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美しき緑の星 【コリーヌ・セロー (著), 増川いづみ(推薦・解説) 滝沢 泰平(推薦・解説) , 広本 正都子 (翻訳)】
フランスを代表する映画監督であり、脚本家のコリーヌ・セローさん。

セロー監督の代表作といえば、1986年のコメディ映画「赤ちゃんに乾杯!」。フランスにおけるアカデミー賞であるセザール賞で3部門を受賞するだけでなく、アメリカでも評判となって、ハリウッドでリメイクされた「スリーメン & ベビー」は、北米だけでも興行収入約1億6800万ドルの大ヒット映画にリメイクされる程の人気となりました。

日本でも1987年にテレビドラマ化され、セロー監督の名前を知らずとも「赤ちゃんに乾杯!」を知っている人は多いのかもしれません。

この「赤ちゃんに乾杯!」で一躍世界的にも有名となったコリーヌ・セロー監督が、10年後の1996年に脚本から監督、また唯一自らが「主演」まで務め、音楽まで作曲して全身全霊をかけて世に出した映画が「La Belle verte(美しき緑の星)」。

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地球よりも遥かに小さな惑星である美しき緑の星は、豊かな自然に恵まれ、人々は自給自足で助け合う循環社会を形成している、まさにユートピアの世界。

そこは巨大ビルも車も走っておらず、いわゆる都市化された文明社会とは縁遠く、まるで縄文人や世界各国の先住民達のような暮らし。

美しき緑の星の住民の生活は、地球から見たら紛れもなく原始的な文明社会です。

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お金という存在すらも知らない人々もいるほど。

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一方でまた、戦争に飢餓、原子力エネルギーに環境破壊、競争社会に不要品の大量生産、いまだに貨幣経済である地球は、美しき緑の星の住民から見れば原始的な文明社会でもあると。

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彼らにとって車は「移動する鉄の箱」であり、考古学の世界の話。

さらに社会の価値観もあべこべ。

地球では「上」であることが何より大事であり、女性よりも男性、子供よりも大人、動物よりも人間、人間の中にも人種によって優劣があったり。

村よりも町、町よりも都市が上であり、国もまた大国であるほど上であって偉くなる。

身分制度もないユートピアの美しき緑の星の住民にとって、地球という惑星は、極めて原始的な文明レベルにあるだけでなく、まるで地獄のような星。

どっちが原始的な文明社会であるか。

地球の常識しか知らないと、宇宙の常識においては非常識であることは大いに考えられます。

それが故に、この美しき緑の星には「星外派遣」という任務があり、これは本当の意味での文明化が遅れている惑星などに美しき緑の星の住民が派遣され、その星の現状を調査したり、文明の方向性を軌道修正したりするもの。

「地球に行きたい人?」

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危険な惑星への派遣に、美しき緑の星の住人は誰も手を挙げて地球へ行きたがらない中、勇気ある主人公(セロー監督)が地球派遣の任務にチャレンジ。

そして、美しき緑の星、宇宙の常識から見た、近代の地球は一体どんな視点で見えるのか。

そんな展開から、この物語は始まります。

お金のない社会は、皆ができること、あるものを提供し合う「Give&Give」の世界であり、そこでは対価としての物々交換(Give&Take)ではなく、見返りを求めない無償の愛に満ち溢れて助け合っています。

「Take&Take」の奪い合い、搾取の世界にいる我々にとっては、未知なる世界であり、すぐに想像できない社会かもしれませんが、縄文時代やマヤ・インカ文明など昔の人類の中では、そういった村社会が当たり前に存在していました。

そして、今も目覚めた人々が目指す世界は、この「Give&Give」の助け合いの愛の世界だと思います。

「Give&Give」の社会構造が生み出せた時になって、ようやく地球人としての自覚とモラルが芽生え、そこから地球を破壊する方向から地球を再生、維持する方向へと人類ができることで貢献できるようになると思います。

そういった意味においても、これから先の新時代において1人ひとりの“覚醒”が大事な要素となってくる中、この美しき緑の星の物語においては、その“覚醒”をユーモアを交えた面白い表現で演出しています。

それは「“切断”プログラム」というものが覚醒に使われており、星外派遣として地球に送られた主人公は、そのプログラム(能力)を持っていて、地球人が主人公と会話するなどのコンタクトをとると、その後に突然“覚醒(切断)”が自動的に始まってしまうのです。

