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帰国早々、週末は八ヶ岳宇宙学校2019。

夏至を迎えた昨日の朝は、ゲスト講師に笛奏者の雲龍さんをお迎えして、雲龍さんのライフワークの1つ「息吹之笛ワーク」を開催。

雲龍さんは、物心ついた頃から穴があれば、口を当てて音を鳴らしていたという、天性の響きマスター。

そんな雲龍さんが、今人々に伝えて歩いているのが“息吹之笛(いぶきのふえ)”というもの。

これは雲龍さんが、今から7年前の5月に生み出したもの。

以下、その時の雲龍さんの息吹之笛についての説明です。

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この笛は、
ひとつ一つが、ここ増穂登り窯の高温の炎で焼きしめられて、この世に、新たに誕生した無垢の笛です。
それは、火の力により、清められた笛です。
この笛を手にして感じたことは、
宇宙の誕生から、
地球の誕生に、
全ての精霊とともにある姿。
太古の息吹を感じ、
おのれの内なる記憶を呼び起こし、
おのれ自身に向き合う笛です。
『息吹之笛 いぶきのふえ』
と、名前をつけさせて頂きました。
この笛は、
自らのこころを吹かせていただく笛として~。
それは、
太古からの息吹にふれ、
地球の大地にふれ、
火の力、
木の命をいただき、
沸き立つ蒸気に包まれ、
地球の声を感じはじめるのです。
自らの魂にふれ、
あるがままの大いなる氣を感じ、
静寂を繋ぎ、
清らかな玉となり光り輝き、
ここに、息吹之笛と成る。
人生五十年の年に、五歳の時に感じた、その響きの笛が誕生しました。
この笛は、響きを感じる笛です。
響きや音を競う笛ではありません。
手にされた、ひとり一人が、響きと向き合う笛です。
息を入れても、直ぐに音は出ないかもしれません。
手の中に持っているだけでも、安心するような、
吹きたくなった時に吹いてみる。
最初は、シュルシュル~っと微かな風のように響くだけかもしれません。
無理して音を出そうと考えることもありません。
響きと向き合うこころを感じ、楽しむ笛です。
いつかきっと響き始めることでしょう。
その響いた瞬間を楽しみに、穴に息を吹きかけてください。
とても清々しい、であいとなることでしょう。
私もそう信じて、この笛を創っています。
一音の響きを感じ、
この笛が大勢の手に届くように、
国を越え、言葉を超えて、大勢の方々と響かせることが出来たら
地球は一つに結ばれると、
今から夢を抱いています。
陶器でできているので、乾燥や湿気をあまり気にしなくても良いかもしれません。
一音の響きが重なり合った時、
うねり始めることでしょう。
鯨やイルカの声のように、
高い響きが感じられ、
超音波をも感じられるかもしれません。
今まで土笛で、有るようで無かった一音の響きの笛。
この笛で、音を出せるようになったら、
その時は自然石の笛、石笛も吹くことができ、音を響かせることもできるでしょう。
今度は、石とも向き合えるようになるかもしれませんね。
この地球で感じることのできる一音の響きを、皆様も感じてみてください。
この息吹之笛は、
音が出て終わりではなくて、
それからが始まりです。
この笛に出会った時からはじまり、
響きに向き合う気持ちを楽しんでみてください。
私も少しずつですが、創り続けたいと思っています。
新たな人生の始まりです。
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「神である主は土地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。そこで人は生きものとなった」( 創世記2:7)

聖書の創世記にも、神が人を造った時に息吹に関する記述があります。

それほど、息、呼吸には、この宇宙の源と繋がる何かがありそうです。

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今回のワークショップは、1人にひとつ、自分用の息吹乃笛を手にして、自分の息吹を感じて笛と一体化し、イマココに意識を向けて皆で響き合いをする素晴らしい夏至の時間となりました。

さらにまた会場のドームハウスと相性も抜群で。

雲龍さんのお話も、どれも興味深いものでとても面白かったです。

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その後は恒例の農作業で、先月の田植え後の稲の成長を確認し、また畑では元気に育った無農薬・無肥料の自然野菜達の収穫を堪能。

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今年はニンニクやタマネギが良くできました。ジャガイモの成長も順調で来月には収穫できそうです。