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2019年の最初のセミナーは、北海道の札幌から。

1月19日の土曜日の夜、北海道神宮のすぐ近くにある「響きの杜クリニック」さんにて、北海道を代表する統合医療の実践者の西谷雅史院長とのコラボセミナーです。


西谷雅史×滝沢泰平コラボセミナー~これからの未来の生き方~
いま時代は、外側に求める時代から、一人一人が自分の内側へ進化を求める時代となりました。
私たちが、自分らしく、全体に生きて、共鳴をすることで自分自身・世界全体の成長が起こります。

今回は、統合医療を中心に据えた地域に密着したコミュニティーづくりを目指す響きの杜クリニック西谷雅史院長と、自給自足のコミュニティーをつくり、スピリチュアリティな生き方を伝える滝沢泰平さんの2人のスペシャリストに「これからはじまる未来の生き方」についてお話いただきます。


<西谷雅史プロフィール>

響きの杜クリニック院長、自ら気功など様々な代替療法を実践した結果、「心とからだ、心と心、人と環境、すべてが響き合ったときに人は初めて健康に生きることができる」という理念にたどり着き、2006年に響きの杜クリニックを開院し、統合医療を実践している。病気を意識の成長のための気づきと捉え、本来備わっている自然治癒力を発揮できる医療と衣食住のコミュニティーづくりを目指している。著書に「血流は静電気デトックスでよみがえる」がある。

<滝沢泰平プロフィール>

1982年宮城県仙台市生まれ。「半農半X」を個人と企業へ普及させるために、2012年やつは株式会社・2016年に八ヶ岳ピースファーム株式会社を設立。八ヶ岳南麓を拠点に未来型の村と自給自足できる社会づくりを目指す。月間200万アクセスのWEBサイト「天下泰平」ブログ執筆者。著書に『レインボーチルドレン』『ここはアセンション真っ只中』『これから10年「世界を変える」過ごし方』などがある。

日時:2019年1月19日(土)18:00~21:00

会場:響きの杜クリニック2階ホール

札幌市中央区南2条西27丁目1-9 (アクセス詳細)

参加費:5,000円

定員:40名

主催:響きの杜ネットワーク

TEL:011-616-3228

お申込みはこちらから

西谷先生とのご縁も、もう5年以上も前に遡るでしょうか。

きっかけは、さとううさぶろうさんと一緒に北海道に訪問した頃からですが、その後も何かとイベントなどでご一緒させて頂いたりとお世話になっております。

うさと服を着る西谷院長は、クリニックでうさと展までやっているほど。

気功の達人でもあり、最近はディジュリドゥも奏でたりと、医師でありながら、その枠に収まらずにマルチに活躍する天才の1人だと思っています。

また、仙台の丸山先生も電磁波と健康問題に注力していますが、西谷先生も以前から電磁波と健康問題のことは扱っており、やはり健康を目指す中で、電磁波をはじめとする環境のことは無視できないものとなっています。

以下は、西谷先生のインタビュー記事を転載。

西洋医学と東洋医学。心と体。人間と自然とすべての調和、統合を目指した素晴らしい医療を実践しております。

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響きの杜クリニック 西谷雅史院長インタビュー
はじめに、代替医療を取り入れたのはなぜですか?


西谷:総合病院で勤務しているときにがん治療を主に担当していましたが、手術、抗がん剤、放射線以外に治療法がないことに限界を感じていました。
もともと漢方や気功を学んでいて、総合病院で勤務しながら、個人的に気功のやり方などを患者さんに教えたりしていましたが、今から13年前に無理がたたって脳内出血で倒れたことをきっかけに、総合病院でできない医療ができる場所をつくろうと思いました。
西洋医学が症状を治療するのに対し、東洋医学は根本を治療するという考え方があります。
この両方を取り入れた病院をつくりたいと考えました。



西洋医学と東洋医学の違いはなんでしょう?


西谷:西洋医学は症状を取り除く治療です。一旦は治りますが、同じ生活を続けていればまた同じ症状が出てくる可能性があります。
何かがその症状を引き起こしているわけですから、根本から変えていかないといけません。
ガンになった人が腫瘍をとっても、再発するケースがあります。症状が改善しても、原因を取り除かなければ同じことを繰り返してしまうからです
今までの生活習慣、考え方を見直さなければいけません。
しかし総合病院で西洋医学と東洋医学の両方を取り入れることは残念ながら大変難しいのです。



なぜ難しいでのしょうか?