賞味期限の切れたケーキを販売していたお店の女性は、主人公と会話した後に“切断”が始まり、突如お店の外に出てケーキを投げ捨て始めます。

肉屋でお肉を買った女性もまた、主人公と会話した直後に“切断”がはじまり、自分が買った“動物の死骸”という肉の存在に違和感を感じ、道行く現代人の象徴のようなビジネスマンの男性もまた、主人公と会話した後に道端にある木が愛おしくなって抱きつき始めたりと、現代社会の中で深く洗脳されていたブロックが突如外れ、それぞれの人が本来持っていた人間としての感覚、価値観が目覚めます。

自分たちが当たり前に思っていたことが当たり前でなくなる、洗脳というプログラムが解ける“切断”。

それは、これまで当たり前に繋がっていた送電網を断ち切り、自家発電に切り替える「オフグリッド」のようなものであり、操り人形が糸を断ち切り、自らの意志を持って自立して生きていくことのようにも思えます。

これまでの“誰かのわたし”を切断し、これからは“本当のわたし”と繋がる。

美しき緑の星の世界に触れると、この現実世界でも“切断”が自動的に発動し、本当の自分を思い出すことにもなるかもしれません。

本当の自分とは?

セロー監督が、この映画だけ自らが主演を務め、地球派遣の役を演じたのは、自らの魂の記憶の再現であったのかもしれません。

「わたし行きます!」

そういって、我々もまたこの星へと降りてきたはず。

この星を、故郷の星と同じように美しい緑の星へしようと。

ただ、いつの間にか、地球の文明社会の生活に取り込まれ、すっかり本来の任務を忘れてしまっており、それどころか、自分たちがどこからやってきて、そしてどこへ還るのかも忘れてしまいました。

大きく時代が移り変わる大転換期の今、再び本来の自分と繋がり、この星へやってきた本当の目的を思い出すタイミング。

1996年、話題の映画監督の渾身の作品であった映画「美しき緑の星」は、いざ封切られると完全な大失敗でありました。

誰も興味を示さず、映画館にはほとんど客も入らず、映画評論家からは酷評される。

「早すぎた」

意識高い人々からは、過去も今もそういた見解を持たれていますが、物事を多面的に捉えると、何かを始めるにも生み出すにも、早すぎることもなければ、遅すぎることもなく、すべて宇宙の仕組みの中でベストなタイミングに起こるべきことが起こっていると思います。

世間一般では、誰からも理解されずとも、美しき緑の星は、この20年以上の歳月をかけて、必要な人々には必ず届くように、静かに脈々と認知されて広がって行き、そして今、映画が生まれたフランスでもヨーロッパでもなく、平成から次の新時代へ切り替わる日本において、この物語が新たな形で展開されていくのは、この“熟成期間”がどうしても必要であったのだと思います。

