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令和の幕開け。

日の本開闢おめでとうございます。

久しぶりのブログ更新であり、令和にも入ったし、このままブログ終了でも良かったのですが、もうちょっとだけ令和の時代も天下泰平は続けますね。

変わらずどうぞ今後もよろしくお願いいたします。

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さて、5月1日、2日と「日の本開闢」という八ヶ岳大型イベントがあり、その準備やら何やらでGWは本当にバタバタでありました。

まずは無事にすべてが終わり、とにかくホッとしております。

もちろん反省点を挙げたらきりはありませんが、それでもこのタイミングに、このイベントをやりきれたことは、本当に意味あることだと思っていますし、自分自身もまた令和の時代の新たなステージのスタートにぴったりなミッションでありました。

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珍しく念入りに事前に何度も足を運んだイベント会場。

今回、事実上初の総合プロデュースということもあり、この2ヶ月間はほとんど休むことなく、イベントに関わることで動き続けていました。

このイベントで大事にしていたのは、最初から最後までが1つのアートであり、舞台であること。

セレモニーならセレモニー、上映会なら上映会、講演会なら講演会として、それぞれ単独のぶつ切りイベントではなく、すべて見た目や表現は違えども、繋がっている1つの流れであり、また本質的な部分は同じ世界観を共有していること。

そして、出演者もスタッフも来場者も含めて皆で共同創造する全体集会イベントであること。

だから、本番もイベント全体のスケジュールや、細かいプログラムの説明などは一切省き、会場に来た時点から、その世界観に入れるように意識してました。

ただ、前代未聞のイベントでもあり、予想通り、リハーサルもまったく予定通りにいかず、直前に全体のプログラムも決まるほどギリギリの展開でしたが、始まってみれば、その決まったプログラムさえも予定通りにできないほど、朝から晩まで即興の舞台であったと思います。

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それもそのはず。

世界的な映画監督でもあり、舞台監督としてもプロ中のプロである、フランスのコリーヌ・セローさんを招いてのイベントなので、彼女が加わった中で、一体どんな化学反応があるのか、恐ろしくもとても楽しみにしておりました。

本番前日、セロー監督にはリハーサル会場に来てもらい、事前にイベントの趣旨などは打ち合わせしました。

「これは上映会でもなく、誰かカリスマが立っての講演会でもなく、全体集会であること」
「映画の世界観をスクリーンと舞台と両方で表現したい」

そんなことを伝えましたが、セロー監督も、もともと同じような価値観を持っており

「すべての人がアーティストである」

と述べ、全体集会についてはとても前向きにイベントの趣旨を理解してくださりました。

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そして、本番スタート。

ご参加いただいた方はご存知のように、オープニングの幕開けは「美しき緑の星」のラップ動画から。

その流れのまま、いつものメンバーによるご神事セレモニー。

メイン神官を担当した礒正仁さんは、ご自身主催の合宿イベントを首都圏で開催している最中であり、この神事のためだけ、一時的に席を外して高速に飛び乗り、本番当日の朝に八ヶ岳入りしました。

本番開始3時間前に、セレモニーメンバーが揃っての打ち合わせ、リハーサル。

ほぼぶっつけ本番みたいなものです。

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自分が出るかどうかも流れ次第でしたが、今回は締めの「ひふみ祝詞」を奏上させて頂きました。

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そして、夢にまで見た「美しき緑の星」を700人の来場者の皆さんと一緒に日本で巨大スクリーンで上映。

「スクリーンで観ると、これまで見えていなかった部分が良く見えたり、多くの気づきがあった」

そんなご意見を多数いただきましたが、本当に緑の星の映画は、観るたびに気づきのポイントが異なり、また観る環境によっても、見える視点が変わってくる不思議な映画です。

ギリギリのタイムスケジュールの中、様々な業者の皆さまの力によって形になった日本語字幕を感慨深く眺めながら、最後までハプニングがないか2F上映ブースから見守り、無事に上映会は終了。

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そして、上映会が終わった直後にサプライズ登場でセローさんに一言登壇をお願いしていたら

「私は観客席にいたい。そこから登場します」

ということで、本当に参加者に混じって観客席に座って上映をずっと観ており、最後の最後に前に出てきてご挨拶をしてくださりました。

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さすがは舞台のプロ。

その場で感じたことを躊躇なくストレートに表現する方であり、主催や運営の意向云々はさておき、自由に舞台を創造していきます。

それが予想外のことばかりで面白くて、主催としては頭ではヒヤヒヤでもありながらも、彼女とのイベント創造にハートのワクワクがとまりませんでした。

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何はともあれ、前半は無事に終了。

後半はスクリーンも開けて、背景にある美しい中庭を見えるようにし、室内にいながらも少しでも緑の星の雰囲気となるように演出しました。

そして、ゲストである増川いづみ先生、はせくらみゆきさんをお招きし、まずは滝沢を含めた3人のトークショー。

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そこにセロー監督をメインゲストとしてお招き。

ところが、呼び出しても舞台袖にセロー監督はおらず、なんと再び観客席の方から登場。

「私は観客の皆さんと同じ目線で話し合いをしたい」

運営側が裏でパニックになりつつも、セローさんは自分のスタンスとして舞台には上がりたくないようで、お越しくださった方々と同じ位置で対話をしたいということでした。

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後ろの席の方には見えずらかった部分もあるかもしれませんが、そのスタンスはもっともであり、そこからバトンをセロー監督に託し、そこからは参加者の質問にセロー監督が1つひとつ答える感じで、自由に交流を楽しんでいただきました。