西谷:西洋医学も東洋医学もお互いを認め合わないから難しいですね。
総合病院など通常医療機関では、病気の症状をどんな処方で治療するかを明確にするために、一つの症状に対して一つの処方を行い、その処方の効果を見極めることが重要です。
同時に他の治療を行うということは基本的にしません。
この症状にはこの治療をして、その効果を見るというのが西洋医学です。
それに、気功など科学的に根拠がない治療を取り入れられません。
ですから、総合病院では、両方を取り入れるというのは残念ながら難しいのが現状です。
医学と医療の違いは分かりますか?



医学と医療の違い?


西谷:医学とは、学問ですから、その人に何が効いたかを見るために、いろいろなものを使用すると分からないからそれ以外は使わない傾向にあります。
何で効いたか作用機序を追求するのが医学です。
医療というのは目の前の病気で困っている人を何とかすることです。
患者さんにとっては、治ることが重要なので、いろいろと試してどの治療法で治っても問題ないわけですよね。
究極のところ何が効いたか分からなくても、よくなることが重要です。



代替医療で治したいという方もいますよね。


西谷:そうですね。ただ代替療法は根本の治療です。
そのため、症状が改善するためには時間がかかり、根本治療のみ行っている間に、症状が悪化して取り返しのつかないことになってしまう場合もあります。
例えば病院でガンと宣告されて、最近はネット情報などで「手術や抗がん剤治療がからだをだめにする」という印象を持たれている方も多いため、抗がん剤を断って、代替医療のみで治療しようとする方がいます。
しかし結局症状の改善が見られず、辛くてどうしようもなくなって病院に戻るころにはもう手術すらできない状態になっていることもあります。
西洋医学も代替医療もどちらも知っていれば、その人に合った治療を選択していくことができます。
根本治療には時間がかかるので、西洋医学で症状の治療も行いつつ両方を行うのが統合医療で、私が目指しているところです。



すばらしいですね。


西谷:まだ道半ばですが・・・。
響きの杜クリニックでは「こころとからだ、ひととひと、ひとと環境、すべてが響きあったときに人は健康に生きることができる」を理念としています。
響きは調和ですから、逆にそこが乱れると、つまり不調和が病気を引き起こしてしまいます。ただし不調和の状態になると戻ろうとする力が必ず自分の中から出てきます。これが治癒力です。
本来の意味で病気を治すというのは、この戻る力を引き出す手助けをすることです。



その中のひとつが電磁波の影響を取り除くということですね。
電磁波対策を代替医療の一つに取り入れたきっかけは?


西谷:もともと、人はいろいろな環境の影響を受けていて、電磁波や放射能、化学物質などが身体に影響を及ぼすことは分かっていました。
開業するころは、電磁波の問題がクローズアップされていたころでしたし、歯科のカルバニック電流の問題で、銀歯に電気がたまっていてアースすることでその不調が良くなることも知っていました。そこで、クリニックを建てるときにいわゆる「イヤシロチ」になるよう様々な方法を取り入れました。
まずは、磁場の調整、床のオールアース化、壁の珪藻土に抗酸化加工を施し、さらに黄金比、家相学、風水も取り入れ、これでもかというくらいの施設をつくりました。
その甲斐あって、このクリニックに入ると何かが違うとか、からだが楽になると患者さんに言われるようになりました。
ある時、電磁波過敏症の患者さんが来られて、アーシングで劇的に体調が良くなったことがありました。それ以来、体調不良の患者さんには、体電圧の測定後、シートを使ったアーシングをして症状の変化の確認をするようになりました。そうしたら、体調不良で受信される患者さんのかなりの部分が、帯電による障害であることが分かったのです。



著書「血流は“静電気デトックス”でよみがえる」にも様々な症例がでていますね。


西谷:ひどい疲れやだるさ、頑固な冷えや肩こりなどの体調不良で受診された実際の患者さんの生の声を集約しました。
更年期じゃないかと思って検査しても異常が見当たらず、何が原因か分からずに苦しんでおられた方が、アーシングをすることでその場で見事に回復します。
電気を抜くことで血管の収縮が一気に取れて、滞っていた血液が身体全体に流れたからです。
実際、患者さんの反応が顕著でよく分かります。からだが温かくなり汗ばんできたり、肩こりがとれて、目がすっきりしてびっくりされます。



帯電をなくすことで、身体本来に備わる「戻る力」を引き出しているということでしょうか?