準備が整った今だからこそ、多くの日本人に最高の形で美しき緑の星に込められたメッセージが響いてくることでしょう。

この地球に美しき緑の星の叡智をもたらしたコリーヌ・セロー監督に心から感謝するとともに、日本に原作の物語がやってきたことを大変嬉しく思います。

そして、日本だけでなく、この地球が美しき緑の星のユートピアの世界となることを楽しみにしております。


[推薦・解説]  滝沢 泰平




23年前の伝説のフランス映画「美しき緑の星」の脚本が、日本語に翻訳されてついに書籍となって登場です。

ただいまAmazonで予約受付中で、4月17日より発売。

今回自分は冒頭に推薦文を書かせていただきました。

原作は、映画ではカットされた場面なども組み込まれた完全オリジナル版。

映画を観たことがある人もない人も、脚本・監督・主演まで務めたフランスの巨匠コリーヌ・セロー監督が伝えたい世界観を、より深く感じることができると思います。

是非ご一読いただけたらと思います。

それにしても、ようやく・・・出版にまでたどり着きました。

振り返れば、この「美しき緑の星」が正式に日本にやってくる話が出たのは、今から2年近くも前。

今回、翻訳を担当された広本正都子さんは、フランス在住でセロー監督とも親交があって応援しており、2017年8月頃に自分宛に一通のメッセージで

「セロー監督を日本に招くアイデアはないですか?」

と相談されたことからすべてが始まりました。

広本さんは、拙著「レインボーチルドレン」を2013年に出版した際、その出版記念講演に足を運んでくださり、そのご縁で繋がっていたフランスの知人でありました。

「セロー監督はフランスで本を出版してませんか?そういったものがあれば翻訳本などを日本の出版社でプロデュースして、それを記念に来日イベントを企画できるかも」

そんな提案をしたところから、映画「美しき緑の星」の原作本がフランスで出版されている話題となり、それを日本に持ち込む企画が生まれたのでした。

そして企画が順調に進み、セロー監督が日本に来日する方向性に決まりました。

ただ、2018年はセロー監督の予定がいっぱいであり、2019年3月頃なら大丈夫という提案もありましたが、来日イベントの企画が東京などの大都市ではなく、なぜか八ヶ岳という話で進み、八ヶ岳の3月はまだ寒さも厳しいので、季節の良い5月GWという時期に決まりました。

それが新元号始まりの日。2019年5月1日。

日本語原作本の準備は順調に進み、せっかく映画監督の本人が来日するなら上映会を開催しようと企画も進みましたが、なんと映画に関わる権利は映画監督は持っておらず、フランスの供給会社がすべて管理していると。

来日、上映会の案はほぼ決まったまま、今度は上映権などの権利を買い取る手続きが始まり、これが非常に難航しました。

相手はフランス、それも23年も前の映画であり、担当者もきっと、なぜこのタイミングで突然日本から「美しき緑の星」に声がかかったのか謎だったことでしょう。

昨年の冬から交渉が始まり、なんと無事に権利を獲得して契約が終わったのが1ヶ月前。

そしてようやく映像も届いて、現在急ピッチに正式な字幕製作、さらにDVDとしての販売準備も進めており、DVDも5月1日より日本で発売される予定です。

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そんな中、イベントの名称すらも一切決まっていなかったのが、2月17日に東京で「立体神聖幾何学」のイベントに出演した際、一緒に登壇したミラクルアーティストの「はせくらみゆき」さんに久しぶりにお会いしたら、どこかで噂を聞いたようで

「あのミラ(セロー監督)が日本に来るんでしょ?」

と大変感激されてました。

みゆきさんも、映画の大ファンであり、また「美しき緑の星」がいかに地球人にとって重要な映画であり、深いメッセージと覚醒への仕掛けが隠されているかを理解されていて、あの映画が日本に来ること、セロー監督が来日することを涙ながらに喜んでいました。

そこで無理を承知ながらも

「5月1日ってみゆきさん空いてないですよね?」

と伺ったところ、なんと4月末まではすべて埋まっているスケジュールが、5月頭は奇跡的にまだ空いていると。

そんな流れで、5月イベントにはせくらみゆきさんの参加が決まり、その頃に、みゆきさんが立体神聖幾何学からインスピレーションを受けて自動書記状態で描かれたアートが「日の本開闢」という絵であり、自分は、この絵を見てタイトルを聞いて鳥肌が立ち、

「これを5月1日の来日イベントに使わせてください」

とお願いしたのでした。

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そして、4月を迎え、日本の新元号「令和」が発表された時、はせくらみゆきさんにはたくさんのメッセージが降りてきました。

その中で「日の本開闢」においても、新たな言の葉が。

以下、はせくらさんの今朝の公式FBからのメッセージ。

4月のエネルギーと波乗り
―黎明令和の風に包まれて―
皆さん、こんにちは。
うららかな春の日差しが、
うれしい季節となりました。
1日には、新元号「令和」も発表となり、
このたおやかな音霊の響きと相まって、
少しずつ胸の内に沁みながら、
馴染みつつありますね。
今日は、そんな「令和」の響きから、
ある言の葉が、内奥から溢れたので、
御紹介できればと思います。
…といっても、古風な言い方なので、
ちょっと戸惑うかもしれませんが(ゴメンナサイ!)、
絵と共に湧き出た言の葉たちです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
【日の本開闢】
―黎明令和の天つ風―
日の本開けたり 令和なる 
令(よし)なす言の葉 神ながら
修(つく)理(り)固めし命(みこと)と成(な)りて
天降(あも)り ましけむ 五百万(いほよろず)
いざいざ往(ゆ)かむ 珠振りて
 
