祈りのうた/海老原よしえ
私がいまここから 

旅立ちいなくなっても

どうか泣かないで 

幸せ抱えていくから

「じゃあね」も言わないで 

手も握らずに行くのは

最後はさりげないその時でありたいから

思い出、笑顔は心の中に 

いつかはまた会えると約束

祈りと共に今 

祈りと共に今

また1人、偉大な人が光の世界へと還りました。

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海老原よしえさん。

魂にまで響く歌い手であり、大巫女のような聖者の1人。

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初めて出逢ったのは、もうちょうど4年前の2月。

奄美大島で開催された、花柳鶴寿賀先生の結婚披露宴パーティーで同じテーブルだったことからご縁が始まり、そこから翌年にはドームハウスでも春分ライブをやったり、いつも大事な節目節目で繋がって、多くのインスピレーションをいただいたものでした。

「歌(響き)を“授かる”アーティスト」

多くのアーティストは、きっとどこか高次元の世界とも繋がり、そこから作品を生み出しているとは思います。

ただ、ここまでハッキリと、自我を超え、別次元にある響きをこの世界に持ち込んでいる人、まさに“授かっている人”は、自分の中では海老原よしえさんが初めてでありました。

海老原よしえさん、享年57歳。

2002年に東京から長野県の伊那市へ移住し、子育てをしながら自然生活を送る中、突如として歌を授かることになり、主婦でありながらもギターを手に取り、2003年からシンガーソングライターとしての活動を開始。

この16年で150曲ほどの歌を授かり、その中の1曲「30万の星慧の中」はドームハウスを訪れた瞬間に授かったものでありました。



30万の星慧の中/海老原よしえ
ミカサ30万の星の中

夢の波間に指を降ろし

船のかしらは月に向き

鱗(りん)の翼を広げゆく

スサヤ30万の星の中

ことは放ちて響きゆく

言うに言われぬこの想い

せめて光ておりましょう

シズク30万の星となり

くまなく照らすと言いながら

鳴らした指がチラチラと

花を咲かせてゆきました

来たれし30万の星々よ

青きふとまのその奥に

まこと貫く空(くう)がたつ

ここは30万の星の中

ドームハウスでのライブが始まる寸前の準備の中、小さな子供をあやすためにデッキに出ると、リハーサル中のはずのよしえさんも、突然デッキに出てきて、1人で何かと繋がりながらギターを奏で、ハミングしてました。

「突然、歌が降りてきたから聞いてくれる?」

ありがたいことに、新曲を一番最初に聴くことに。

「スサヤ30万ってなんだろうね(笑)」

自分でもメロディだけでなく、降りてきた歌詞、言霊の意味はわからないようです。

巫女型シンガーソングライター。

ただ、その繋ぎ手としての役割に徹し、人々に愛の波動を届けるアーティスト。

2015年の冬至前、日本中の巡礼の旅に出ていた自分は、行く先々が海老原よしえさんともシンクロしており、青森県の十和田湖もまったく同じ日に訪れていて、そのままモレ、アテルイに導かれた時は、お互いにビックリしたのと同時に、魂の仲間との今生の再会を心から感じました。

「秋、アテルイさんとモレさんに導かれた東北。先週は枚方~奈良~京都~六甲へ。
かごめかごめが響き、ワカ姫さんがほほえんで立ち上がろうとしていました。
菊理姫さんも。
櫛稲田姫さんも。
そして、私たちはここにはもうとどまらないと言い、共に歩もうと…。
わたしたちが付いていますよと。

座って目を閉じ、手を合わせて、深く祈りをささげていた女性たちが、過去の全てを洗い流し、果てしない愛とともに、新しい時代を始めよう、と片膝をつき、顔を微笑みと共に上げ、さくらのような淡い花びらの舞う中、動き出すのが見えてきています。

全てのカルマを水に流し、ワンネスの源へ向かって。
新しい設計図が組み立てられますね。

冬至、そして23日。
深く自分の中の大いなるものにつながりたいと思います。

明日は夜明けの晩。」

2015年の冬至の前日、こんなメッセージをいただきました。

三輪山、大神神社の正面を車で通り過ぎると「かごめのうた」が頭の中をくるくるまわっていたとも。

この頃から、常々

「新しい時代の幕開けだね」

そう言っていたので、やはり2015年の冬至から2016年の夏至を境に、この世界はもう新たな時代へ突入していたのだと思います。

夜明けの晩に出逢い、この大事なタイミングを共に過ごせて本当に感謝です。

体調が思わしくなく、様々な療養生活に入ることは昨年の夏至前から直接聞いてました。

「またドームハウスで歌わせて!日程相談させてね」

それが最後のメッセージであり、ずっと待っていたけど、結局肉体を持ってのライブは実現しませんでした。

ただ、意識すると、その歌声がすぐ響いてくるので、形は違えども、またここで歌ってくれています。

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「最近、身の回りでも向こうの世界に旅立つ人が増えている」
「人生はきっと短いと思う。だからやりたいことはやったほうがいい」


