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1843年の創刊という長い歴史を持つ、イギリスの週刊新聞『エコノミスト』(The Economist)。

このエコノミストが、毎年、年末に次年度の世界情勢を予測する

「世界はこうなる The World in ××××」

という別冊の雑誌を発刊していますが、その表紙は暗号のようになっており、単なる予測ではなく、未来を予言、むしろ「予告」しているものだと話題になっています。

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昨年に、このエコノミストの表紙が話題となったのは、2018年の表紙の内容ではなく、それから30年も前の1988年のエコノミストの表紙。

そこには大きく不死鳥フェニックスが描かれていますが、その足元には世界各国の紙幣が燃やされており、右上には

「世界通貨に備えよ」

というメッセージと、中央には「10Φ」と書かれたコインがあります。

そして、そのコインに書かれた年号と思われる数字が2018年。

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コインは、昨年にも世界で大きく話題となった「仮想通貨」のビットコインを象徴するようであり、確かに仮想通貨が国境も越えて大きく台頭する昨今の金融世界は、30年前のエコノミストが予告していた世界通貨の社会に近いのかもしれません。

イギリスに本社を持つエコノミストの資本は、ロスチャイルド財閥であり、エコノミストの表紙は、この世界の金融を牛耳っている権力者達からの暗号メッセージが深く隠されている可能性はあります。

そういった背景がある中、今年2019年のエコノミスト「 The World in 2019」が先月に公表されました。

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パッと目につくのは、レオナルド・ダ・ヴィンチ没後500周年を記念して描かれたと思われる、ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」

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その中でも目立つのが、人体図の手に持っている「大麻(マリファナ)」

毎年世界的に解禁されている大麻の法的な規制ですが、今年2019年はさらに一段と飛躍することを象徴しているのかもしれません。

特にアメリカは、昨年末にトランプ大統領が、産業用大麻栽培を合法化する法案に署名をしました。

2018年12月20日、米国の今後5年間(2019~2023年度)の農業政策などを定めた2018年度改正農業法案の中で、今年から産業用大麻(ヘンプ)の大規模栽培を連邦法として認める形で署名されました。

「アメリカって、もう医療用大麻が過半数以上の州で合法でないの?」

そんな意見もあるかもしれませんが、まず医療用大麻と産業用大麻は、同じ大麻でも品種などが違う大麻であり、またいずれにおいても、州法で合法とあっても、アメリカの国が定めた連邦法においては、大麻栽培も医療用大麻や嗜好用大麻の使用も違法という状態でした。

今回の大統領署名は、ヘンプが規制対象物質から外れ、連邦法において違法薬物でなくなることを意味する歴史的な解禁であります。

今後、国が大麻栽培そのものをバックアップする体制となり、農産物として助成金などの対象にもなります。

2019年、世界は間違いなく大麻解禁に向けて大きく変化していくことでしょう。

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さて、他にもツッコミどころが満載の2019年の表紙ですが、やはり日本人として気になるポイントは、この富士山と思われる山が描かれていること。

一部の陰謀論関係では、早くも

「2019年、富士山噴火の危機か!?」

と騒がれていますが、これは人工的にしろ、自然にしろ、富士山はもういつ噴火してもおかしくはないタイミングなので、南海トラフ地震に限らず、富士山の噴火は今年も十分に気をつけておく必要はあると思います。

個人的には、まだ先だと思っていますが。

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それよりも、もっと気になるのは、富士山の下に描かれている4人(?)の馬に乗った死神騎士のイラスト。

これは紛れもなく、新約聖書の『ヨハネの黙示録の四騎士』を象徴しているものだと思います。

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『ヨハネの黙示録の四騎士』
第一の騎士
『ヨハネの黙示録』第6章第2節に記される、第一の封印が解かれた時に現れる騎士。白い馬に乗っており、手には弓を、また頭に冠を被っている。勝利の上の勝利(支配)を得る役目を担っているとされる。

第二の騎士
『ヨハネの黙示録』第6章第4節に記される、第二の封印が解かれた時に現れる騎士。赤い馬に乗っており、手に大きな剣を握っている。地上の人間に戦争を起こさせる役目を担っているとされる。

第三の騎士
『ヨハネの黙示録』第6章第6節に記される、第三の封印が解かれた時に現れる騎士。黒い馬に乗っており、手には食料を制限するための天秤を持っている。地上に飢饉をもたらす役目を担っているとされる。

第四の騎士
『ヨハネの黙示録』第6章第8節に記される、第四の封印が解かれた時に現れる騎士。青白い馬(蒼ざめた馬)に乗った「死」で、側に黄泉(ハデス)を連れている。疫病や野獣をもちいて、地上の人間を死に至らしめる役目を担っているとされる。

この四騎士は、小羊(キリスト)が解く7つの封印の内、始めの4つの封印が解かれた時に現れると言われており、それぞれが、地上の四分の一の支配、そして地上の人間を殺す権威を与えられているとされています。

第一の騎士は支配。

第二の騎士は戦争。

第三の騎士は飢餓。

第四の騎士は疫病。

この世界を長く牛耳っていた支配者層は、悪魔をベースとした歪んだキリスト教信仰を持っており、聖書の預言の成就に全精力を注いでますが、いよいよ2019年は四騎士による人類支配、人口削減が本格化するのでしょうか。

でも、すでに支配され、戦争は起こされ、飢餓も疫病も日常的となっているので、ある意味四騎士は、すでに遠い昔に登場している時代だとは思います。

どちらかといえば、2019年は、これまでの支配者層からの脱却が本格化する年となり、大麻に限らず、あらゆる封印されていた物や技術が、表に出て大きな影響を社会に与える年になると思います。

特に、今回の表紙の大きなテーマとなっている、レオナルド・ダ・ヴィンチといえば、何と言っても

「ダ・ヴィンチコード」

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小説から映画ともなって、世界に大ブレイクしたセンセーショナルな内容でしたが、これは反バチカンのテーマであり、今の権力者達の生み出した歴史的な嘘を暴いているものになります。

「ダ・ヴィンチ・コード」とキリストの末裔

イエス・キリストとマグダラのマリアは、最愛のパートナーであり、キリストは神の子ではなく、人の子、人間も人間、1人のユダヤ人男性であり、娘サラを含め、今もなお末裔が、この現代社会に生きている。

そして、ダ・ヴィンチは、そのことをすべて知っている人間であり、イエス・キリスト、マグダラのマリアの末裔を守るシオン修道会という秘密結社の初代総長であったと。

これ自体は、フィクションとされていますが、実際にダ・ヴィンチは多くの真実に気づき、彼の描いた作品などには、多くの秘密が隠されています。

レオナルド・ダ・ヴィンチ没後500周年となる2019年。

バチカンの嘘が、ますます暴かれ、キリスト教という存在も大きく変化するきっかけとなると思います。