國は常(とこ)立つ 弥勒の世

・・・・・・・・・・・・・・・・・
もしよければ、声に出して、
自分に聴かせてあげてくださいね。
おそらく意識の深いところにむけて、
光が照らされるコトダマたちのようなので。
(…って、自分が書いたというより、
湧き出たものを言語化しただけなので、
ひとごとのような書き方でスミマセン!)
でもここで、ドキッとしたのは、
「黎明令和」という言葉。
黎明令和、
レイメイレイワ…。
朝起きたら、まるで以前からあった、
当たりまえのような四字熟語たったかのごとく、
内奥から静かなファンファーレのように
響いているのです。
そして同時に、
黎明は令命とも読み替えることが出来る。
ふーん、なるほど。
これからの時代は、そういうことなのかと、
一人でフムフム頷いていました。
あれ? でもこの令命って、
命令の漢字の反転だね。
…これってどういうことなのかな?
と思い、また、内奥に問うてみると…。
【令命】
令=神意を受けてその御心のままに生きること
   つまり、「かんながら」の心
命=大いなるものが意思を抱いて、
   肉体を持った姿が、ミコト。
   そのミコトが納まっている本体―イノチ。
ということだそう。
なので、本来、「命令」という言葉は、
ただ、上位の人に従う、従わせる、
ということではなく、
かんながら(神の御心のままに、天意のままに)の、
「令」にしたがって、
「命(いのち)」を使わせていただくから、
(「命(みこと)」として役立たせていただくから)、
命令と呼ぶのであって、
単に我欲で支配するとか、コントロールする、
ということではない。
内なる質がかわることで、
外なる表われが変わる。
本来の「命令」に沿う生き方こそが、
「令命」であり、「黎明」となっていくのだ。
と響きました。
なんだか面白いですね。
元の号(もととなる単位)に心を寄せることで、
いろいろなことを考えるきっかけをいたただき、
嬉しいです。
とはいえ、令の言葉を、
命令や号令だからいけないとか、
いやいや、令は、美しい、立派な、
だからいいでしょ、
といった二極対立、二極離反ではなく、
それぞれにあるそれぞれの真実を、
認め、
尊び、
理解しようと努める。
すると、二極は離合しながらも融合し、
やがて一極となって、その時初めて、
和合進展へと進化していくんだな、
と感じます。
そんな気づきと実践そのものが、
黎明をもたらしていくのでしょうね。
ミナカ(中心)を立てて、
ワケ(分け)をあきらかにして進む道。
それぞれが、ミナカと直につながって、
それぞれある世界を一所懸命に生きる道。
全体の中の分体。
分体の中の全体。
それぞれの中にある一が、
一の中にあるそれぞれと、
繋がり結ばれながら、
まるごとシフトする世界。
そんなマインドシフトの種が、
たくさんつまっている新元号、
令和—Beautiful Harmony
の時代を、
一日一日大切に、
生きていきたいものですね。
ところで、毎月月初めにお伝えしている、
今月のエネルギーと波乗りも、
いつもよりぐんと短いですが、
一緒にお伝え致しますね!
4月のキーワードは、
遂行-英語でいえばCarry Out。
着々と運ばれていく上昇気流の波が、
日の本を覆っていますよ。
どうぞ、爽やかな風(天つ風!)に吹かれて、
色とりどりの花が咲いていく、
やわらかで、軽やかなエネルギーにのって、
ススス~イと運ばれていきましょうね。
考えるより、動け(笑)デス!
やってみる。たんたんとやってみる。
やってみてから考える。また進む。
どの道もある。どの道もいい。
すべてはやっぱりうまくいく。
すべては喜びへと至る道。
どうぞ、今月も、素晴らしき日々でありますように。
*  *  *  *  *