西谷:そうです。私たちは生まれた時は、健康に生きるようにできているバランスの取れた存在です。しかし生きていく中でさまざまなストレスによりバランスを乱されると病気になるのです。
本来、私たちの身体にはバランスの取れた状態に戻す力が備わっています。これが自然治癒力です。しかし大気汚染、電磁波、放射能など環境からの影響で自然治癒力の発揮が抑えられているのです。ですから、帯電をなくすことが自然治癒の発揮に繋がるのです。夜寝ている間にアーシングをしておけば、朝には疲れがすっかり取れて心地よく起きることができるのです。
ところでホリスティック医学や統合医療はご存知ですか?



名前だけは。詳しくは分からないです。


西谷:どちらも心とからだの全体から見ていこうというものです。
西洋医学は個に向かっています。細かく遺伝子レベルの研究なども進んでいますよね。病気の原因を遺伝子に求め、そこを何とか変えることで病気は治せるという考え方です。しかし、遺伝子の変化は原因ではなく実は結果です。
原因は何かと言えば、その人を取り巻く環境、食生活や生活習慣、生き方など様々な要因です。汚染された地球環境に対するアプローチが病気を治すために必要なのです。これからは、一人一人が自分の健康は自分で守るという意識を持っていただきたいですね。「自然との調和」これがキーワードだと思います。
病院という場所は、冷たいという印象を持たれがちですが、医療にも調和が大切です。
調和とは、何かというと共鳴であり、響きあうことです。



クリニックの名前でもありますね。


西谷:そうですね。患者さんは、こころとカラダが不調和の状態で来院します。クリニックが目指しているのは響き合う医療です。これは、調和に向かう医療であり、対立しない医療です。人間関係のストレスやその人を囲う環境の影響が体の不調の一因となりますから、患者さんとの信頼関係や治療する場所の環境はとても大切なのです。
ここに来ることで、こころとカラダが調和して、自然治癒力を発揮できる場所でありたいと思っています。
(転載終了)

そして、今回のセミナーのテーマは「コミュニティー」となっておりますが、西谷先生は、過去に何度か欧州最大のスピリチュアルコミュニティーの「ダマヌール」を訪問しており、最先端の世界のコミュニティーを直接肌で感じています。

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おそらく、コミュニティーに関心のある方は、一度は耳にしたことのある「光の都市DAMANHURダマヌール」

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ダマヌールは、北イタリアのアルプスの麓、トリノ郊外に位置するコミュニティーの連合体です。

連合体とあるように、ダマヌールには25以上のコミュニティーがあり、そこに600人を超える市民が在住しています。

1975年、哲学者でヒーラーであるファルコ・タラッサコ(オベルト・アイラウディ 1950-2013)の着想から生まれて、すでに40年以上も持続しています。

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自給自足して、地球環境も持続する循環社会のモデルを作っており、食べるものは、自分たちでオーガニック農場を運営しています。

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農場による食料自給どころか、エネルギー自給も取り組んでおり、太陽光発電や太陽光温熱器をはじめ、コミュニティー内の車もバイオディーゼルで敷地内にスタンドまであるようです。

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また、コミュニティーの中に、いくつもの会社や協働組織があり、スーパーやカフェ、病院、学校、銀行、保険、建設業、廃物のリサイクルなど、生活に必要なものを自分たちで運営しています。

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さらに地域通貨(補完通貨)「クレディト」というものも発行しており、コミュニティー内に限らず、周辺地域から世界の他の国でも使えるほど、その有効範囲も拡大しています。

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そして、ダマヌールを世界的に有名にしたのは、コミュニティー設立から秘密裏に進められていた地下神殿の存在。

「人類の神殿」と呼ばれる、その場所は、地下70mもの深いエリアにあり、水の部屋、大地の部屋、球体の部屋、鏡の部屋、金属の部屋、青の神殿、迷宮という美しいいくつもの部屋で構成されています。

一部では、カルト集団という扱いも受けながらも、ダマヌールはイタリア政府を公認コミュニティーであり、また国連も、2005年に「グローバルな人間の共同社会フォーラム2005賞」を授与するほど、世界が認める精神性が高い循環コミュニティーのモデルとして君臨しています。

八ヶ岳も、これから医療、学校、福祉施設なども取り入れた総合コミュニティー社会を創っていく予定であり、その中ではるかずっと先を進むダマヌールは、とても参考になるコミュニティーです。

西谷先生は、北海道で統合医療を中心に据えた地域に密着したコミュニティーづくりを目指しており、今回のセミナーでは、双方のコミュニティーへの考え方などを参加者の皆さんにお伝えできればと思います。

ご参加、心よりお待ちしております。