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いよいよ今晩からエジプトに向けて出発。

翌朝に到着する9月23日は秋分。

秋分は地球においては太陽の日の出も重要ですが、宇宙的に見ると

「秋分点」

を通過するタイミングが重要であり、今年2019年の秋分点通過時刻は

「16時50分(日本時間)」

となっております。

エジプトの現地カイロでは、23日午前9時50分。

ちょうど自分たちは、カイロ空港を降り立ち、そのままギザの三大ピラミッドをウロウロしている頃に秋分点を迎えそうです。

宇宙のタイムスケジュールにおいては、この秋分点の前と後では、また、まったく違ったステージへと移行しそうです。

特に令和日本の本番のスタートは、この秋分からとも言われています。

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そんなタイミングになぜ、ピラミッドか。

事の発端は、ピラミッドは年に二回、春分と秋分の日に、太陽の光の差し加減によって

「八角形となる」

という映像を見たからです。

四角錐だと思っていたピラミッドが、実は八角錐だったなんて。

“やつは(88)”という会社名にもあるように、とにかく「8」が好きなので、今回ピラミッドに訪れる理由としてはそれだけ・・・。

予め秋分に何か別の予定が入っていたら、特に今年は行くこともなかったことでしょう。

ただ、ピラミッド自体は、以前から気になっていた存在であるのは確かであり、特に日本全国や世界各地の聖地を巡っているうちにも

「いつかはピラミッドへ」

という憧れというよりも、あるステージをクリアするためのボス的なイメージがありました。

「封印を解く」

そんな心構えで世界中を巡礼する方も多くいらっしゃいますが、自分の場合はそんな意図もなく、思うがままに誘われた場所、なんとなく興味のある場所にフラッと立ち寄る程度にして聖地訪問は考えておりません。

ところが、いく先々において、意図せぬハプニングや神秘体験が起こることを考えると、自分の意図とは別に何か見えない手引きによって導かれている、スピリチュアル的には

「呼ばれている」

ということはあるのかもしれません。

そんなこんなで、今年になって、また令和になって突如として開かれたエジプト、ピラミッドへの道。

ただ、正確には自分にとってエジプトはあまり興味がある場所でもなく、三大ピラミッドと言えども、関心があるのは、ギザの大ピラミッドのみであり、今回のエジプト滞在も24時間もありません。

23日の朝にエジプトに着いて、翌朝未明には空港へ向かい、そのままイスラエルへ旅立ちます。

そこまでしてでも、何か惹きつけられる大ピラミッドとはどんなものなのか。

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そこで、少しでも予習をしようと思って、今回の

「大ピラミッドは実は八角形だった」

という情報源でもある映画「ピラミッド5000年の嘘」を観ました。

これまた製作国は、映画「美しき緑の星」と同じフランスで、2010年に公開されたもの。

日本では2012年2月に公開された映画でありました。

映画「ピラミッド5000年の嘘」は、37年間にも渡るピラミッドの調査と研究を6年間徹底検証した後、4年間かけて撮影した一大ドキュメンタリー。

世界四大文明の1つである古代エジプト文明の象徴的存在とも言えるギザの大ピラミッド。

大ピラミッドは、今から5000年近く前、紀元前2700年頃に建造され、クフ王の墓として世界中で知られていますし、記憶を遡る限り、確かに自分もまた子供の頃に歴史でそのように教わった感じがします。

何千人もの奴隷を使って、わずか20年という工期で完成。

そういえば、何かで奴隷が大勢で切り出した巨石を運ぶイラストを見た記憶があります。

ただ、この映画では、この大ピラミッドの世界中で当たり前の常識が当たり前ではなく、すべて“嘘”である可能性が高いことを、長年の調査と研究によって明らかにしていっています。

「大ピラミッドは紀元前2700年頃に出来たのではない」
「大ピラミッドは20年で建てられていない」
「大ピラミッドはクフ王の墓ではない」

あらゆる専門家の意見を聞き、現在伝えられている大ピラミッドの常識を覆していきます。

年代1つにおいても、地質学的に石から建造物の年代を割り出すことは不可能であり、20年という建造期間も残された記録は1つも無いようです。

200トン以上もあるブロック石を積み上げられた壁、完全なる左右対称の巨像や強固な石をのこぎりで切ったような跡、1/3ミリまで正確さに形が整えられた石など、世界トップクラスの工学博士や建築家が見ても、当時の技術はもってのほか、大ピラミッドは現代技術においても建造できる次元のものではないようです。

それでは、2700年前に造られた王の墓ではないのであれば、一体いつに誰がどうやって大ピラミッドを?