「本当は手を挙げた人全員と対話したかった」

700人もいれば、当然ながら時間内にすべての希望者と対話することは出来ませんでしたが、セロー監督は自分が何かを一方的に伝えるより、日本人の参加者の皆さんが何を知りたいかを聞きたいということで、とにかく時間の許す限り1人ひとりとの対話を丁寧に丁寧に続けていました。

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とはいえ、はせくらさんのリクエストもあって、途中に700人全員と生ミラ(美しき緑の星の主人公)による

「接続解除(切断)」

のパフォーマンス(笑)。

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女性を中心とした八ヶ岳に集う有志の合唱団アクエリアス48の歌、君が代輪唱、そしてはせくらさんによる令和の時代に降りてきたメッセージの唱和。

最後は故郷の唄を参加者全員で歌って二部も無事に終わり、令和の時代の全体集会は、とても思い出に残るものとなりました。

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それにしても、今回コリーヌ・セロー監督とは6日間もご一緒することになり、ともに過ごす時間が非常に長かったのですが、彼女のすべてのあり方、行動、スタンスから価値観に至るまで、想像を遥かに超えており、正直今だに意識変容の衝撃は治まらないほど強烈な影響を受けています。

23年も前に、あの映画を生み出しただけあって、只者ではないとは思っていましたが、只者どころか、とんでもない方であり、こんな次元で生きている人、人生36年間で初めてお逢いしました。

まず、人との対話が常に誰であろうとも同じスタンスであり、一切の偏見や価値観も持たず、100%愛情を持って接しています。

それが意図的に作った対応ならすぐにわかりますが、常に素の状態でそれであり、あれほど世に作品や名を残した偉大な方であるのに、驚くほど謙虚で優しく、飾らない姿にビックリしました。

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印象的だったのは、セロー監督を前にすると、思わず涙を流してしまう女性が多くいて、その度にセロー監督も感化され、一緒に涙を流していることでした。

自分が一緒にいて感じたことは、セロー監督はスピリチュアルな発言は基本的に一切しませんが、恐ろしいほど敏感でテレパシー能力も高く、相手の心を瞬時に読んだり、相手の心と瞬時に同調するのが、対話していても、また人と接している姿を側で見ていても、それが非常によくわかりました。

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まさにリアル“ミラ”。すべてお見通し。

この人には嘘は通じないし、心の奥底のさらに奥までも読まれる、分析される感覚があります。

でも、すべてを理解した上で、すべての人に100%愛で対応する。

そんな場面を何度も何度も目の当たりにして、ちょっと想像以上の衝撃を受けています。

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来日されて八ヶ岳入りした日、自分は彼女のスーツケースを運んでホテルでもアテンドしてましたが、少し階段を上る場面となると、彼女は自分から荷物を取り上げ、自分で運ぼうとします。

「いやいや、こちらでやりますから」

そう言わないと、自分のことは自分で全部やってしまうほど、今年72歳になるとは思えないほどパワフルな方。

前日リハーサル会場に入れば、自分のフォトペインティングのアートブースを皆で準備していることにも感動し、一緒になってすぐに設営の手伝いに入ったり、とにかくボーとしているのが嫌で、どんな雑用でもやることがあれば、何でもやるというスタンスが徹底されてました。

1分でも1秒でも、時間があって自分を生かせる場面があるなら何でもやる。

ただ人生を焦っているのではなく、彼女は純粋に今に生きている子供のようなエネルギー。

「休む」という概念も一般とは違っており、彼女にとって何もやることのない無意味な休息は最悪の時間であり、休む時は本当に肉体的に限界に感じた時だけで、自らの電池が切れる寸前まで100%全力で今を生き、逆に電池が切れたら、場所やタイミング構わず、その場で倒れるかのように寝てしまいます。

もちろん時差や長時間移動の疲れもあったでしょうが、それでも15分、30分仮眠をとったら復活し、そこからまた「今できること」を100%全開でスタートします。

何度もホテルの部屋まで送る機会もありましたが、散々一日中活動しても、ホテルに入った途端にパソコンを開き、そこから本業の脚本づくりや舞台の仕事の時間。

ちょっと信じられないほどタフであり、集中力が半端ではなく、とにかく「今」を常に生きている方です。

そのあり方、行動力、さらには発想力やユーモア。ありとあらゆる面で度肝を抜かれてしまい、まさに映画と同じ「接続解除」をリアルに受けた感じです。

もはや本当に地球人ではありません。

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うさと服をとても気に入っておられ、滞在中はうさと服をずっと着用されてました。

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また移動中、ちょうど桜が満開のお寺もあって、日本の桜にも大変感動されていました。

今後、フォトペインティングの作品に日本の桜が出てきたら嬉しいですね。

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八ヶ岳滞在最終日、ドームハウスで半日メディア取材でしたが、取材を終えていざ駅まで向かおうと準備していると、外が突然の雷雨。

周囲は晴れているのに、八ヶ岳南麓の一部、ドームハウス周辺エリアだけが雷やら大雨で龍神が大暴れしてました。

そして、あっという間に雨もおさまって、外に出ると、八ヶ岳、そしてこれから日本を去ろうとするセロー監督を祝して、空には虹の架け橋が。

「(この人、やっぱり普通じゃないなぁ・・・)」

この6日間、もう何十年分にも相当するほど、自分自身にとってはかけがえのないほど充実した時間でありました。

ワールドクラスの本物。これが自分のセロー監督の印象。

今だに、なんでこんな大物ゲストが本当に日本に、八ヶ岳に来たのだろう、、、と夢を見ているような気分ですが、平成から令和、大きな大きな見えないエネルギーのシフトを強く感じています。

日の本開闢へお越しになった皆様、関係スタッフの方々、そしてセロー監督、本当にありがとうございました。

この経験を令和の時代に生かしていきたいと思います。感謝。