また、令和の元号についての解説もされています。

こちらもとても意味が深いので、是非シェアさせていただきます。

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【令和-令(よし)なる和の言祝ぎに】

新元号の名は令和。
深窓の御令嬢のごとく見目麗しく、
和らぎを持った新元号となりました。
一瞬、えっ…令って、命令の令!?
なんだか縛りがきつくなる?
と、ドキッとしましたが、
心を澄ませて内奥で問うと、
‘和して 結びて 令(よし)成(な)りて
命なりなむ 神さびて’
という言葉がすぐさま返ってきました。
それで早速「令」の語源を、
愛読書である白川静の常用字解で調べてみると…、
令という字は、
ひざまずいて神託を受ける人の形。
神の神託として与えられるものを令という。
とのこと。
わわっ、大いなるものの意思として、
与えられるものが「令」だったなんて…!
そして、「令」は神のお告げを受け、
神意に従う、ということから、
「よい」「立派」といった意味へと
転じていったそうなのだ。
おまけに、命という漢字は、
なんと、
令が元となって
生まれたとのことだ。
イノチ、ミコト、ミコトノリ…。
大いなる意思が命(ミコト)となって、
肉体を持ち、
この世界に舞い降りて、果たしたかったこと。
それが、次の一字の中に、
端的に表されているのだ。
そう、「和」である。
わ。
和、輪、環…。
なごやか、おだやか、やわらぎの「わ」
うーん、そうか。
そうだったよね。
私たちの、
奥なる願い、
真なる望みは、
大調和。
大いなる和。
大和の民として生まれた私たちの、
みたまの望みは、
大いなる和の調え-大調和。
これ、やりたかったものね。
言霊さきわうこの国で、
誰もが使う元号に託して、
大いなる意思は、
令(みこと、みことのり)を発して
命(みこと)である私たちに、
己の奥に坐す真なる願いを、
思い出させてくれようと
しているのかもしれません。
加えてそれは、今回の出典でもある国書-万葉集の、
‘後葉(のちのよ)に流(つた)へむと欲ふる‘ことを願った、
御先祖様たちからの想いとも、かぶっているのでないかと
思われるのです。
万物自然森羅万象の奥にある、
聖なる力を、令と共に加持感応し、
命たちが協働しながら、天地結びて、
大いなる和を、あいととのえていく。
そんな本番が、
いよいよ始まろうとしているのではないかと
観じています。
では、そんな大いなる和への調えを、
どのような心持ちで
進んでいくとよいのでしょう?
そんなヒントとなるかもしれないものも、
新元号の音そのものの中にあったので、
ご紹介しますね。
使ったのは、音素の意味とニュアンスを描いた、
おとひめ(音秘め)カードより。
https://www.hasekuramiyuki.com/otohimecard
一音の意味の詳細は割愛しますが、
個々の音が放つ語感の意味をシンボル文で、
あらわした言葉が、イメージとして
分かりやすいかもしれませんので、
こちらに掲載しますね。
よければ、言葉を読むだけではなく、
アートを見たり、
心の中で言葉のイメージをビジュアル化しながら、
内観していただくと、
より深く感じ取れるかもしれません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
令和(れ・い・わ)
れ…変化を楽しみ進化せよ
  受け取り動いて 拡大せよ
い…いのち生き生き輝いて
  きらめく光 風立ちぬ
わ…わたし わくわく大調和
  あ(天)とわ(地)でひとつ 輪になって
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
…どんな印象を持たれましたか?
令和という言葉は、
今、ここにいる私たちに贈られた、
天からのエールかもしれませんね。
さあ、これからどんどん
変化の旅が加速しますよ。
カオスからコスモスへ
コスモスからカオスへ、
そしてまたコスモスへ。
分離から統合、二極から一極、
和合進展の旅路へ。
受け取り動いて、すべてを力に変えていく。
内なるイノチが躍動する。
令は命に、命は令に。
令なる命が我を通して発動する。
それは、
和して結びて、
令命(黎明)の夜明けなり。
令和時代を生きる私たちは、
令和を成し得る大和の民。
初春の令月、和らぎて、
良し佳し目出度き 天晴れや。
令和、弥栄!
追記
4月2日 朝起きたら、
「和して結びて 令成りて」
に下の句があることがわかりました。
それが、
「和して結びて 令成りて
 命なりなむ 神さびて」
です。
この「命」という言葉は、
いのち・みこと どちらで読んでもよいようです。
というわけで、上記の詞に上書きさせていただきました。
               感謝  はせくら拝

なお、はせくらみゆきさんの新刊本もまた5月1日に発売予定。

その本、そのものが令和のエネルギーに満ち溢れており、これまでにないほどパワフルな本になっています。

5月1日、2日の八ヶ岳イベントでも先行販売しておりますので、来場される方は是非とも手にとって感じてください。

なお、5月1日の来日記念の上映イベントですが、650席用意していたものは、3月ですべて完売してしまいました。

ただ、ご入金前のキャンセルがいくつかあって、現在20席ほどのみ追加でチケット販売をしているようです。

まだタイミングが間に合う方は、是非とも5月1日は八ヶ岳に。

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【5月1日】日の本開びゃく チケット