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世界196ヶ国のうち、水道水が飲めるのは15ヶ国前後と言われているそうです。

アジアでは、日本とアラブ首長国連邦(最近はシンガポールも?)。

オセアニアでは、オーストラリアとニュージーランド。

アフリカでは、南アフリカとレソト、モザンビーク。

ヨーロッパでは、フィンランド、スウェーデン、アイスランド、ドイツ、アイルランド、オーストリア、クロアチア、スロベニア、スイスの水道水は安全と言われています。

南米のほとんどの国の水道水は飲料に適さず、北米だとカナダの水道水は飲めるとも言われています。

もちろん、水道水が安全と言われる各国の中でも地域差があったり、また上記以外の国々でも水道水が飲める国はたくさんあると思いますが、世界的に見ても、日本の水道水は、かなり高品質であるのは、間違いありません。

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発展途上国を中心に、水道そのもののインフラ整備が整っていない国もまだまだたくさんあり、どの家庭も当たり前に水道が引いてあって、蛇口をひねれば水が出るのは、当たり前のようで本当にありがたいことです。

さらに水が出るだけでなく、それが濁ってもおらず、雑菌もない衛生面としても整備されているのは、世界的に見てはかなり貴重な環境であります。

その世界有数の品質を誇る日本の水道が、今「水道水の民営化」で話題となっています。

マニラは1997年に水道事業を民営化したが、米ベクテル社などが参入すると、水道料金は4~5倍になり、低所得者は水道の使用を禁じられた。またボリビアは1999年に水道事業を民営化したものの、やはりアメリカのベクテルが水道料金を一気に倍以上に引き上げた。耐えかねた住民たちは大規模デモを起こし、200人近い死傷者を出す紛争に発展した。出典:週刊文春

海外の事例からすると、水道が民営化されて成功したケースはほとんどなく、圧倒的に失敗した事例が多いようです。

多くは、民営化とともに最終的に外資系企業が参入して水道料金が高騰し、結果的に再び公営化するケースが続いているとか。

ここで登場する「米ベクテル社」といえば、世界を牛耳る多国籍企業の代表格で知られており、いわゆる陰謀論の世界における人口削減目標を掲げている権力者達の傘下となる組織であります。

日本も民営化となったら、このベクテル社が直接参入してくるのか、その息がかかった別の外資系企業が参入してくるのか、それとも表向きは日本企業を装った会社が実質管理するのか、いずれにしても巨大利権を持った組織がバックについてくると思います。

そういった意味においては、日本の水道民営化は、水道料金の高騰だけに限らず、どういった薬品や毒物を混ぜられるかわからない危険性も考えると、悪い方へ向かう可能性が高いかもしれません。

とはいえ、今の日本の水道水は“見た目の美しさ”“衛生面”においては、世界最高クラスですが、水そのものが、本当に安全かといえば、決して安全とは言えない部分もあります。

その大きな理由の1つは、過剰なまでの塩素投入

日本ではお馴染みなので、塩素消毒された水道水は当たり前でありますが、世界で見れば、日本ほど大量に塩素消毒をするのは異常となっています。

水道水への塩素投入量は、日本は0.1ppm以上が基準とされており、下限だけで上限が設けられていないのに対して、アメリカやフランスでは0.1ppm以下、ドイツでは0.05ppm以下という基準で上限だけが設けられています。

塩素の殺菌効果は、多過ぎれば人間には有害ともなります。

塩素は水と結びつくことで化学反応を起こし「トリハロメタン」が生まれ、トリハロメタンは発癌性を持つ成分であります。

そもそも日本の水道水に塩素を投入することを決めたのは、日本ではなくアメリカ。

川の水が綺麗だった戦前までは、日本の水道水は、微生物の力で水を浄化する「緩速濾過方式」が採用されてましたが、戦後占領期にGHQの命令によって塩素消毒が一般化されました。

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さらに、1960年代後半以降の高度経済成長に伴い、取水源の水質が悪化して塩素の投入が増える悪循環となり、そして、これが日本におけるアトピー性皮膚炎が問題化し始め、急増していく時期と一致しています。

「浄水器や活水器で家庭の水を換えたらアトピーが改善された」

という声は多く、シックハウスや食品添加物、日用品の添加物などの複合的な問題もあるでしょうが、日本のアトピー問題の根っこには、この水道水の塩素投入との因果関係を無視できません。

とは言え、外国の水道水は塩素濃度が低い、塩素が入っていないから確実に安全とも言い切れず、塩素の代わりにフッ素を消毒に取り入れている国々は多いようです。

虫歯予防として人気のフッ素ですが、実際は有毒性が強く、最近は歯科医の中でも警告をする人が増えてきています。

水道民営化となって、果たして日本の水道水の安全性は高まるのか、それとも高濃度の塩素に加えてフッ素もたっぷり入れられる“毒水”となるのか、水道料金だけでない、水質の詳細まで注目しておく必要があります。

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そもそも雑菌や有害物質の有無に限らず、日本の水道水は、酸化還元電位という視点で見れば、ほぼ全ての水道の水が「酸化水=死んだ水」となっています。

生きた水を手にするには、自然の湧水を汲みに行くか、死んだ水を蘇生させる活水器などを利用するのも1つの手です。

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