その疑問について、この映画では思いがけない方面からアプローチして推測をしていきます。

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意識をエジプトから離れ、もっと宇宙的な視点を持って地球を観察し、そして大ピラミッドを見ると、その配置が地球の中でも特殊な位置にあることに気づきます。

ギザの大ピラミッド、地上絵で有名なナスカ、そしてモアイで有名なイースター島は、すべて一直線で繋がります。

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それどころか、まるで赤道のように、その延長線上の幅100kmの円周上には数多くの遺跡が並んでいます。

一例だけでも

ペルーのナスカの地上絵
オリャンタイタンボ
マチュピチュ
サクサイワマン
アルジェリアのタッシリ・ナジェールの岩絵
エジプトのギザの大ピラミッド
ヨルダンのペトラ遺跡
パキスタンのモヘンジョ・ダロ遺跡
インドのカジュラホ
タイのスコータイ
カンボジアのアンコールワット
イースター島のモアイ像


他にも世界中の遺跡や聖地と呼ばれる場所は、たった100km圏内にグルっと地球を取り巻く直線ラインに密集しており、他にもこういった“レイライン”とも呼ばれる聖地を繋ぐ直線があって、その中心にギザの大ピラミッドは配置されているようです。

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そして、大ピラミッドとセットで登場するスフィンクス。

映画の中では、スフィンクスの目線の先の宇宙、スフィンクスが見ている星座に注目していました。

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結論から言えば、スフィンクスや大ピラミッドは、2万6000年周期を持つ、地球の歳差運動を示す時計のようになっているようです。

そして、具体的な内容にまでは言及しませんが、映画では、大ピラミッドは太古の昔に存在していた古代文明の人々が造ったものであり、現代人に対してのメッセージが込められているものだと伝えています。

そのメッセージは、ある種の

「警告」

であり、それは地球の歳差運動とともに起こる可能性の高い

「ポールシフト」

について注意する必要があるのではないかと伝えています。

人によっては、古代文明が存在していた頃の旧赤道ラインに大ピラミッドを含む、世界の遺跡が造られていると考える人もいます。

何れにしても、世界的に2万6000年周期の歳差運動の周期については、この21世紀に一周することが話題となり、それが2012年冬至であるとスピリチュアルな世界では数多く取り上げられていました。

とは言え、ご存知の通り、蓋を開けてみればポールシフトはもちろん、何も変わらない地球環境であり、7年経った今も文明社会は継続して地球人も増え続けています。

ただ、これは宇宙の時計や見えない世界の周期であり、地球や物質世界に反映されるのは、少し時間差があるという見方もあります。

ポールシフトが起こる、起こらないの可能性はわかりませんが、今このタイミングは宇宙的に大きな節目のタイミングであるのは間違いなさそうです。

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ちなみに映画「ピラミッド5000年の嘘」では、通称“ブレーン”と呼ばれる、謎の人物によるピラミッドの解き明かしが少しずつ入っています。

この人物、普通の学者などとは桁違いにピラミッドの秘密に精通しており、その中でも

「黄金数」

を用いて、ピラミッドの謎を紐解いています。

ピラミッドは、建物そのものの構造にも、配置にも、あらゆる面において黄金数の法則が無尽蔵に使われています。

ドームハウスもまた、黄金数によって出来ているので、その視点からも個人的にピラミッドは興味深いものであります。

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このブレーンと呼ばれる人物、どう考えても表の人間ではなく、裏の人間、フリーメイソンの関係者であるのは間違いなそうです。

