新年八ヶ岳宇宙学校2日目の講師は、現在に生きる陰陽師の長典男先生。
生まれながら見えない世界を感じる能力を持ち合わせ、14歳にして高野山の裏高僧の阿闍梨からスカウト(半拉致!?)。
青年期より、通称“裏高野”の僧侶として活動され、還俗後の今は八ヶ岳南麓の地で個人セッションを中心に世界中でも活躍されています。
今回の講義も多岐にわたっていましたが、とても興味深かったのは、長さんの専門であるエネルギーコントロールの世界のお話。
その中でも
「エネルギーヴァンパイア」
について。
エネルギーヴァンパイア、エナジーバンパイア、言い方は様々ですが、一般的には名前の通り
「エネルギーを吸い取る人」
のことをエネルギーヴァンパイアと呼ばれています。
あまり言われたくないも、言いたくもないですが、少なからず
「あの人と会うとなんだか疲れるのよね」
という人は確かにいます。
「あの人はエネルギーヴァンパイアだから、エネルギーを吸われているのよ」
そんな会話を耳にすることも度々あります。
ところが、長さんからすると、これは正確には違っているようです。
相手に吸われているのではなく、自分自身がエネルギーを落としていると。
人には生命エネルギーとも言えるフォトンエネルギーのフィールドが周囲にまとわれており、その大きさ、強さは人それぞれ。
物理的な距離で、人と人のフォトンフィールドが重なり合うと、そこでエネルギーの中和(摩擦)現象が起こるようです。
エネルギーが高い人が、高回転でバイブレーションしているとすれば、エネルギーの低い人は低回転でバイブレーションしており、それぞれのフォトンが重なり合うと、エネルギーの低い人は、高い回転数に引き上げられ、高い人は逆にブレーキがかかったように回転数が落ちます。
それは急坂でエンジンブレーキをかけるように、摩擦のエネルギーによって減速して、自分自身のエネルギーを落として調和(中和)するようです。
エネルギーの世界は、上がる時は気づきにくいけど、下がる時ははっきり感じるもの。
エネルギーが低かった相手は知らず知らずに元気になった反面、高かった方は、相手のエネルギーに合わせてブレーキをかけてしまっており、そのエネルギーの減少が、疲れや気分の低迷などに感じてしまうようです。
ただ、このフォトンエネルギーの存在は、人だけではなく「場所」にもあるのが怖いところ。
よく「氣」が悪い場所を「ケガレチ」と呼ばれますが、こういったケガレチも、エネルギーヴァンパイアと同じで、その範囲に入るとエネルギーは落ちます。
もし、自分自身の家が、このケガレチであった場合、外では元気ハツラツでいるのに、自宅に帰るとドヨーンと気分も体調も沈む。
そんな場合、しっかり家の氣を整えて、ケガレチからイヤシロチに変えていく必要があります。
目に見える現実世界を地に足つけてしっかり生きることが重要ですが、そのためにバランスよく目に見えない世界の知識、叡智を活用するのも大事な時代。
長さんは、今後はこういったエネルギーに関するワークなども、少人数で開催していく予定です。
また、間もなく募集開始となる「八ヶ岳宇宙学校2019」でも、こういった話題を中心に講師として登壇されます。
残り2回の八ヶ岳宇宙学校2018。
次回のゲスト講師もスペシャルメンバーであり、また新たな次元の扉が開かれていくと思います。