去年の春、渋谷のライブ会場で、こう語っていたよしえさん。

「人生はきっと短いと思う」

自分もつくづくそう思う。

10年生きようが、100年生きようが、魂の長い旅からすれば、この肉体を持つ生涯の時間に大差はなく、誰もがとても短い地球観光旅行に来ているのだと思います。

ついつい、肉体生活にどっぷり意識も浸かってしまうと、この現実世界がいつまでも続き、やがて元の世界に還ることをうっかり忘れがちになってしまいます。

最近、時の流れの早さも感じており、気づくと1年が終わり、

「あれって、もう5年前のことだっけ?」

つい去年のことだと思っていたことも、もう何年も前ってこともザラです。

こうして歳を重ねていくことも悪くはないですが、もう少し日々を丁寧に、大切に生きていきたいなと。

誰だって、旅行が終わってお家に帰る「最期の日」は来るわけであり、それが明日かもしれないし、今日かもしれない。

「もし、地球滞在が1日だけと知って、この世界に今日来ているとしたら・・・」

多分、いつもと1日の過ごし方は変わるかもしれません。

どんなに好きな人も嫌な人でも、今日で逢えるのも最期だと思うと、誰もが愛おしい存在。

何気なく食べていた食事も、一食一食がとても名残惜しく感じるかもしれません。

「もしも今日が最期なら」

毎朝目を覚める度に、最近はそんな意識を持って1日を過ごすことが増えています。

嫌な出来事も楽しい出来事も、すべて大事な思い出。

何も持たずに、この世界に来たのだから、最期も何も持たずに還るのみ。

もともと何も持っていなかったのに、あれこれ持ちすぎたり、頭で考えるようになると、あれを失うのが怖い、これがまだ欲しいと執着を手放せずに日々生きてしまいがちです。

最後の日になったら、そんなものはきっとどうでも良くなります。

どんなに裕福な生活をしていても、どんなに貧乏のどん底生活をしていても、今の自分が幸せであれば、最期の日もきっと最高の日となり、気分良く旅行を終え、故郷の仲間に旅の思い出を楽しく語れることでしょう。

目に見えない世界と、目に見える世界の融合・統合が始まっている今、人々の持つ死生観の常識もまた、大きくパラダイムシフトする時が、そう遠くない未来に来ることでしょう。

死んだ後、我々はどこへいくのか。それが宗教や信仰ではなく、科学がそれも解明する時が来て、人々の意識もまた、自然と自分たちがどこへ行くのかを理解する時代。

どこへ行くかがわかれば、どこから来たのかも、おのずと答えが見えてきた時、この地球へ来た本当の目的、魂のミッション、地球人の役割など、多くのことを思い出すことでしょう。

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「やっベー、すっかり忘れていた・・・!!」

いきなり覚醒が進んで、一気に多くのことを思い出してしまうと、今までどれだけ余計な時間を過ごし、遠回りして来たのかを反省し、多くの人々が頭を抱えるような場面もあるかもしれません。

「もう、時間がない!また来なきゃ!」

そんなドタバタの喜劇で、今回の旅を終える人も出て来たり、今までの「死」とはまったく違った概念で、還る人も送り出す人も死を捉えるようになるのかも。

立春の日に、故郷へ還った海老原よしえさん。

地球での任務、お疲れ様でした。

またお逢いしましょう。




宇宙/海老原よしえ
どうして生まれてくるの

いつかは消え行くのに

であいと喜びと 別れをあじわいながら

あなたと私のあいだの

距離とおなじように

寄せては離れ漂う

宇宙の呼吸の中で

時は生まれ消えてめぐる

あなたのいのちも同じように

次のいのちつむぎゆくよ

いのりこめて 愛をこめて


夜/海老原よしえ
天に昇る風にのって 

星のひかりうけて

まるい月と宇宙の中

私は地球へ

あまりにも美しくて 

なぜか涙あふれて

そこにまるで神様が降り立ったように