そんな人物が関与した映画なので、やや終末論的な要素もある展開ですが、確かに今はポールシフトのことも無視できないタイミングであり、また大ピラミッドとの関係性も否定できないものではあると思います。

とは言え、ピラミッドの存在は1つの目的のためではなく、人々の意識の次元によって、多数の意味がありそうです。

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ピラミッドについて詳しく書かれている本などは多数ありますが、その中でも有名なのが、世界で初めて古代智識であるマカバ瞑想や神聖幾何学のことを現代社会にもたらした瞑想家ドランヴァロ・メルキゼデク博士の

「フラワーオブライフ(2巻)」

です。

ドランヴァロ博士は、マカバ瞑想などの深い意識状態に入っていくことで、様々な高次元の存在と繋がったり、インスピレーションを受け取って、ギザの大ピラミッドについても独自の視点で紐解いています。

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ギザの大ピラミッドは、アトランティス人であったトートによって造られたものであり、そこには地球と月の比率が使われいて、大ピラミッドはすべての意識レベルの大いなる地図とも伝えています。

そういった中で、大ピラミッドは「人類の意識を変容させるイニシエーション(通過儀礼)」のための施設であると。

ドランヴァロ博士曰く、現在の地球は3つの意識レベルのステージがあり、第一意識レベルは原初的なもので、第二レベルが現在の人類の意識。

そして、これから地球人が移行しようとしている第三意識レベルが「キリスト意識」とも呼べる次なるステージの意識レベルとなります。

この第二意識レベルから第三意識レベルに導くために、古代よりギザの大ピラミッドは、イニシエート(秘儀参入者)によって各部屋も利用されていたそうです。

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大ピラミッドには、いくつかの部屋が見つかっておりますが、有名なのは

「王の間」
「女王の間」
「地下の間(井戸)」

と呼ばれる3つの部屋です。

一般的に観光で入れるのは「王の間」だけであり、他の2つの部屋はピラミッドを貸切などにした時に考古学者立ち会いのもとで運が良いと入れるそうです。

ドランヴァロ博士のフラワーオブライフには、この3つの部屋の王や女王という名称はまったく男女とも関係のないもので、これは後からイスラム教徒によって命名されたもので、古代においては、それぞれの部屋はイニシエーションのために使われていたと書かれています。

最初にイニシエートが訪れるのは、地下の間。

ここで地球の中心と繋がり、黒い光の女性性エネルギーを体験する。

次に訪れるのが王の間。

ここで銀河の中心と繋がり、白い光の男性性エネルギーを体験する。

これによって全被造物の存在を体験します。

そして最後に訪れるのが女王の間。

ここで創造の体験を定着させるようです。

ここで古代のイニシエート達は、意識変容の儀式を終えて一般世界へと戻っていき、それぞれの日常で人々を導く任務を遂行していくようです。

ただ、これでイニシエーションが完結するのではなく、一度大ピラミッドを出たイニシエートは、再び大ピラミッドの王の間に最後のイニシエーションのために戻ってくるそうです。

それは人によっては同じ生涯ではなく、未来世で戻ってくることも。

そして、王の間の中心で執り行われる最後の5分ほどの儀式において、これまでのイニシエーションの意識を安定して保った証として、第三の眼にアンクが描かれてキリスト意識の完成となります。

第一意識レベルは、染色体が42+2に対して、現在の第二意識レベルは染色体が44+2。

そしてキリスト意識の第三意識レベルでは、染色体が染色体が46+2にまで変化するとも言われています。

地球の中心と銀河の中心を結び、女性性エネルギーと男性性エネルギーの統合、そして意識の変容のための特殊な施設である大ピラミッド。

これもまた大ピラミッドの1つの特徴であります。

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そんな多次元に存在する意味のある大ピラミッドを訪れる令和元年の秋分。

実は先月発売されたスピリチュアル雑誌「アネモネ8月号」では、偶然にも、モロに古代エジプト特集が組まれており、そこで令和日本となった今のタイミング、それも秋分の日にピラミッドを訪れることがいかに大事なことであるか書かれていました。

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「令和になって初めての秋分の日に、ピラミッドの本当の力が蘇り、地球のゴールデンゲートが拓かれる」

