした美しい手が描かれており、このマグダラの教会は世界の女性のために造られた場所でもあります。

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美しいドーム型の曲線美が施設全体の特徴的な造りであり、そしてガラスに囲まれた先にある「Boat Chapel」は、これまでの教会では見たことのない景色が広がっていました。

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ここの中央に祀られているのは、「キリストの舟」と呼ばれる一隻の舟のレプリカ。

このすぐ近くで、ガリラヤ湖の底から2000年前のキリストの時代の舟が発見され、それはキリストが実際に乗っていた舟ではないかと言われています。

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そして、舟の後ろの両端に祀られている2人の男女。

イエス・キリストとマグダラのマリア。

この2人が同等の位置に祀られており、多くの教会がイエス・キリスト中心の中で、これは極めて稀であり、また教会世界において革新的なことだと思います。

また、マグダラのマリアの教会ということもあり、ここにマグダラのマリア1人だけが中心となって祀られていてもおかしくはありませんでしたが、見事に女性性の時代における男女統合・調和を象徴する構図となっており、これにはとても感動しました。

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そして、教会の両サイドには、イエス・キリストの12使徒の弟子たちが描かれています。

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そこには、イエスを裏切ったとされるユダの姿も。

裏切り者のユダは、他の11使徒に比べて教会の中でも描かれることが少ないそうですが、このマグダラのマリアの教会においては、すべてが調和で平和的な世界が小さな空間の中に出来上がっていました。



男性のピラミッド構造の社会を2000年間に渡って作り上げてきたキリスト教と教会ですが、この教会は女性性のエネルギーを中心とした統合・調和に満ち溢れており、またマグダラのマリアの位置付けから、彼女がイエスにとって、また他の使徒達にとっても特別な存在であったのを強く感じさせます。

2000年前のマグダラのマリアの故郷において、この時を待っていたかのようにイエス・キリストも実際に使っていたと言われる礼拝所が見つかり、イエスの舟も見つかり、そして旧時代の終焉、新時代の象徴とも言える教会が完成。

アクエリアスの時代に入った今、いよいよ女性性と男性性の統合が現実世界で始まっています。