とのこと。

その封印を解くために、秋分の日に合わせて日本からスピリチュアルリーダーのグループが大ピラミッドに同じタイミングで訪れるようであり、我々グループは、ちょうど拓かれたばかりの大ピラミッドに入れ違いで入場することになります。

偶然とはいえ、なんとも幸運なタイミング。

リニューアルオープンした新生大ピラミッドに開店直後からお邪魔できます。

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プレアデスからアトランティスへ受け継がれ、その叡智が注ぎ込まれた大ピラミッドには、もともと頂点のキャップストーンに水晶があり、また地下にも逆三角形のピラミッドが存在していて、そこのトップにはダイヤモンドがあったとか。

そのエネルギーを再び復活することで、本来のピラミッドが復活するそうです。

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ちなみに、大ピラミッドの地下にも同じ石組みがあることは、日本を代表する聖者として知られる知花敏彦先生も仰っていたことのようです。

その意志を引き継ぐ、河合勝先生の著書によると以下のように大ピラミッドの説明が書いてあり、そこには驚くべきことに、ギザの大ピラミッドの石が、どこからやってきたかというと、なんと八ヶ岳から運ばれたと書いてあります。

これが無限の[光フリーエネルギー]発生の原理だ(河合勝)より
(中略)
地上にあるピラミッドの他に、ピラミッドの下に必ずマイナスのエネルギーがあることを忘れないように、地下にも石組みがしてあり、上の+と下のーの陰陽のバランスをとっています。
 
上と下の石組みの間に隙間が取ってあり、これがゼロ磁場で、光のエネルギーを発生させています。ですので物は腐りません。ゼロ磁場は±0の中性で、このポイントを中心線と言います。ゼロ磁場からは光を放射しています。光は原子です。ピラミッドパワーは陰陽のバランスから発生しています。

ギザのピラミッドの石は酸性とアルカリ性の石が交互に積んであります。

3基のピラミッドの石はどこから運んだのでしょうか。

カイロには山岳はあまりありません。

前述しましたが、日本の八ヶ岳は8つの山があり、その内4つの山は酸性の石、残りの4つの山はアルカリ性の石から形成されています。八ヶ岳の岩石のバイブレーションを上げると、個体が気化して気体となります。それを一挙にカイロに運んだのです。

そして岩石のバイブレーションをほどほどに下げると、無重力状態となり空気中に浮きます。グラハム・ハンコック氏の著書『神々の指紋』でもボリビアとメキシコでは大きな巨石が空を飛んだと記述されている事は、既に述べた通りです。空気中で浮いた石なら手で押せますから、酸性とアルカリ性を交互に積む事もできます 。

見えないものが原因ですから、見えないものの結果である物質をいくら分析しても原因はわかりません。

意識の高い人はバイブレーションが高く、無重力で歩いていますから靴底が減らないのです。知花氏は「私が乗るとガソリンが減らないのです」と言いました。

私達が意識と呼んでいるものがエネルギーそのものです。 フリーエネルギーは意識を高くすると使えます。見えない宇宙エネルギーを理解しないと、フリーエネルギーを実用化することはできません。意識改革の時代とは、エネルギー改革の時代だという意味です。

酸素と水素がペアとなり完全調和の状態は、±0の状態、中性となります。酸素+と水素 はバランスすると全体が中性となり、これが中性子となります。中心の±0、これを核融合点とかゼロ磁場と呼び、そこから光の2つの回転運動が始まり、光のエネルギーを発生させます。ゼロ磁場という概念を科学は知りません。(転載終了)

そういえば、つい先日に八ヶ岳にも登ってきたばかりで、エジプトに行くのも何か繋がりがあるのかもしれません。

思いつきで始まった秋分エジプトの旅ですが、直前になって不思議なシンクロが盛りだくさん。

そして、様々な幸運も重なって、秋分の日の夜に我々も大ピラミッドを貸し切って入場することに。

昼は一般観光、夜は貸切ピラミッドとなります。

果たして地下の部屋まで行けるのか、どんな旅となるか未知ですが、まずは安全に楽しんでこようと思います。